(年末年始遠征その11) 231229の(1) 太郎丸嶽・次郎丸嶽 この兄弟愛が羨ましい
- GPS
- 03:07
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 503m
- 下り
- 495m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | その後の記録に譲る。 |
写真
感想
天草に太郎丸・次郎丸という名峰ありと聞きました。伝説では、この2人は兄弟で、昔は太郎丸の方が背が高くここから見える夕日を独り占めしていたそうです。そして弟に「夕焼けが綺麗だなぁ」と言ったところ、弟は「僕はお兄さんがいるから見られないんだ。」と兄に伝えたそうです。そうすると兄は自分の高さを削り、弟が夕焼けが見られるようになりました。よって今は弟の方が背が高く、弟の脇に兄が控えめにいるようになったそうです。
この2つの山は1回の登山で登ることができます。途中から道が分かれるので、そこからダブルピストンをすることになります。
この山は登山者用駐車場が市によって整備されています。そこにはユーモアがあって様々なキャラクターが迎えてくれます。それらのキャラクターと出会うのも楽しみにしていたところです。とりあえず、前を歩く人がいたので、その人に続いて太郎別れまで行きました。
太郎丸から先に登るか、次郎丸から先に登るか、悩むとこですが。私は体力がかかりそうな次郎丸から先に登ることにしました。
治郎丸への道は、途中からロープを頼りに急坂を登っていくことになります。「イナズマ返し」と呼ばれる急坂がポイントですが、ソニー損保ロープが整備されているので、それを頼りにすることも考えれば、十分に登ることができると思われます。ロープや鎖に慣れるために訪れることもあるかもしれませんね。
そして、頂上付近にある1枚岩、雨が降って濡れていたら危険なのでしょう。しかしながら、この日まで九州入りしてから雨が全く降っていません。ビブラムソールの靴なのでフリクションが十分にかかり、難なく登ることができました。そして山頂の三角点、眺望などを楽しむことができました。下の方が十分に気を使わなければなりません。そして、この時間帯からすれ違いが多くなりました。地元の人に愛されている山なのだと思います。
太郎別れから戻り、今度は太郎丸岳に登ります。標高差はもちろん次郎丸よりもないのですが、岩場にロープがほとんどありません。そして、トラバースがあり、狭い道を歩いて行く場所がありました。そうして登った太郎丸は次郎丸を大いに眺めることができ、それをおかずにしながら、私はパンと野菜ジュースで朝食にしました。
後は余裕を持って降ってきます。帰りには尾根道を選択し無事に駐車場まで戻ってきました。
太郎・次郎と言えば、何を思い出すでしょう。三好達治さんの詩でしょうか?南極物語のカラフト犬でしょうか?ウルトラマンタロウでしょうか?ラーメン二郎でしょうか?太郎平小屋でしょうか?
いやはや、いろいろ想像させられる山でしたね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する