開聞岳
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- GPS
- 03:38
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 905m
- 下り
- 897m
コースタイム
- 山行
- 2:59
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 3:33
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨は当日の朝まで続き, コースも湿りっぱなし. |
その他周辺情報 | 近くにレジャーセンターかいもんで温泉に入れるらしい. |
写真
感想
前日, クルマのルーフを打つ激しい雨の音にひとりダメダメとつぶやく. 今朝, また激しい雨の音で目が覚め, モーッとうなり再び眠りに戻る.
しかしガラケイは今日こそ晴れマーク. いや快方に向かうことを示す.
海岸から見上げるお山は白い雲をまとっているものの, ちょっと頂上をのぞかせて期待をかきたてる. 待ってろ百名山っ.
勢いにのって麓のふれあい公園に到着.
さすが連休. オートバイもクルマも遠方のナンバーが目立つ.
もはや快晴となって続々と登山者が発っていく.
遅れてはならじ. と, ここで朝食のワッフルなどかじってコーヒーで流し込む.
ここ肝心です.
ワスレモノワスレモノとじゅもんを唱えながらトイレで用をたして出発.
"登山道→"の看板に従って公園の中を進む. でもなんか変. コンクリの道から逸れて
唐突に芝生のキャンプサイトを横切り, ミニ陸橋を渡る. 下はゴーカートのサーキットコース. なにこれ. またコンクリの道になったのでひょっとして山頂まで舗装道路かと
疑う. が, 大間違い. 登山口はびっくりするほどキタナ, いや登山道らしくどんなケダモノが出て来てもよく似合うようになっている. これホントに登山道か. 後から来た人に先に行ってもらい, 正しいかどうか確かめる. と思ったが, 先方も同じ考えらしく, 仕方なしに先に進む.
さて, 地図によれば, ここから先はもう途を間違えようがない.
渦巻き状に頂上を目指す一本だ.
標高の低い山なので麓から山頂まで樹林に覆われ, 陽射しはほぼ遮られている.
頭がボウッとして帽子のあごひもから汗が滴る.
帽子が不要. と思い至る.
今からこんなに暑いんでは夏は地獄であるに違いない.
形が富士山に似ているから頂上はすり鉢状にくぼんでいるはずだ.
富士のお鉢は目が眩むほどスケールの大きなものだった.
ここのお鉢はちっちゃいだろうか.
見るのが楽しみ.
それにしても石の感じが富士山のものとは違う.
富士山の岩は黒っぽく, 穴がいっぱいあって砂もザラザラしていた.
ここのふもと近くにも多孔質の丸っこいのがごろごろしているけど,
中腹から上のほうは花崗岩かな, もっと緻密で鋭い形の岩が多い気がする.
それにしてもだんだん歩きづらくなってくる.
岩場が増えて手を使うのにステッキが邪魔になってくる.
ロープに階段, はしご. 濡れていて滑るし怖い.
お年寄りと子供にはきついんじゃないか.
と思っていたら山頂着.
これはこれは.
お鉢, 無さそう.
これって火山じゃないの.
遠くに桜島, 昨日行った佐多岬, 屋久島.
イギリス人の若者が"イオージマ, ミエマスカ?"と訊いている.
ヤマガールさんが自撮り棒を振り回している.
いいカメラのお兄さんたちも撮影に夢中.
おいらはいちばん高くそびえる岩に腰かける.
魔法瓶のつめたいお茶で一休み.
油断すると穴に落ちそうなので慎重に下る.
後続の人たちと多くすれ違う.
背負子に子供をのせた人までいる.
大丈夫だろうか. ちびらないかな.
麓の登山口を出てコンクリの道をぽくぽく歩く.
セミの鳴き声がうるさいほどだ.
ゴーカートのサーキットを超え, 駐車場着.
スーパーで"しろくま"を買って食べる(写真).
思ってたより厳しい山だった.
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