記録ID: 6313010
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山滑走
剱・立山
大辻山 長尾峠〜
2023年12月28日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:07
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 844m
- 下り
- 833m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天気:晴れ 気温:-1℃ 積雪:20僉40儖漫.チカチ ・自然の家〜長尾峠(大辻山林道) 林道は全面積雪有。前日の冷え込みで固めあるいはモナカ。 最初はトレースがあるが固いので平坦な斜面を歩いた方が楽。 城前峠手前の看板がある見晴らしの良い場所からは、大辻山、大日岳、立山三山、鍬崎山の眺望が良い。 城前峠は番号表示と峠の名が記された看板あり。ここからしばらく平坦になる。 左手のわずかに見える富山平野が鮮やかだ。 さらに林道を進むとやがてトレースは無くなる。雪が固いので歩行は楽。 左右の藪が出ているのでショートカット不可。 最後のカーブだけショートカットして長尾峠。 ・長尾峠〜奥長尾山 長尾山のルートは超えた後に下りがあるので林道をさらに進んで夏道の入口辺りから取り付く。 長尾峠から林道を歩き始めると雪質がパウダーに一変した。 夏道の入口は段差なのでさらに奥の容易な場所から尾根に向かう。 パウダーラッセル+小藪で尾根に出るまで一汗。 夏道に合流(表示)したが登山道は小藪に埋もれている。 道を進むが小さなギャップや小枝が邪魔してペースが上がらない。 階段の場所は狭く急なので手間がかかった。 左右の斜面は小藪が出ているのであまり歩けない。 ようやく平坦になったところが奥長倉山だった(I充─∋劃彩召隆波弔△蝓法 ・奥長尾山〜大辻山 山頂だがほぼ尾根の一部。林間で眺めはあまりない。 北斜面は急、南は木の勢力が強めで巻きはきつそう。 山頂から長い距離でやや高度を落とす。帰りはシールを貼る必要ありか。 左手に見える北尾根が良さそうだが間に谷間があるのでトラバースできない。 奥長尾山との鞍部から斜面が開けブナ林が広がり開放感。やや小藪も解消。 相変わらずの新雪ラッセルが続く。 4番表示 標高1130m。 標高1100mを超えると奥に急登が見えた。 キックターンも厄介で、小枝が邪魔したりで手間がかかる。 標高1270mでポコに乗り上げ。大きな倒木が目印でそのおくに6番表示。 今季初の激坂ラッセルは体力勝負だった。 さらに奥にポコが連続する(奥に7番表示)。 鞍部からやや北寄りに登っていくと杉が続く。杉の下は雪が薄いが木から雪や水が落ちてくる。 8番表示は標高1260m。 右手の斜面はどこでも登れる。 やがて、北尾根との合流点に達する(9番表示 標高1290m)。 山頂まで最後の登り。夏道沿いは次第に勾配が増し、細かな段差のあるところに難儀。最後は北寄りにトラバースして登り返し(10番表示)。 尾根近くでも谷間が横切るのでルート選びは慎重にした。 そこからすぐに山頂、意外に時間がかかった。 山頂からは剱岳、大日岳、立山三山、毛勝三山、僧から駒、薬師岳、鍬崎山、称名滝などの景観が広がる。 ・大辻山〜帰り 山頂から南に下りるとすぐに急斜面にぶつかり、ㇵの字で登り返し、元のトレースをなぞる。北尾根合流点まで慎重に下る。 日当たりのよい斜面はすでに重い雪に変化していた。 分岐点から右手斜面は重い雪で板が回りにくい。 最初に出てくるポコは右手から巻く。 次のポコも右手から巻きに入る。すぐに浅い谷を横切る。 次にまた谷間が現れるが、その先が小枝のバリケード。 谷間に下りて切り口を探すが無駄だった。 シールを貼って尾根に登り返す。初見のコースはいろいろ起きる。 復帰したところが6番表示の急登区間の上。 やはり雪が重いが北向きは少し軽かった。 トラバースは谷間が幾つも出てくるので精神的に良くないので、 奥長倉山は素直にシールを貼ってトレースを歩く。 距離が長いので正解だった。 奥長倉山から下は再び小枝と重い雪とお友達。 長倉山鞍部の手前から北に滑るとパウダーが残っていたがすぐに林道だった。 スノーシューの足跡がトレース上を歩いていた。 ここで短いトップレススキンを貼り峠まで登り返す。荒れたトレースでシールが少し滑る。 峠でシールを取り後は林道ボブスレー。ストックを突くところも多少あったが気温が下がり雪が固くなり板が滑った。城前峠手前のフラット区間でひと汗かいてあとは自動運転。駐車場までスキーで滑り込んでゴール。 初めてのコース取りで夏道通りに進んだので時間がかかってしまった。 結果的に時間が遅くなりパウダーも少な目になってしまった。 スキーには不向きなアップダウンありのコース、雪も少な目でまだ小枝が埋まり切っていないところもあるようだ。 |
その他周辺情報 | ・アルペン村 改修予定のため閉鎖中。来年4月オープン予定。セブンイレブンは営業している。 |
写真
撮影機器:
感想
牛岳登山から年末にかけて気温が上がりだすらしい。
そこで、近場で雪がありそうなところはやはり標高が高いところを考えてみると大品山か大辻山がヒットした。大品山は雪が少ないと苦労しそうなので大辻山に確定。
まだ南尾根は無理そうなので林道往復、夏道コースを選んだ。
長尾峠を越えるとパウダーに急変、単独ラッセルで小枝処理、夏道トレース、アップダウンなどスキーでは難儀することとなったが、いろいろと経験出来た感じがする。
山頂からは剱立山などの景観を楽しんで満足のひと時。
滑りの方は気温が高くなり重い雪が多め、また、斜面も自由度が低く、帰りもシールを使うことになった。
今シーズン序盤は、こうした山行が多くなる可能性があるので装備と体力作りはしっかりとしておきたいと感じた。
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