栗駒山、5月の雪上コース
- GPS
- 03:16
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 537m
- 下り
- 520m
コースタイム
- 山行
- 2:44
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 3:07
天候 | 快晴、春霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新湯沢沿いの冬コースは、今年はもう藪が出てきている。この日は2箇所それぞれ数mだけヤブ漕ぎ。頂上前10mは夏道。その他は全て雪上を行ける。アイゼンは持参したが、雪が柔らかく使わなかった。 |
写真
感想
良い天気が続いています。連休の間にもう1回行っておくかと、ちょこっと栗駒山に行くことにした。皆さんのレコを参考にすると、今年は栗駒も残雪が少ないが、新湯沢沿いの雪上ルートが、まだ通行可能のようだ。今日は雪にこだわって歩いてみることにする。
更地になったいこいの村といわかがみ平の間は4月24日に開通したが、表示は当分の間開通時間9:00−17:00となっている。今日は8:30ゲート通過で開いていた。いわかがみ平に着くと既に10台ほどの車が停まっていたので、もっと早くから開いているようだ。駐車場は元々積雪が多くないし、除雪されて全て使うことができる状態になっている。すっかり姿を現したレストハウスまで行く。左の斜面に赤テープが見えるが、中央コースに向かうようだ。レストハウスのすぐ右から新湯沢方面に入る。古いトレースやスキーの跡があるので、それに従って、レストハウス裏から広い斜面を登り、新湯沢に近づいていく。右に谷を見ながら狭い雪堤の上を通過する場所もある。広い雪渓に出るが、また沢に近づいていく。沢を塞ぐような大きな雪堤があるが、その先で、沢に滝が出ている所がある。そこは右側から通過する。その先に東栗駒への夏道が分かれる。ここで、沢沿いに雪の上を登っていくが、段々狭くなり藪に突入、でもすぐ先の沢沿いに雪が見えるのでほんの数m。笹と潅木の濃い藪なので、これが長いときつくなると思う。この先、右に急な谷を見ながら狭い雪堤上を行くが、もうギリギリの感じ。行き詰って、一箇所急な下りで雪の谷底に出る。そこを過ぎると広い雪面に出て、山頂が望める斜面を右斜め上に登って行く。徐々に雪は狭くなっていくが、もう1回数mの藪。こちらは笹が主で大したことはない。草原上の狭い残雪の雪道を経て、雪のない草原を少し歩く。その先で栗駒山頂まで続く大雪原に出る。ここからは雪上をひたすら登ることになる。栗駒の山容にしては結構急な登りである。山頂に近づくと最後の10mほどは夏道の階段で、山頂に着く。
栗駒山頂の雪は全くない。山頂に着くと、硫化水素の臭いがする。須川温泉の方からだろうが、最近、蔵王や吾妻での噴火の危険や規制を考えると気になるところである。考えてみると、東北の山は火山が多いのだなと思う。今日は快晴なのだが、霞が架かったように遠望は効かない。山頂からは焼石岳が先ず目に付く。少し稜線上を西に向かってみると、虎毛山から神室山までがきれいに見える。鳥海山はぼんやり見えたが、写真では写っていないかもしれない。もう少し先の須川方面が見える所まで行ってみる。須川温泉の赤い屋根や駐車場、昭和湖のトイレの緑の屋根が見える。昭和湖はまだ、雪に埋まっているのかな。須川コースの雪の上を登って来る人の姿も見える。山頂に戻って帰路に向かう。雪の上を同じルートで下ることにする。雪の下りはさすが速く1時間掛からず、いわかがみ平に到着した。レストハウスは開いて、自動販売機は動いているようだった。傍に仮設トイレもある。今日のルートでは、雪上を行くのは95%くらいだったが、今年は新湯沢コースはせいぜい連休中くらいかな、それ以降は夏道沿いの方がよいと思う。また、冬道はこの時点でギリギリの状況なので、年によって積雪量や融雪状況が違うので注意。
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