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Yamareco

記録ID: 6313747
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地西部

寂地山スノトレ(松ノ木峠in/out) ※本年80回目

2023年12月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:42
距離
12.2km
登り
761m
下り
743m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:07
休憩
0:35
合計
6:42
5:20
48
6:08
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47
6:55
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32
7:27
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7
7:34
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19
7:53
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16
8:09
8:15
47
9:02
9:03
3
9:06
9:29
2
9:31
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36
10:08
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14
10:22
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12
10:34
10:37
4
10:41
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24
11:05
11:06
24
11:30
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32
12:02
12:02
0
12:02
松ノ木峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日、博多駅から広島駅まで新幹線で移動し、広島駅界隈からレンタカー(スタッドレス車)で松ノ木峠まで乗りつけ、車中泊。
12/29現在、ノーマルタイヤ車でも松ノ木峠までアクセス可。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜山頂までずっと雪道で、アニマルトレース以外の人間トレースは一切ない。1164峰を過ぎた辺りから、一歩歩くごとに脛〜膝ラッセルが始まり、ペースがガタ落ちする。ピンクテープもそこそこあるが、ない区間(夏道をわずかに外していた可能性あり)もあり、ヤマレコMapのみんなの足跡を頼りにしたルートファインディングが必須。
その他周辺情報 下山後、恐羅漢山へ向かったため、日帰り入浴はなし。
前日、(鉄路で通過以外では)人生初となる広島駅入り!駅ビルekieの電光石火で、一番高い全部入りの広島風お好み焼きをいただく♪
2023年12月28日 17:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
12/28 17:01
前日、(鉄路で通過以外では)人生初となる広島駅入り!駅ビルekieの電光石火で、一番高い全部入りの広島風お好み焼きをいただく♪
「広島駅」と書かれた駅名看板は見当たらないが、百万都市の玄関口!
2023年12月28日 17:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/28 17:34
「広島駅」と書かれた駅名看板は見当たらないが、百万都市の玄関口!
当日朝5時過ぎ、3.2kgの荷を背負い、ハイカットシューズ(スポルティバ_エクイリビウム ST GTX|630g×2)でアタック!飲料は1L持ったつもりが、500mlしか入ってなかった・・・。
2023年12月29日 05:13撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
12/29 5:13
当日朝5時過ぎ、3.2kgの荷を背負い、ハイカットシューズ(スポルティバ_エクイリビウム ST GTX|630g×2)でアタック!飲料は1L持ったつもりが、500mlしか入ってなかった・・・。
闇夜の中、中国自動車道の冠山トンネル上部を通過!
2023年12月29日 05:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 5:47
闇夜の中、中国自動車道の冠山トンネル上部を通過!
行く先にはアニマルトレースしかない。でも動物の勘なのか、ヤマレコMapのみんなの足跡と概ね方角が一致する!
2023年12月29日 05:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 5:55
行く先にはアニマルトレースしかない。でも動物の勘なのか、ヤマレコMapのみんなの足跡と概ね方角が一致する!
まだラッセルはなく、白い樹林帯を黙々と進む。この撮影を機に、ジャケットをザックにしまいます。
2023年12月29日 06:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 6:24
まだラッセルはなく、白い樹林帯を黙々と進む。この撮影を機に、ジャケットをザックにしまいます。
往路、名もなき1164峰を通過。ここら辺を堺に、プチラッセルが始まります。
2023年12月29日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 6:41
往路、名もなき1164峰を通過。ここら辺を堺に、プチラッセルが始まります。
寺床を通過。この時点で計画(コースタイム×0.7)より15分遅れ。
2023年12月29日 06:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 6:54
寺床を通過。この時点で計画(コースタイム×0.7)より15分遅れ。
標高1230m辺り。一歩歩くごとに沈み込み、一人ラッセルの苦労が蓄積していきます。。。
2023年12月29日 07:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 7:05
標高1230m辺り。一歩歩くごとに沈み込み、一人ラッセルの苦労が蓄積していきます。。。
樹間よりご来光。道中、山頂を含め、視界がひらける場所がほぼありません。
2023年12月29日 07:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 7:26
樹間よりご来光。道中、山頂を含め、視界がひらける場所がほぼありません。
ご来光ドーン!?
2023年12月29日 07:26撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/29 7:26
ご来光ドーン!?
冠山分岐点を通過。計画より40分遅れ。
2023年12月29日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 7:33
冠山分岐点を通過。計画より40分遅れ。
後冠山分岐点を通過。計画より40分遅れ。
2023年12月29日 07:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 7:57
後冠山分岐点を通過。計画より40分遅れ。
太陽が出て、暖かくなってきた!
2023年12月29日 08:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 8:24
太陽が出て、暖かくなってきた!
山頂手前、平坦部を歩く!
2023年12月29日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 8:40
山頂手前、平坦部を歩く!
やっと山頂が見えた!(山頂っぽくないですが・・・)
2023年12月29日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 9:06
やっと山頂が見えた!(山頂っぽくないですが・・・)
入山から3時間45分、想定外のラッセルにより、計画より1時間半遅れで、山口県最高峰の寂地山へ登頂しました!
2023年12月29日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 9:07
入山から3時間45分、想定外のラッセルにより、計画より1時間半遅れで、山口県最高峰の寂地山へ登頂しました!
道中、山頂を含め眺望はどこにもなかった。ラッセルの果てに辿り着いた苦労には見合わないけど、百/二百/三百名山のない山口県での登山は、これが最初で最後の可能性大!
2023年12月29日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/29 9:13
道中、山頂を含め眺望はどこにもなかった。ラッセルの果てに辿り着いた苦労には見合わないけど、百/二百/三百名山のない山口県での登山は、これが最初で最後の可能性大!
眺望ないけど、青空の下、ポカポカ暖かいのが唯一の救い!
2023年12月29日 09:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 9:15
眺望ないけど、青空の下、ポカポカ暖かいのが唯一の救い!
無風、6〜7℃。行動してれば、寒くないです。
2023年12月29日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 9:16
無風、6〜7℃。行動してれば、寒くないです。
社?も、中途半端に雪に埋まってます!
2023年12月29日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 9:26
社?も、中途半端に雪に埋まってます!
下山開始!下山といえど、登り下りが頻繁にあります。復路は往路でつけた己のトレースを忠実に辿って帰ります!
※涌蓋山や大船山と異なり、復路もつぼ足で十分で、チェーンスパイクの出番はなし
2023年12月29日 09:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 9:33
下山開始!下山といえど、登り下りが頻繁にあります。復路は往路でつけた己のトレースを忠実に辿って帰ります!
※涌蓋山や大船山と異なり、復路もつぼ足で十分で、チェーンスパイクの出番はなし
気持ちよい青空が広がってます!山中、人はおろか、動物さえも見かけませんでした。
2023年12月29日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 10:02
気持ちよい青空が広がってます!山中、人はおろか、動物さえも見かけませんでした。
往路は未開の地をラッセルしながら進みましたが、復路は己の沈み込んだトレースを辿ることで大幅に時短成功!例えるなら、フェラーリでのハイウェイ走行な気分(笑)。
2023年12月29日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 10:27
往路は未開の地をラッセルしながら進みましたが、復路は己の沈み込んだトレースを辿ることで大幅に時短成功!例えるなら、フェラーリでのハイウェイ走行な気分(笑)。
寂地山〜冠山分岐点まで、復路は1時間5分(往路は1時間半)。でも下りの計画より40分遅れ。。。
2023年12月29日 10:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 10:35
寂地山〜冠山分岐点まで、復路は1時間5分(往路は1時間半)。でも下りの計画より40分遅れ。。。
たっぷりの雪と戯れる!
2023年12月29日 10:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
12/29 10:50
たっぷりの雪と戯れる!
標高1230m辺りで、道中唯一、周囲の山並みが見渡せるスポット発見!右奥はこれから向かう恐羅漢山かと思いきや、羅漢山という山口県内の別山のようでした。
2023年12月29日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:00
標高1230m辺りで、道中唯一、周囲の山並みが見渡せるスポット発見!右奥はこれから向かう恐羅漢山かと思いきや、羅漢山という山口県内の別山のようでした。
寺床を通過。復路は己のラッセル跡を辿ることで時短できたと思っていたけど、この時点で復路計画より1時間遅れ。
2023年12月29日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:05
寺床を通過。復路は己のラッセル跡を辿ることで時短できたと思っていたけど、この時点で復路計画より1時間遅れ。
1164峰までは平和な稜線歩き。奥に見えるのは計画では行く予定だった吉和冠山かもしれません。
2023年12月29日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:09
1164峰までは平和な稜線歩き。奥に見えるのは計画では行く予定だった吉和冠山かもしれません。
己の往路トレースが続く稜線を直進します!
2023年12月29日 11:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:09
己の往路トレースが続く稜線を直進します!
道中、急勾配を下ります。往路では二足歩行ラッセルではきつい傾斜のため、四足歩行で登った場所です!
2023年12月29日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:11
道中、急勾配を下ります。往路では二足歩行ラッセルではきつい傾斜のため、四足歩行で登った場所です!
重力に任せて、膝に優しく下っていける復路は楽ちん!
2023年12月29日 11:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:12
重力に任せて、膝に優しく下っていける復路は楽ちん!
往路は未明の暗い中、ここから四足歩行で登ったんです!
2023年12月29日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:13
往路は未明の暗い中、ここから四足歩行で登ったんです!
1164峰を通過!
2023年12月29日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:16
1164峰を通過!
復路イチ厳しい登り返し地点!往路でこんな場所下ったっけかな?という場所。
2023年12月29日 11:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
12/29 11:38
復路イチ厳しい登り返し地点!往路でこんな場所下ったっけかな?という場所。
復路計画より1時間遅れとなりましたが、寂地山から2時間半で下山完了。トータルでは計画より2時間半遅れの6時間15分でのピストン登山となりました。
2023年12月29日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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12/29 12:01
復路計画より1時間遅れとなりましたが、寂地山から2時間半で下山完了。トータルでは計画より2時間半遅れの6時間15分でのピストン登山となりました。
下山後は恐羅漢山へ。道中、戸河内ICを下りた道の駅の前で、焼肉丼ランチ!
2023年12月29日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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12/29 12:53
下山後は恐羅漢山へ。道中、戸河内ICを下りた道の駅の前で、焼肉丼ランチ!

感想

大分・大船山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6309819.html

の後は、鉄路で関門海峡を越え、広島駅経由で山口県入り!山口県は大学卒業後に、博多の友人に連れられ、秋芳洞を訪ねたことがありますが、20余年ぶりの来訪。百/二百/三百名山がない4つの県(千葉、愛知、香川、山口)の1つで、おそらく最初で最後の山遠征となるエリアで、最高峰の寂地山(じゃくちさん)を目指します。

登山口となる松ノ木峠まで前夜に乗りつけるも駐車場がありません。夏季は迷惑千万なのでこの時期ならではでしょうが、(多分)歩行者用の縁石に乗り上げて駐車しました。

当初計画では、コースタイム×0.7程度、往復4時間もかけずにサクッと登頂予定でしたが、登山口から雪道が続き、一切トレースはなく、標高1100m超の辺りから脛〜膝程度のラッセルを一歩ずつ強いられ、全然ペースがあがりません。奇しくも今年1月に長野・鉢盛山(三百名山)↓にて一人ラッセルで苦慮しましたが、まさか2023年はラッセルに始まり、ラッセルに終わるとは・・・。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5075185.html

ピンクテープもあるものの、所々見失い、基本的にはヤマレコMapのみんなの足跡を頼りにした頻繁なルートファインディングが必定です。特に冠山分岐を過ぎた傾斜が緩んだトラバース地帯はピンクテープを完全に見失い、方角だけを合わせながら、どこでも通過可能なので、慎重にルート工作して進みました。

結局、入山から3時間45分、計画より1時間半遅れで山口県最高峰の寂地山へ登頂するも、森林限界を越えず眺望なし。吉和冠山は眺望があるようで、当初計画では立ち寄る予定でしたが、ラッセル祭に嫌気がさし、スキップすることに。山口・寂地山で、47都道府県の最高峰巡りは38/47(残9)となりました。

早々に下山しますが、復路は往路に付けた己のトレースを辿ることができるので、足も沈み込まず、ルートファインディングも不要で、天国のようでした。が、結局のところ、復路も計画より1時間遅れ、トータルでは2時間半遅れとなる、6時間15分でのピストン登山となりました。

道中も山頂も眺望なし、後半はずっとラッセル。中々厳しい、しょっぱい登山となりましたが、ある意味、この苦労がなければ、寂地山は数年後にはたいして記憶に残らない山行になった山かと思います。普段はトレースがある雪山への入山が多いですが、本来の雪山登山とはこういうものなのだと再認識させられました♪。

恐羅漢山へ続く!)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6316264.html

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