会津駒ケ岳（3日連続で福島県の山！その� �

2015年05月04日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,248m
• 下り: 1,240m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:35
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:45

6:35 滝沢グラウンド駐車場
7:00 7:05 会津駒ヶ岳登山口
10:00 10:10 駒の小屋
10:25 11:15 会津駒ヶ岳
11:25 駒の小屋
13:00 13:05 会津駒ヶ岳登山口
13:20 滝沢グラウンド駐車場

ルート図は手書きです。

天候

曇り → 晴れ → 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

滝沢グラウンド駐車場（無料）

東北道・西那須野塩原ICから下道を走ること約90km。国道ですので走りやすいですが、遠いです。
夜中に到着しましたが、その時点ではさすがにガラガラ。そこで車中泊。
明朝から車が増えはじめ、下山後にはほとんど埋まっていました。

コース状況／危険箇所等

登山口から標高1700m付近までは、夏道と残雪とが交互にあらわれるようなコンディションです。気温が上がっているので、続々と融雪して水が流れていました。渓流もそうとうな水量なのではないかと。

標高1700m以上はさすがに雪がすっかりカバーしています。
樹木の根開きを見ると土がのぞいていました。1〜2mほどの積雪であるように観察されました。

特に急坂はなかったはずなので、私はチェーンアイゼンとストックだけで登頂しました。帰路は陽が高くなっていたので、だいぶ雪が腐っていました。雪のコンディション次第ではツボ足でも問題ないぐらいの春山になっています。
例年では登山口あたりからずっと雪が途切れないとも聞きました。今期は異常に雪が少ないようです。

その他周辺情報

登山口は桧枝岐温泉郷に立地していますので、徒歩で歩ける近隣に２，３の日帰り温泉があります。
私は、駒の湯にお世話になりました。\500

飲食店も日中は多く営業しています。手打ちそば「そば開山」が美味しかったです。

写真

5/4 6:16

登山口目前のPへの林道はまだ冬季閉鎖中です。
この看板の滝沢グラウンドPを利用します。この時、まだ天気は曇り。

5/4 6:17

道路を少しだけ南へ歩きます。渓流沿いの木々が芽吹きはじめています。

5/4 6:20

この看板で右折。林道に入ります。林道入口に2，3台駐車している慣れた地元の車がありますが、グラウンドからでもほとんど距離は違いません。

5/4 6:24

すぐに冬季閉鎖のゲート。この奥へと林道を歩いていきます。さて、積雪状況は？？？

5/4 6:31

なるほど、これは車で走れません。分厚く締まったのが除雪されないままです。ツボ足で進みます。

5/4 6:52

林道をショートカットする登山道あり。ここはすっかり無雪でした。この後も残雪→夏道→残雪→・・・と一定しない区間が続きます。

5/4 6:56

続々と雪解けして崩落している最中ですね。

5/4 7:00

登山口。無雪期はここからスタートできます。階段を登ります。

5/4 7:07

今年は雪が少ない。日当たりがよいトレイルは、ドライもしくは泥んこです。

5/4 7:20

だんだん雲が薄くなってきました。午後から雨との予報で、SNSを通じて西方の山にいる人たちから雨降りの情報が伝わって来ます。が、福島県の午前中は良さそう！？

5/4 7:23

標高1700m付近からは完全な雪山。すでに雪質は緩みはじめています。

5/4 6:46

チェーンアイゼンを装着。CAMP社のモデルは、前にも後ろにもかなりギリギリのところまで爪があります。これでけっこう頑張れる。あとはストックを刺し刺し登ります。

5/4 7:25

晴れてきた！正直、こんなに晴れるとは思っていませんでした。雨が降り出す前に下山すれば、勝利か。

5/4 8:16

この季節の風物詩、根開きがあちこちに。木がいのちの熱を放っています。どうやら積雪は1~2mぐらいあるようです。

5/4 8:34

高度を上げていき、振り返ると、すでに眺望が。日光白根山が頭をのぞかせていますね。漢字の「山」みたいな形の先端です。3月に登ったなあ・・・。

5/4 8:47

駒ケ岳山頂へと続いてゆく稜線も見えてきましたよ！

5/4 9:17

燧ケ岳の双耳峰もでっかく見えてきました。会津〜という山名ではありますが、ここ駒ケ岳は尾瀬エリアなのですよね。

5/4 9:20

そこそこのコースタイムを登らされますが、目だった急坂ではないはずなので、着実に歩を進めるのみです。

5/4 9:25

青空へ向かうスノーフィールド！

5/4 9:30

はあ、ホワイトパラダイス。
好天に恵まれて、会う人会う人ご機嫌です。

5/4 9:44

駒の小屋が建つ、池ノ平に到着。あとは山頂までほんの少し。

5/4 10:00

登頂！
Feelin' good！

5/4 10:08

尾瀬の両雄、燧ケ岳と至仏山が鮮明に。
明日は、目前に座する燧ケ岳に登る予定です。

5/4 10:10

北方向。うっすらと飯豊山地の残雪ラインが浮かびあがっていました。

5/4 10:09

会津朝日岳の方向。白い。

5/4 10:09

中門岳へと続く稜線を進む人たちもいますが、すでに日本海側の遠望は得られているので、駒ケ岳の登頂だけで満足ですw

5/4 10:21

そして、極めつけは越後三山の存在感ですよ。

5/4 10:09

頂上から少し北へ足を運ぶと、奥只見湖が見下ろされます。
その先に越後の山々。まさに豪雪地帯です！

5/4 11:40

南方。こちらには雲があります。
男体山や女峰山の山影。

5/4 11:40

日光白根山へと続く山々。

5/4 11:17

尾瀬の上空は開け放たれています。

5/4 11:18

もうずっと此処にいたいよ・・・とも感じますが、次なる燧ケ岳に向かって、復路に就きます。

5/4 11:21

駒の小屋へと下りていきます。これから緑が白を飲みこんでゆくのでしょうね。

5/4 11:44

標高2000mあたりでも、まだ青空。

5/4 11:49

と思ったら、徐々に雲が増えてゆく下山路。間に合いました。勝利。

5/4 13:00

登山口近くまで下ると、花も開きはじめていました。

5/4 13:05

登山口の階段下。雪解け水がじゃんじゃん流れてゆきます。

5/4 13:25

林道沿いの渓流も、かなりの水量で飛沫をあげています。

5/4 13:36

お疲れ様でした。
まだ明るいので、「そば開山」で食事→桧枝岐歌舞伎関連の社会科見学→温泉、と過ごしました。

5/4 18:22

レストラン「あした天気」で夕食。タンパク源とノンアルカクテルを摂取した後、翌日の燧ケ岳のため、御池までちょっとだけ運転。明日はどんな風景が見られるのかな？？

撮影機器：

FinePix XP60 FUJIFILM

装備

備考

天気回復とともに暑くなって気温は10度を上まわってゆきました。
長袖の薄手インナーでしたが、半袖で歩きたかったぐらいです。とはいえ紫外線に要注意。汗で流れ落ちないタイプの強力な日焼け止めとリップクリームが必須です！

感想

sprout

5/4〜5/6まで、3日連続で福島県の山をピストンする旅。その�‘�目でした。

当初は駒ヶ岳より北方の中門岳まで足をのばして、より豊かな展望を得る予定でした。しかし、特に日本海側が晴れ渡ったので、駒山頂で十分でした。

立山や後立山ですら残雪の少なさが報告される、今年のGWでしたが、さすがに雪深い尾瀬エリアです。全国的に見ても、まだまだ残雪のある山歩きができた方なのだと思います。

交通アクセスの悪さからか、GW期にしては混雑もしない山域でもありますので、落ち着いた雰囲気で楽しむことができました。

3日連続の初っ端から好天に恵まれ、幸先のよいスタートを切れました。
さて、明日はどんな登山が待っているのでしょうか！？

＜リンク＞
燧ケ岳（3日連続で福島県の山！その�◆�
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-635800.html

会津磐梯山（3日連続で福島県の山！ その��）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-637837.html