【青春18きっぷ'23-'24冬´◆朧美線沿線・知和駅から矢筈山往復
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- GPS
- 02:51
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 677m
- 下り
- 627m
コースタイム
天候 | 晴れ時々雪 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉649━659富山724━824金沢829━1003福井1011━1103敦賀1123━1433姫路1453━1527播磨大宮1530━1600佐用1603━1705津山647━721知和 <かえり> 知和1209━1243智頭1323(スーパーはくと8)1424姫路1427━1741敦賀1751━1850福井1911━2036金沢2040━2126小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般向けに整備されているハズだけど、雪がうっすら積もってて、歩きづらかった。 |
その他周辺情報 | 帰りの単行の待ち時間が1時間以上あったので、美作河井駅方面までジョギングで往復し、8 km走った(苦笑)。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
シェラフ
携帯トイレ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ストック
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感想
北陸新幹線敦賀開業で今までのような『青春18きっぷ』(以下、『18きっぷ』)の使い方が出来なくなる前に…と、因美線沿線の矢筈山に行ってきた。私にとって、姫新線と因美線の乗車も初めてなら、岡山県での宿泊も初めて、岡山県の山に登るのも初めて…と、初めてづくしの山旅となった。なかには「何で、矢筈山?」と訝る向きもあるかもしれないけど、今回の山旅は来秋に計画してる山行の下見も兼ねてる(苦笑)。知和駅から登山口の千磐神社(千磐が訛って、知和なのか?)から矢筈山に登って、美作河合駅に降りる『L字型山行』を企画した。こんなに『18きっぷ』向けの山は、そうそう無い(苦笑)。
前日のうちに、普通列車乗り継ぎで津山駅まで移動(『18きっぷ』を買いに富山駅に行く…という不自然な動きをしてるが…苦笑)し、駅前のホテルに宿泊。寒気が流れ込み、積雪のおそれがあり、万一の場合は姫新線を太市駅まで戻って、とんがり山に行くつもりだった(苦笑)。津山に着いた夕方は雪とは無縁そうな天候だった、が…。
当日の朝の津山は雪が舞い、クルマのフロントガラスなどにはうっすらと積雪してた…。これくらいなら大丈夫だろうと考え、矢筈山登山を決行し、因美線の単行に乗車。7:20に登山口の千磐神社最寄りの知和駅に到着。京都府の和知駅なら知ってたけど、この知和駅は今回の山旅を企画して初めて知った。和知駅は開業当初からの木造駅舎が残るノスタルジックな駅だけど、ドアがすべて開放されてて吹きさらしになってるため、温かみのある外観に反して極寒だ! この駅舎のなかでトレッキングシューズに履き替え、7:33に知和駅を出発。しばらくは県道を歩いて千磐神社を目指す。跨線橋の上からこれから目指す矢筈山方面がよくみえる。約1 kmほどの歩きで千磐神社に着き、神社の横から矢筈山への登山道に入る。最初のうちは人工林で雪も無かったけど、人工林から自然林に変わり、登山道が落ち葉で覆われるようになると、その落ち葉の上にうっすらと雪が積もってる…(汗)。山ヤさんだけでなく、城マニアなどの一般のかたの歩行も想定してるためか、急坂は階段状に整備されているけど、うっすらと雪が積もるとかえって滑り易い…。お城の遺構ってことで、山の稜線にしては不自然な広場があったり…と、らしさを垣間見せることろも多かった。地元の保存会が標識を設置してるけど、雪で読めないモノやもともと字が消えかけで読めないものがあり、ちょっと残念だった。天気は晴れ間はあるけど、雪も舞う不安定な天気。事前に恐れてたほどの風もそんなになかった。ただし、(アタリマエだけど)登るにつれ雪が少しずつ増えてる。とはいえ、ミリメートル単位からセンチメートル単位に変わった程度だけど…。しかし、うっすら積もった雪はそれはそれで厄介なモノ。滑るので足の踏ん張りが効かず、思いのほか時間がかかる。下山に使う予定の河合ルートは急坂なので、予定を変更して来た道を戻るとことを考え始めた。河合ルートとの合流点からひと上りで、矢筈山頂上に9:08に到着。雪が舞うなかここに来ようという頓狂な人間は私しか居ないようで、誰も居なかった。頂上からは那岐山や桜尾山、大ヶ山などがみえた。頂上でエースコックのもちもちラーメン喰って、9:33に頂上を出発。
帰りは雪対策のため持って来てたストックを久しぶりに使用(無雪期はストックを使わない主義)した。今回、アイゼンは『小さな時刻表』と引き換えに置いて来たので、無い(苦笑)。勿論、美作河合駅には下らず、来た道を戻る。幸運なことに、千磐神社からのコースは陽が当たる場所が多く、途中からはかなり雪が消えて歩きやすくなってた。北面に当たる美作河合駅へのコースでは、そうはいかないだろう。自然林から植林帯に変わると雪が完全になくなり、いつしか千磐神社がみえてきて、10:41に下山完了。あとは知和駅まで車道を戻るだけ。10:55に知和駅に到着。
予想以上に雪があって苦労したけど、事前の備えと適切な判断が功を奏し、尻餅つくことなく無事に下りて来られた。
帰りは和知駅から県境越えて智頭駅に出て、姫路駅までスーパーいなば8号を使ってワープした。最初からそのつもりだったから、何としてもズボンは汚したくなかったんだよ!
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