鍋倉山 癒やしの藪
- GPS
- 04:28
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 749m
- 下り
- 733m
コースタイム
天候 | 曇のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藪でも癒やされる広い心が必要 |
写真
感想
兼用靴の修理に時間がかかったりシールのバックル紛失したりした上に暖冬少雪であまり意気が上がらない年だが、ようやく本格的にシーズンイン。
前日、北信方面にもまとまった雪が降ってくれたようで鍋倉山へ向かう。
自宅近辺は-8℃くらいまで下がる予想だったのに飯山市内は-2℃。市街地に雪が降った形跡はない。
いつものスタート地点も雪は少なく、何かの作業をするのかコーンが並べてあった。コーンの手前に駐車して出発しようとして県道がずっと先まで除雪されていることに気付く。なんてこった。
これならと県道を歩き始めるが、昨日の雨がそのまま凍り付いたようでアスファルトは鏡面のようにツルツルだった。道跡脇の雪はカチカチに凍り付いている。
田茂木池あたりまで登るとようやく雪の降った跡が出てきた。池を巻く途中にユンボが1台いて除雪は終わっていた。ようやくシールで歩き出すがトレースがほとんど付かない。取り付いても登れるか心配になってきたが、西の谷の取り付きまで来るとカチカチもなくなった。県道と分かれて登り始めるが藪は多い。でも登るのに大きな支障があるという程でもない。藪のおかげで入山者が少ないと思えば藪も癒やしのうちだ。
やや苦労しながらも高度を上げて森太郎覗き尾根に上がる。尾根は新雪が15cmくらいはあって藪も減り快適になった。あとは順調に高度を上げる。気温が上がり出し、木に付いた霧氷がバラバラと頭上に落ちてくる。山頂に着いても雪が少ないので眺望はほぼない。写真を撮ったらすぐに滑走開始。藪が多いのでスイスイとは行かないが、それでも思ったよりは快適に滑れた。下部は藪が増えるので横滑りも交える。あっという間に県道まで降りてきた。後続が一人いるらしくトレースが増えていたが見かけることはなかった。
あとは高速道路を降りるだけ…と思ったら行きで見かけたユンボが1km近く?前進していて除雪作業中だった。挨拶して通らせてもらう。除雪作業中の県道はガタガタだったが何とか滑って朝の時点での除雪終了点まで戻る。あとはシートラで降りるだけ。朝は凍り付いていた道路も歩きやすくなっていた。後続をさらに数人見かけるようになる。その中に地元の方がいて、話を聞くと昨夜は大雨だったとのこと。朝のカチカチも納得である。
最後は林道でショートカットして駐車地点に帰還した。林道は何とか滑れるという程度の雪質だったが、朝の時点では恐らくここもカチカチでアイゼンがないと登るのは厳しかっただろうと思った。県道のコーンは徹去されていてダンプが走り回っていた。色々悪条件の割には楽しめたと個人的には思うが、藪が苦手な人はまだ入らない方がいいだろう。
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