徳島堰を歩く【44.3】韮崎・南アルプスでブラpumi3

2023年12月31日(日) [日帰り]

• GPS: 07:40
• 距離: 41.7km
• 登り: 157m
• 下り: 157m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:02
• 合計: 7:39

距離 41.7km 登り 174m 下り 173m

8:25 午頭島公園
10:49 10:50 武田乃郷 白山温泉
14:35 武田乃郷 白山温泉
16:03 16:04 午頭島公園
16:04 ゴール地点

天候

曇り〜時々晴れ間〜ごく稀に小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

午頭島公園の駐車場を利用。けっこう広々してます。遠くにトイレあり。
荒倉山（甲州百山・甲斐百山）までのルートが看板に描かれていますので、ここからスタートするのも良さそうですよ。

コース状況／危険箇所等

特に危険個所は無いですが、柵の無いところで堰に落っこちないように。命にかかわると思います。
多くの場所で堰に沿った道がありますが、うっかり私有地や畑に入り込んでしまわないように注意しましょう。

その他周辺情報

ルート沿いに、韮崎旭温泉・白山温泉あり。どちらも評判良いようですよ。

写真

12/31 8:24

朝方は雨予報でしたが、何とか傘を差さずに歩けそうな小雨です。予定よりちょっと遅いけど、午頭島公園からスタート。

12/31 8:26

釜無川越しに、七里ヶ岩を横から。

12/31 8:39

徳島堰のスタートを見たかったのだけれど…立ち入り禁止で見られないかな？

12/31 8:39

施設の左側に回り込むように堰を渡って、取水部まで行けるか試してみます。

12/31 8:45

おぉ〜、なんだか凄いことに。写真奥の石垣の向こうが釜無川です。そこからも水を引いているようですが、左手からもすごい勢いで水が入ってきています。

12/31 8:46

さらに釜無川に近づいてみました。赤い建造物のあたりが取水口かしら。

12/31 8:55

では改めて、徳島堰に沿って歩いていきます。

12/31 8:58

すぐに国道20号線と交差。国道の下を潜っています。

12/31 8:59

蓋がされていて暗渠となっていました。上が国道20号。下が徳島堰。しゃがみながら進んでいます。

12/31 9:03

小さな川と交差します。どうやって向こう側に行くのか興味津々でしたが、川の下を潜っていくようです。

12/31 9:03

この小川を潜って向こう側に出ています。堰の水面はこの川よりも上なのですが…水ってこういう動きもするのですね。

12/31 9:05

徳島堰についてはコチラを。もしくはwikiで。

12/31 9:11

ここでも、川の下を潜っていますね。

12/31 9:15

時々、県道にも接するので、車に注意です。

12/31 9:19

ここでも地下に潜っています。けっこう長い間、姿を見なくなるので、心配になります。

12/31 9:21

時には水面よりも低いところを歩いたり。というか、溢れるギリギリ手前って感じですね。

12/31 9:23

謎の機械を発見。よく見ると羽部分は木の板でした。ハイテク水車かな。

12/31 9:25

やはり発電機だったようです。動いているところ見たかったなぁ。

12/31 9:27

住宅の多い場所に来ると、こんな風に階段がついてる場所も散見されます。生活と密着していたことが感じられますが、うっかり流されてしまったら大変だ。

12/31 9:30

堰沿いのお宅は、橋を渡らないと敷地に入れないパターンが多いみたい。この橋は個人の所有物になるのかな？公共の「道」扱いなのかしら？

12/31 9:35

なんだか大きな施設に辿り着きましたが、説明文などが無いので何なのかは分からず。

12/31 9:35

説明を受けながらウォーキングをする催しなどもあるようなので、そうしたものに参加をするのも楽しそうですね。

12/31 9:36

堰はそのまま、南に続いています。

12/31 9:43

先の施設に水を奪われてしまったのか、水位がだいぶ下がったような…。

12/31 9:44

釜無川は向こうの山の淵なので、ずいぶん離れてきましたね。この辺の田んぼにも、水を提供しているのでしょうね。

12/31 9:50

雲のせいで、正面のお山がオニギリのように。

12/31 9:52

また暗渠になります。口が二つに分かれているのには、特に意味はなさそう。

12/31 9:56

この幅広の川の下を、別の水路が通っているという不思議。

12/31 10:00

水の流れに捕まってしまったゴミ。半永久的にここに囚われていそうな感じです。いつになったら先に進むことができるのでしょうか。

12/31 10:04

ほとんど標高を下げずに、山の淵を流れていきます。等高線に沿ったルートですが、これを掘った時代に『等高線』という概念があったのでしょうか。

12/31 10:19

12/31 10:22

木に寄生したツル性植物と思いますが、スケールが凄いなぁ。

12/31 10:23

絞め殺されてしまいそうな勢いですね…。

12/31 10:26

立体交差。

12/31 10:28

冬の殺風景な畑に、ピンクの絨毯が。

12/31 10:29

この寒さの中でも、ホトケノザは元気ですね。そういえば春の七草でしたね。

12/31 10:37

ワニ塚の桜。春には多くの観光客が訪れる場所です。花がなくても、存在感はピカ一でした。

12/31 10:45

12/31 10:49

ノーベル賞でも有名な大村智先生の、大村美術館。白山温泉もありますよ。

12/31 10:53

道中では多くの祠を見ました。道祖神様が多いのかな。

12/31 11:06

遠く東の方・煙がモクモクしているけど、火事じゃないでしょうね。年末に嫌ですねぇ。

12/31 11:19

今回は大掛かりに地下に入りますね。

12/31 11:22

堰の東側は、ずいぶん広がってきました。この広大な土地を潤してきたのですねぇ。

12/31 11:30

穂見神社参道。ここから朝日山（甲州百山・甲斐百山）に登りましたが、穂見神社まで歩いてみたいものです。

12/31 11:34

県道12号を渡ります。

12/31 11:37

御勅使川をどう渡るのか、も大きな疑問だったのですが、他の川と同様に、下を潜っていくようです。

12/31 11:42

というわけで、私は上流の橋を渡ります。御勅使川の上流には、鳳凰三山のスタート地点、夜叉神峠につながります。

12/31 11:43

この川の下を、別の川が通っているって、やっぱりイメージしにくいなぁ。ここまで韮崎市でしたが、この川を渡ると南アルプス市です。

12/31 11:46

ブドウのように実がなっていますが、何の木なのかしら。

12/31 11:52

これは…将棋頭かしら。水害対策の施設の一部かもしれません。

12/31 11:54

御勅使川の反対側、溜め池のようなものがありましたが…

12/31 11:54

こういうことのようです。

12/31 11:55

施設はともかく、徳島堰はまだ続きます。

12/31 11:59

山の淵からはだいぶ離れてきました。

12/31 12:02

櫛形山は雲に覆われたまま。

12/31 12:10

12/31 12:11

この辺りは、堰にそって桜がたくさん植えられています。春には素晴らしい景色になりそうですね。

12/31 12:13

12/31 12:13

12/31 12:16

水量が減ってきたような気がしますが、それでも途中途中で、このような補充がなされていました。

12/31 12:17

急に、大きな段差が見られるようになりました。ヤマレコのグラフでも、南アルプスに入った途端に急に標高が下がっていたので、現地の様子と一致しています。

12/31 12:19

12/31 12:21

堰というよりは、普通に川っぽくなってきました。

12/31 12:26

ループ橋。あまり車が通っているイメージはないですが…。

12/31 12:30

終わりが近づいてきています。

12/31 12:34

ようやく富士山の姿が確認できましたが、雲が多いようですね。雨上がり、寒いこの時期にしては、ぼんやりした富士山でした。

12/31 12:34

これは…橋の名残か？周辺には畑しかありませんが…。

12/31 12:35

遠くに、同じようなものが直角に残っていました。昔は神社か、公園のような土地だったのかもしれません。

12/31 12:39

もうすぐ徳島堰の終点です。

12/31 12:43

ここで大和川と合流して、徳島堰は終了です。大和川はこの後、深沢川と合流して滝沢川となり、釜無川と合流して富士川となります。

12/31 12:44

川は続くよ、海までも。さて、スタート地点まで戻るとしましょう（げっそり）。

12/31 13:41

御勅使川まで戻ってきました。川沿いには公園が整備されていて、人も多い場所になります。

12/31 13:43

公演はかなり広いですが、よく整備されています。

12/31 13:53

茅ヶ竹、金ヶ岳のシルエットが確認できました。

12/31 14:18

虹も見えたのですが…う〜ん、写真だと確認しにくいですね。

12/31 16:02

3時間以上かけて、スタート地点近くの国道20号に合流。

12/31 16:04

お、こんなところにも『やまなしの森林100選』が。

12/31 16:04

駐車場には別の車が一台あるだけでした。今日も無事に戻ってくることができました。お疲れさまでした。

撮影機器：

moto g31(w) motorola

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ 傘

感想

pumi3

こんばんは。ただ住宅地を歩いているだけなのに、すごい勢いでワンちゃん達に吠えられてばかりで、なんだか悲しい気持ちの pumi3 です。

昨日まで勤務でしたが、今日・30日も当番日ということで、緊急時には呼び出しがかかるリスクがあり、遠くへ行くことができません。ですので今回は、山行ではなく徳島堰に沿って歩いてみることにしました。
南アルプス近辺の林道を歩いている際に、妙な水路が走っているので気にはなっていたのですが、南アルプス市 ふるさと文化伝承館で『徳島堰』という長大な用水路であることを知り、いつかは歩いてみたいと思っていた場所です。

釜無川から水を引き、なるべく標高を下げないルートで御勅使川の扇状地に水を届けるという、実に壮大な計画です。距離1キロメートル当たり、5メートル程度の標高差というのは、かなり緻密な計画が必要だったのではないかなぁ。重機もないような時代に、人力で17キロの堰を作り上げた先人のお力には、頭が下がるばかりです。

さて、ほとんど標高の変わらないルートということで、スニーカー＋軽装備で歩きましたが、終えてみるとかなり下半身にダメージが。山歩きと平地歩きでは、使う筋肉が全く違うということでしょうか。思いのほか疲れてしまいました。

今回で2023年の山行（？）は終了になります。今年もよく歩きました。特に、北アルプスをいくつか経験できたのはよかったかな。来年も安全に、山歩きを楽しみたいものです。

レコを見に来てくださった方々、拍手をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
みなさま、よいお年を。