モアン山 ~迷走締め~
- GPS
- 01:49
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 163m
- 下り
- 156m
コースタイム
- 山行
- 1:46
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 1:49
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼくるぶし程度の積雪、所によって脛丈 |
その他周辺情報 | からまつの湯の閉鎖は痛い! 帰路に立地する「しまふくろう」に寄りました。 日帰り入浴大人600円也。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
ザック
飲料
コンパス
笛
携帯
|
---|
感想
12月3日、「西別岳で今年の夏山登山を締め括ろうかな」と予定していたのですが、友人からのお誘いもあって、気が付いたら富良野でスキーを滑っていました。
その後も、西別岳やクテクンの滝周遊〜武佐岳などの「締め括り登山」の計画を立てたのですが、忘年会やら忘年会の翌日(ダメージが残っていたり)だったりでなかなか計画が実現せず、とうとう年末直前になってしまいました。
本来、今日は「年賀状を作成する日」の予定だったのですが、「今年最後の登山をモアン山で締めくくりたい」願望に負けてしまいました。
年賀状は今年もギリギリに書くことになりそうです。(笑
さてそのモアン山ですが、実は初チャレンジになります。
標高が356mと、いつでも登れそうでいながら放牧地に囲まれる立地から5月〜10月の期間は登ることが出来ない山で、だからと言ってわざわざモアン山を目的地にする気にもなれない、そんな存在だったのです。
モアン山をご存じない方もおられましょうが、道道150号線を中標津町内から清里峠に向かう時に「山肌の斜面に【牛】の文字に草が刈られた山」と言えばピンとくる方もおられるのではないでしょうか。
実は私はこの山を「カンジウシ山」と勘違いしていました。
そう、「漢字牛山」と思い込んでいたのです。
しかし地図をよく見ると、カンジウシ山はモアン山の向かい側のこんもりした丘のことで、この事実を知った時は大きな衝撃を受けたことを覚えています。
「からまつの湯」で死亡事故が起きて事実上の閉鎖となったニュースと同じくらいの衝撃でした。
モアン山登山コースはかつての北根室ランチウエイのコースにも組み込まれていました。もちろん、からまつの湯もルートの一部でした。
ルートの荒廃を懸念していましたが、季節が冬だからなのか藪など気になるところはなく、今なお要所要所にルートを示す標識が残っていることが有難いです。
肩までの直登は意外と急傾斜で驚きましたが、山頂からの眺めもマズマズ良かったです。冬期の道東は晴れる日が多いので、ハズレ自体が少ないのかもしれません。
ところが、下山時に事件が起こります。
「帰りの温泉はドコにしようか」「帰宅後の仕事の段取りは?」等、考え事をしながら踏み跡をなぞって下山していたのですが、ふと気が付くと踏み跡がなくなっていました。(笑
良く見渡すと、ルートを大きく左に逸れていたことが分かりました。
「あれ?ドコでルートを間違えた?ってか、この山に迷うようなところがあった???」
私らしい「迷走締め」となりました。
歩いたルートを引き返すと、そもそもルートではないコースへの踏み跡が多く、だからと言ってショートカットになっているわけでもなく、なぜこちらへのミスリードな踏み跡が多いのかよく分かりませんでした。
と言うか、本来のコースは吹き曝しで、風で踏み跡が消えていたのでしょう。
そこにボーッとしながら歩いてきた私が見事に引っ掛かったワケです。(笑
北根室ランチウエイが閉鎖に追い込まれたのは、管理する人間の高齢化も一因ですが、地元の農家からの協力・理解が得られなかったことが尾を引いています。
私のような「ルート外侵入者」はきっと佐伯さんの悩みの種だったのではないでしょうか。
今更ですが、このような試みは大変貴重なことと思っています。
そして地元厚岸にもフットパス構想が浮かんでいるそうです。
叶うものなら、無償で結構、是非協力させていただきたいものです。
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