涸沢から北穂高岳 (大快晴のテント泊山行)


- GPS
- 33:51
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,851m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 5:44
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 10:46
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
異口同音だったのは、この時期にしては雪が少ないとの意見 午前の遅い時間から雪が悪くなり、却って危ない |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
調味料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
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感想
二日とも素晴らしい天候に恵まれた。絶景に囲まれた涸沢、槍ヶ岳を始めとする北アの峰を一望にできる北穂高岳、穂高連峰の良さを改めて実感。
前夜発のさわやか信州号で上高地バスターミナルには定刻よりも少し早く到着した。涸沢がどれだけ混むか心配なのでやや急ぎ気味に横尾を目指す。河童橋、明神、徳沢と早春の趣が残るが気温は高いので快適。
横尾からは残雪が増えて歩きにくい。本谷橋ではアイゼンを装着。そこからのダラダラした登りが長い。まず前穂が見える。淡々と登ると涸沢だ。前穂、奥穂、涸沢岳、北穂に囲まれた眺めはまさに絶景。ヒュッテのテラスでは生ビールでカンパイしている人たちで大賑わい。
これから登るには遅いので、テントを張って、午後いっぱいはぼんやりと過ごす。テントの入り口を開けっ放しにしても寒くもなんともない。点のような登山者がザイテングラートを行き来しているのをボーっと眺めるのも最高だ。
夜はさすがに冷え込んできたが、シングルウォールのゴアライト+冬用シュラフ+シュラフカバーで割と暖かく眠れた。
雪が固いうちに登ってしまいたくて4時台にスタート。急斜面をひたすら登る。滑ったら止めるのは大変そうだ。とはいえ無事に稜線に出て、岩が露出したピークの頂上が北穂高岳の山頂。眼前に槍ヶ岳が大迫力。裏銀座、槍、遠くの後立山、表銀座、常念山脈とメリハリある大パノラマだ。南側は富士山まで見渡せる。
北穂の小屋の様子を見てから下山。南斜面のためか、すでに雪はグザグザで降りにくいことこの上ないし、まだ大勢登ってきている状況なので気が抜けない。前穂ではヘリが飛来してレスキューが行われていたためさらに気を引き締めて下ることに。
ソフトシェルのパンツだったのだけれど、尻セードしようとしたら想像以上に加速して怖いため、歩いて降りざるを得ず。滑ったら止まらない。
涸沢小屋ではご褒美気分で生ビールを空けた。
テントに戻ってもまだ10時だ。予定では涸沢にもう一泊だが、雪の状態を考えると奥穂を登るには遅すぎ、明日の天気予報もあまり良くないため、撤収することに。往路をそのまま戻り、さわやか信州号の上りに間に合ったのでそのまま帰京。
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