【山百つなぎ】柳沢峠~雁坂峠


- GPS
- 12:01
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 2,265m
- 下り
- 2,266m
コースタイム
- 山行
- 10:48
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 11:48
天候 | 快晴、出発時-5℃、日中9℃、風微弱たまに7~8m |
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過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白沢峠から鳥小屋分岐まで落ち葉の堆積が顕著でとても歩きづらく、コースタイムを多めに見積もった方がよいかもしれません。 燕山~雁坂峠の日陰で一部雪がついていましたが、チェーンスパイクが必要と思った箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 石和温泉、手打ち蕎麦たちばなで食事。最高でした。 |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:5.61kg
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感想
登り納めに行ってまいりました。
年末年始の強みは、土日休みだけでは回復できなさそうなロングコースも組めること。
鶏冠山周回で到達できなかった雁雁ライン(雁坂峠~雁峠)を埋めつつ、黒川鶏冠山・大菩薩嶺も将来的に繋がるように柳沢峠からゴリ押しで歩く計画でスタートしました。
00:50現地到着
01:20就寝
04:45起床
05:15スタート
計画では04:00スタートなので、のっけから1時間以上のロスとなってしまいました…。時間は押してしまいましたが、明るいうちに作場平まで到達できればあとは舗装路だけなので気を取り直して出発。
早朝標高1400mの登山道はカチカチに凍っていてアスファルトのような硬さです。三窪高原で富士山と甲州市の夜景を楽しんだ後はしばらく歩きやすいハイキング道が続きますが、板橋峠をすぎるとアップダウンが少々キツくなります。
白沢峠から鳥小屋分岐まではかつて車の往来もあったと思われる幅広の道になりますが、落ち葉の堆積が深く非常に歩きづらくなります。想定以上に時間がかかってしまいました。
白沢峠の主こと廃ダッジはものすごい存在感でした。まるで映画のセットのよう。新緑の季節にも来てみたいです。
ゲートを過ぎると笠取小屋まで快適な林道で、ほっと一安心。雁峠から標高差200m以上の急登を上ると最高の稜線が待っていました。なにぶん40kmのロングかつ時間が押し気味なのでゆっくりできなかったのですが、ずっとやりたかった「山でゴロ寝」もできました!
ただ、12月の末なのに気温が高すぎて心配になりました。こんなに暖かいと植生にも影響がありそうです。
笠取小屋から作場平まで快適に歩けましたがその後の車道が地獄でした。トレッキングポールが大活躍しましたが、アスファルトの硬さがじわじわ足裏に効いてきて心が折れそうになりました。柳沢峠に着く頃には完全に日が暮れてしまいました。
年に数回しかできない、自分のキャパを少し超える山行をなんとか達成できたことは嬉しかったのですが、、、疲れました。寝正月で体を癒します。
コメント
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30年ほど前にウェポンダッジを春夏秋冬撮り続けたものです。
当時からモトクロスバイクの走行が多く、笠取小屋はバイク乗りのたまり場になっていました。
ただ自転車は進入禁止になっておらず無雪期はMTBで、積雪期はスキーで通いました。
今はMTBも侵入禁止なのでしょうか。
お知らせください。
因みに斎木林道は戦後の木材不足を補うために、今でいう民活で甲府の御大尽斎木氏が笠取峠周辺の伐採のために切り開いた林道です。
始めは人力、次にワイヤー式ブルドーザー、そして油圧式ブルドーザーで切り開いたそうです。
あのトラックは米軍の払い下げで米国のダッジ全輪駆動軍用車です。第二次大戦で一旦英国に渡った所為かタイヤはイギリス製です。
峠でデフが壊れて修理を試みましたが諦めて放置されたものです。
私が通った頃はデフが近くに転がっていました。
あそこは防火線で年に数回草や灌木が切り開かれます。
その作業の人に伺った話です。
昔は6月になるとダッジの周辺は菖蒲の群落でしたが、櫛形山と同じく鹿に食べ尽くされました。
しかし1日で凄い距離を歩かれますね。
驚愕です。
dosukoi5682さんならば西穂まで足元と前を見て歩けば問題ないです。
初めまして、コメントありがとうございます😊
ダッジや林道について詳細なご説明いただき、ありがとうございます!大変興味深く拝読しました。ネットで調べてもここまで詳細な記載はありませんでした。
ご指摘いただいたMTBの乗り入れについてですが、記憶ではバリケード付近に複数の看板があり、その中に「バイク・MTB等」と記載されたものがあったように思うのですがちょっと自信がありません。
徒歩での進入もためらわれるほどの厳重な柵と何枚もの警告看板があったので、MTBも禁止されていると私が思い込んだのかもしれません。不正確な記述でしたので、山行日記の写真コメントは修正しました。大変失礼いたしました。
西穂高岳についてもアドバイスをいただき、ありがとうございます🙇♀️
夏山シーズンに向けて油断せず準備します!
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