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記録ID: 628047
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ハイキング
赤城・榛名・荒船

表妙義・石門(中間道)〜金洞山尾根コース

2015年05月03日(日) [日帰り]
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ダン之助 その他1人
GPS
--:--
距離
4.4km
登り
548m
下り
547m

コースタイム

10:20中之嶽神社駐車場-10:30石門入口-11:00第四石門-11:10大砲岩分岐-11:20東岳分岐-(中間道)-12:30堀切分岐-12:50堀切-13:10女坂分岐-13:30鷹戻し下のハシゴ-14:00鷹戻し通過-14:30東岳-15:30中之岳-16:00中之嶽神社
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
5:00自宅出発ー東名東京出口ー環状八号―関越道練馬ー上信越道松井田妙義出口ー中之岳駐車場10:00到着(鶴ヶ島〜富岡まで渋滞のため)
コース状況/
危険箇所等
石門巡りコースまでは、鎖場があるものの比較的安全なハイキングコースです。
中間道もハイキングコースですが、足元注意・落石注意です。
縦走コースは危険個所というよりも、安全箇所の方が少なくて気が抜けません。
その他周辺情報 【駐車場】中之岳駐車場は第一〜第四まであり、100台くらい駐車出来るようです。少し妙義神社方向寄りの「さくらの里」駐車場のみ満車でした。

【登山ポスト】
第1駐車場にあります。今回は群馬県警に電子申請しました。
http://www.shinsei.elg-front.jp/gunma/navi/procInfo.do?fromAction=10&govCode=10000&keyWord=1000142&procCode=11700

【トイレ】
中之岳駐車場・石門巡り登山口入口前の妙義公園管理事務所・道の駅妙義駐車場内のみです。登山道にはトイレはありませんから、携帯トイレ必携です。

【下山後の温泉】
妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」
営業時間:10:00〜20:00 定休日:毎週月曜日(祝祭日の場合は翌日)
料金(3時間まで):大人510円・子供300円
松井田妙義ICから中之岳駐車場に向かうと、異彩を放つ妙義山が見えてきます。
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松井田妙義ICから中之岳駐車場に向かうと、異彩を放つ妙義山が見えてきます。
中之岳駐車場到着、あの稜線を縦走します。
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中之岳駐車場到着、あの稜線を縦走します。
八重桜が綺麗です。ハーネスやギアを装着し、ザックの中身を最小限にします。
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八重桜が綺麗です。ハーネスやギアを装着し、ザックの中身を最小限にします。
石門巡り登山道から入山します。
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石門巡り登山道から入山します。
まずは「かにのこてしらべ」です。迂回路はありますが、ここが登れない人はお帰り下さい(笑)
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まずは「かにのこてしらべ」です。迂回路はありますが、ここが登れない人はお帰り下さい(笑)
第一石門に向かいます。
第一石門に向かいます。
見上げる第一石門。
見上げる第一石門。
鎖場の昇り降りが続きますが、まだまだハイキングレベル。
鎖場の昇り降りが続きますが、まだまだハイキングレベル。
第四石門から中間道へ。
第四石門から中間道へ。
少しづつ斜度が増してきます。ザレ場が歩き辛いです。
少しづつ斜度が増してきます。ザレ場が歩き辛いです。
中間道は良く整備されていますので、手摺もあります。雰囲気は「下の廊下」かな?
中間道は良く整備されていますので、手摺もあります。雰囲気は「下の廊下」かな?
頭上注意。
東屋があります・・・!?ってことは堀切(ほっきり)の分岐を見落とした?ここで引き換えし、約30分のロス。
東屋があります・・・!?ってことは堀切(ほっきり)の分岐を見落とした?ここで引き換えし、約30分のロス。
堀切への分岐です。こっちが正解。
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堀切への分岐です。こっちが正解。
木の根を掴み岩をよじ登って、ペイントを頼りに堀切に向かいます。
木の根を掴み岩をよじ登って、ペイントを頼りに堀切に向かいます。
堀切着。前回撤退し、下りてきた痛恨の分岐です。
堀切着。前回撤退し、下りてきた痛恨の分岐です。
鷹戻しの頭が見えてきました。
鷹戻しの頭が見えてきました。
「鷹返し」?
「鷹戻し」?どっちが正解ですか?
「鷹戻し」?どっちが正解ですか?
ヘリが飛んできました。事故か?捜索か?
ヘリが飛んできました。事故か?捜索か?
「お椀型トラバース」です。前回はここが凍結していて、通過に体力を消耗しました。
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「お椀型トラバース」です。前回はここが凍結していて、通過に体力を消耗しました。
「女坂」分岐を通過。
「女坂」分岐を通過。
風が気持ち良い。
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風が気持ち良い。
そして眼下には絶景。
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そして眼下には絶景。
相馬岳を主とする白雲山、昨秋の縦走路。
相馬岳を主とする白雲山、昨秋の縦走路。
鎖を両手でしっかり持てば安全ですが、腕力が消耗しますので、頃合いが肝心ですかね。
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鎖を両手でしっかり持てば安全ですが、腕力が消耗しますので、頃合いが肝心ですかね。
痩せた尾根は幅50センチ位ですか。もちろん両側とも切れ落ちています。南側直下には中間道が通っていますので、落石させないように。
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痩せた尾根は幅50センチ位ですか。もちろん両側とも切れ落ちています。南側直下には中間道が通っていますので、落石させないように。
岩の隙間には可憐な花。名前は…聞かないで。
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岩の隙間には可憐な花。名前は…聞かないで。
鷹戻しの梯子前にセルフビレイのギアを準備。
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鷹戻しの梯子前にセルフビレイのギアを準備。
ひたすら続く鎖場。ホールドは良好です。岩からは優しい波動が感じられます。
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ひたすら続く鎖場。ホールドは良好です。岩からは優しい波動が感じられます。
鷹戻しの梯子に取り付きます。
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鷹戻しの梯子に取り付きます。
鷹戻しの鎖を登ります。
鷹戻しの鎖を登ります。
ひたすら登ります。
ひたすら登ります。
間もなく縦の鎖の頂点。
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間もなく縦の鎖の頂点。
上から見る鷹戻しの鎖場。
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上から見る鷹戻しの鎖場。
高度感はありますが、ホールドが良いのが○
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高度感はありますが、ホールドが良いのが○
頂点からは横の鎖でトラバースし、鷹戻しの頭に出ます。
頂点からは横の鎖でトラバースし、鷹戻しの頭に出ます。
振り返る鷹戻しの鎖場。下りの方が難易度が高いです。
振り返る鷹戻しの鎖場。下りの方が難易度が高いです。
鷹戻し頭からの景色。
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鷹戻し頭からの景色。
浅間山が…見えているけど写真には撮れません。
浅間山が…見えているけど写真には撮れません。
東岳に向かうには、鎖場を降りなければなりません。
東岳に向かうには、鎖場を降りなければなりません。
クライムダウンは難しいです。
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クライムダウンは難しいです。
というわけで、途中からアンカーを使って懸垂下降する事にしました。
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というわけで、途中からアンカーを使って懸垂下降する事にしました。
楽々の懸垂下降。でも懸垂下降時は事故が多く、死亡率も高いので注意。
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楽々の懸垂下降。でも懸垂下降時は事故が多く、死亡率も高いので注意。
駐車場が見えてきました。
駐車場が見えてきました。
ヘリがホバリング中?
ヘリがホバリング中?
第四石門あたりの上空で、救助活動中。
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第四石門あたりの上空で、救助活動中。
下から見上げる妙義山と、上から見る妙義は印象が違います。
下から見上げる妙義山と、上から見る妙義は印象が違います。
休憩中もセルフビレイは忘れずに。
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休憩中もセルフビレイは忘れずに。
中之岳に向かい、下山します。
中之岳に向かい、下山します。
写真を撮る側も撮られる側も、命がけの縦走路。
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写真を撮る側も撮られる側も、命がけの縦走路。
鎖場を下り…
痩せ尾根を渡り…いやナイフリッジですね。
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痩せ尾根を渡り…いやナイフリッジですね。
また岩を登り返し…
また岩を登り返し…
中之岳山頂。
さらば表妙義縦走路。
次は分割しないで、一括で縦走しに来ますね。
さらば表妙義縦走路。
次は分割しないで、一括で縦走しに来ますね。
最後の2段鎖。
妙義の岩の波動を全身で受けてみる。
妙義の岩の波動を全身で受けてみる。
下山路、指差し確認。
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下山路、指差し確認。
注意書き、指差し確認。
にもかかわらず、軽装での入山者多し。
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注意書き、指差し確認。
にもかかわらず、軽装での入山者多し。
おお!ジオンの新型か!
おお!ジオンの新型か!
コックピット入口。
コックピット入口。
しかも武装してるし。
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しかも武装してるし。
じゃあね、表妙義と守り神?
じゃあね、表妙義と守り神?

装備

個人装備
雨具
1
120cmスリング
1
60cmスリング
1
カラビナ
2
安全環付カラビナ
2
ヘルメット
1
アルパインハーネス
1
確保器(エイト環)
1
行動食
1
500ml飲料水
1
タオル
1
バンダナ
2
共同装備
ファーストエイドキット
1
8mm補助ロープ20m
1
500ml飲料水
2
非常食
1
携帯トイレ(ガベッジバッグ共)
1

感想

昨秋リタイヤした表妙義への再挑戦第1回目です。
今回は中之嶽神社前から石門巡りコースを通って、前回のリタイヤ地点「鷹戻しの下」へ行き、縦走の続きをしました。

まず表妙義のおさらい。
^貳冥珍路としては屈指の難路である。
▲悒襯瓮奪斑緲竸箴山域である。
5い鯣瓦韻訃貊蠅ほぼ無く、鎖場と痩せ尾根の連続である。
い△訥度の登攀技術が必要である。

今回縦走出来た要因。
ゝ挈椶十分であった。
必要最小限の装備を持っていた。
E係が安定していて、風も無かった。
づ仍骸圓少なかったので、懸垂下降を併用して体力の温存が出来た。
ゴ筌肇譴砲茲辰禿俘亀蚕僂上がっていた。

とにかく楽しい縦走でした。
次回はちゃんと妙義神社から中之嶽神社への縦走をし、逆ルートも行ってみたいです。

ちなみに…
・石門巡りでの中高年ハイカーのサポート 1回
・縦走路での注意喚起(軽装者に対して) 2組
・ヒヤリハット(クライムダウン中) 2回

鎖場は、体力さえあれば誰でも登れます。
このレコを見て、安易に計画をすると怖い思いをするのではないかと危惧しています。鎖場の下降は別物ですので、登ったは良いけど降りられないって事になりかねませんし、事故のほとんどは下降中との事。
また、ここでの事故は死亡率が高いって事をお忘れなく。

では「脱・丹沢レベル」が目標のダン之助でした。

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コメント

お疲れ様でした
dan_no_sukeさん、お疲れ様でした

お写真を拝見する限り、奥様共々余裕の笑み
とお見受けいたしました

自分は、、、とてもじゃないですがビビリなので遠慮させていただきます
2015/5/4 14:36
Re: お疲れ様でした
timothyさん、コメントありがとうございます。

まあ、この日のために岩トレしましたからね。ただクライミングと違うのは、下が切れ落ちている事とクライムダウンがある事ですね。
なにせフリークライミングは、懸垂下降以外で降りませんから(笑)

では、ダン之助でした。
2015/5/4 20:26
妙義楽しまれましたね
ダン之助さん、お疲れ様でした。
鷹戻しを楽しまれたようで何よりでした。
ダン之助さんの計画を見落とし、昨日は尾瀬に行ってしまいました。

写真のコメントや携帯トイレのことなど、なかなかのご配慮と感心させていただきました。
ヘリは黄緑っぽいので、群馬県の防災ヘリ「はるな」だと思います。
今朝の地元の新聞(上毛新聞)には掲載されていませんでした。妙義では時々見かける光景ですね。

写真28はミョウギコザクラ(ミョウギイワザクラとも)ですね。妙義山周辺に見られ、コイワザクラの変種のようです。葉も小さく可愛いですよね。

ダン之助さん、妙義大好き人間の仲間入り、大歓迎です
2015/5/4 22:28
Re: 妙義楽しまれましたね
ozesai さん、こんばんは。

ええ、天候と運に助けられて存分に楽しめました。
初めての表妙義はペース配分に失敗したのも敗因ですが、一番はクライムダウンの技術が不足していました。

この表妙義の縦走路は気が抜けませんが、ある適度の緊張が続くと「脳内なんとか?」って物質が出るみたいで、何だか緩い快感を感じます。

もし妙義山が窓から見える環境に居たら、私も「妙義に呼ばれました」なんて言いそうです(笑)

妙義山が大好きになったダン之助でした。
2015/5/5 0:00
プロフィール画像
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