奥秩父縦走(昨年の続き)
- GPS
- 39:40
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,924m
- 下り
- 2,118m
コースタイム
5/2 06:00雁坂嶺-破風山-木賊山-甲武信小屋-甲武信岳-甲武信小屋-(徳ちゃん新道)-西沢渓谷入口
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・新地平に登山ポストは、無かったと思います。よく探しませんでした。 ・コース全般で危険な個所はありません。が、アイゼンは必要です。 ・新地平から登山道へ入る道は、一部、私道を通るようで、標識が無いところもあるので、よく地図を確かめながら行ったほうがよいでしょう。 ・雁峠までは雪は全くありませんでした。標高2000mあたりから雪がでてきましたが、雁坂嶺までは、アイゼンなしでいけました。そこから先はアイゼン着用しました。 ・甲武信岳あたりの積雪量は、この季節とは思えないくらいで、もっとも深いところでは、1mほどあったと思われます。 ・甲武信岳からの下りは、長いですね。この下りで筋肉痛です。 |
写真
感想
・昨年のGWに奥多摩駅から雁峠まで縦走した「続き」です。続きなので当然、雁峠からスタートになります。最終的に目指すのは、金峰山を越えて、瑞牆山荘までです。2泊3日で突破する計画でした。
・想定外のことがいろいろあった山行でした。まず、出発早々デジカメが故障しました。最近調子が悪かったのですが、ついに完全にいかれました。ショック大です。今回の山行は、天候に恵まれ、景色の良いところがたくさんあったのでとても残念です。
・雁峠は、いいところですね。峠のちょっと手前に水場があります。水場というとほとんどの場合、谷間のあまり日の当らないところにあるものですが、ここは、開けたところにあり印象的です。但し、まったく管理されていない状態なので、水を汲むとゴミが入っちゃいます。濾すものを持っていくと良いでしょう。
・標高2000mあたりから雪が現れてきましたが、まだアイゼンを使うほどではありません。
・コース全域で開けた個所からは、広瀬湖、富士山、南アルプスが見渡せます。
・1泊目は、雁坂小屋ではなく、雁坂嶺の山頂にしました。少しでも前にいっておきたかったからです。山頂は雪だらけ。唯一、テーブル(ベンチ?)の上だけが無積雪だったので、ちょっと変だけど、その上にテントをはりました。
・寝袋は3シーズンもので、こんな積雪を想定していなかったので、とても寒い一夜となりました。氷点下5度くらいだったようです。朝、水筒の水が凍りかけてました。
・夜、テントから頭を出してみると星空が。でも星座が分かる程度。流れ星を5,6個見てひと眠りすると、明るい月が東側に見えてきました。歩けそうなくらい明るい。見える星もずいぶん減っちゃいました。
・2日目の朝は、4:30ごろ起きたのですが、その後の支度に時間がかかってしまい、出発は6:00に。1日目は使わなかったアイゼンを着用し出発しました。
・2日目も快晴で快調です。でも雪が想定以上の量で、この先の計画を考え始めました。昨夜の寒さをまた過ごすかと思うと、厳しいものがあります。3月に丹沢でやってしまった深夜下山も思い出され、この後のペースが落ちることも懸念されます。甲武信岳まで行って、下山することにしました。
・デジカメがわりにケイタイで写真を撮っていたのですが、電池のレベルが早くも1に。これではまずいので、写真はすっかり諦めました。
・甲武信小屋に到着したのは10:00ごろでしょうか。いつもデジカメの記録で時間を確かめる癖がついていたので、正確な時刻がわかりません。
・小屋の前にあるベンチで軽くおやつタイムをとり、甲武信岳山頂へ。約20分ほどの登りです。
・山頂は、視界が開け、とても眺めがよいのに写真がとれません。くやしい。
・甲武信岳からの下山路は、長いですね。登ってくる人たちはみなさんくたくたになってました。中にはアイゼンを付けていない人も見かけました。なんとかならないわけではないでしょうが、かなり辛いと思います。
・西沢渓谷のバス停についたのは14:30ごろ。バスは出たばかりでした。身支度を解き、トイレにいき、ヨモギもちを買っていたら、次のバス、山梨市駅行きの15:10発が来たので、乗って帰りました。
・縦走計画は、完結せず。次回、またGWになると思いますが、あの、きつい甲武信岳への登りから再スタートです。今回の山行の反省点を生かし、挑戦したいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する