記録ID: 6262430
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ハイキング
中国山地西部
阿弥陀山 黒谷峠から黒谷へ
2023年12月09日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:50
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 554m
- 下り
- 702m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
阿弥陀山へは、林道までは植林地の中の急登、林道からはクヌギ林の中の急登。阿弥陀山から黒谷峠へも明瞭。電波塔からは中電の鉄塔巡視路。黒谷峠から黒谷集落への谷沿いの道は、ほぼ消滅している。黒谷集落から菅沢の石ヶ谷入口までの黒谷川左岸の道は残っているが、崖では悪くなっている個所が複数ある。 |
その他周辺情報 | 石ヶ谷峡入口に郷土料理もみじ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
ロープ
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感想
水内川支流黒谷川の探索を兼ねて、大森神社から阿弥陀山へ登り、黒谷峠から黒谷(くろだに)集落へ降りた。この道は、「ふるさとの山歩き 広島県と周辺の山々」(1992年)に阿弥陀山からの下山路として紹介されているが、現在は道はほぼ失われている。阿弥陀山の北麓、黒谷川の谷奥にある菅沢村・黒谷の集落は、その昔は大森からも菅沢からも遠く孤立した村だったろう(芸藩通志*)。周囲の棚田跡はすでに草や杉におおわれ、家は数件残っているが、廃屋も増え、今は住む人はいないようだ。黒谷川左岸沿いの道も、昔は菅沢と黒谷を結ぶ生活路だったに違いない**が、荒廃が進んでおり、今はかろうじて辿れる状態である。谷沿いには巧みに道が作られていたが、崩落で細くなり危ない個所もある。中流部で谷が狭まると、岸が立って道は川岸高くを巻くようになる。下に滝が見えたので、谷に降りてみた。一カ所、高いゴルジュとなって、黒々とした岩を割って8mほどの立派な滝が落ちていた。これが、広島山稜会の会報「峠」(昭和37年)で紹介された黒谷のイヨキリ滝15mだろうと思われた。ゴルジュの下流では、道は谷から離れて植林帯を下っていくが、菅沢の浄水場からは舗装路となって石ヶ谷峡入口に降りた。
*https://livedoor.blogimg.jp/tombosou/imgs/3/d/3d9509b7.jpg
**https://purl.stanford.edu/tc849qk5117
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