車山肩から霧ヶ峰周回
- GPS
- 04:23
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 381m
- 下り
- 383m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 4:17
天候 | 晴れ時々曇り 微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・積雪は少ないものの雪の上を歩くところが多いが、八島湿原周辺の木道は雪氷がない箇所が多かった。また木道の上の氷はとても滑り易いため要注意。 ・ハイカーは車山周辺は大変多いが、その他ではほぼ見掛けず貸し切り状態だった。 ・行動中滑り止めは特に利用せず。 |
写真
感想
車山肩の駐車場に7:42到着。気温マイナス2℃と、この時期の霧ヶ峰としては高めだが、駐車場付近は吹きさらしになっていて、外に出て支度するととても寒かった。あまりに寒いので行動用のシェルジャケットの上に防寒用の化繊ジャケットを着て準備する。7:57に行動開始するもののやはり寒いので、化繊ジャケットは着たまま。天候がいつまでもつか分からなかったので、最初に車山を目指すことに。ルート上に雪はあることはあるのだがやはり少ない。昨年も1月初旬に同じルートで歩いているが、その時よりも更に少なく、1月と言うよりは晩秋と言った雰囲気。車山までの登りは緩い坂。それでも体を動かしていると暖まるので、動き出して30分も経たずに一番外側に着ていた化繊ジャケットは脱いでザックにしまう。これでいつもの格好になった。周囲の展望は良いはずだが、北アルプスは雲に覆われてほとんど見えない。南アルプスと富士山は見えたいた。お隣の八ヶ岳や蓼科山は7合目から上付近が雲に覆われていた。標高がおよそ2000メートルの霧ヶ峰周辺は雲に覆われず展望はあるものの、風が始終吹いていて寒く感じた。下山中のハイカーとすれ違いつつ歩き8:41に車山に到着。風は冷たいが想定内。展望は途中までとほぼ同じだったが、山頂に至って浅間山方向が見えるようになった。こちらも雲はあるものの山の姿形はよく見えた。広い山頂であちこち移動しつつ写真を撮るが、雲が多いのでどれもいまひとつ。予報どおりなので仕方ない。
肩の駐車場から車山の往復のみで帰るハイカーが多いようだが、我々はもう少し歩くことにした。車山山頂から一部ゲレンデを歩いた後車山乗越に至る。ここに来てもやはり雪は少ない。雪の上を歩くものの、ルートを外すと笹の上を歩くことになる。もう2回くらい降らないと雪山ハイキングの雰囲気にはならないように思った。乗越からは緩い登りで蝶々深山に至る。振り返ると車山。ここも雪が少なくて岩石が露出していた。ここからは緩い坂を下って物見石。雪が少ないのは言うまでもないが、それ以上に誰もいない。3連休の初日だが天気予報がいまひとつなので見合わせた人が多いのだろうか。それとも事前の調査で雪がほぼないことを知り、他へ出掛けたのだろうか。相変わらず風は少しあるものの寒くて仕方ないほどではないので更に先に進むことに。物見石からも緩く下って八島湿原を目指す。7月であれば高山植物の宝庫だし、冬に積雪があれば雪原がきれいだが、今日に限ってはどちらでもなかった。広い湿原は下草が見えていて、1月と言うよりはやはりもう少し前の季節のように思えた。湿原の周囲は木道になっているが、この木道が少し厄介だった。完全に雪に覆われているのがこの時期としてはベストと思うがその状態からはほど遠く、一部木道、一部雪、一部氷のミックスだった。2人とも滑り止めは使っていないので鳴るべく柔らかい雪の上や木道の上を歩くが、場所によっては硬い雪か氷しかないところもあって、そのような場所ではスリップや転倒に気を付けて歩かなくてはならなかった。転倒に注意して歩くため気持ち的に疲れた。しかも足下は重くソールが硬いブーツなので尚更疲れた。軽くてソールの柔らかい夏用のブーツならもっと楽だったと思う。おっかなびっくりで進むもここも誰もいなかった。天気は晴れたり曇ったりの繰り返しだったが、これ以上悪くなりそうにもなかった。10:40頃八島湿原のベンチに座って休憩する。風が弱く吹いていたもののそれほど寒くはなかった。お茶を飲んで少し体を温めて再出発。相変わらず木道が続くので神経を使う。木道が終わるとほっとした。普通の登山道のほうが歩き易い。木道の後は車山肩の駐車場へ向けて緩く登り返す。大した登りではないが最後がこの日で一番の登りになるのがこのコースである。車山付近以外ではハイカーは全く見掛けない。今日の天候や積雪だとわざわざ八島湿原などへ行く人はまれなのかもしれない。本格的な登りになる前に、今日最初の大休止。ここまで水分休憩のみだったので、ようやく初めておやつの時間とした。食べ飲みした後少し進み、着ていたシェルジャケットを脱いでザックに仕舞う。これでインナーとフリースの2枚になる。風が強めに吹くと寒いが、歩いていれば特に問題なかった。足下が軽いブーツで、ザックも軽めならさっさと登れるのだが、色々重いのでペースはのろいまま。肩への登ながら周囲を改めて見渡すが、やはり雪は少なかった。緩斜面を登り切り駐車場に12:12に到着。朝よりは駐まっているクルマは増えていたが、やはり吹きさらしの場所なので、外で片付けをしていると汗が冷えて寒く感じた。外での片付けは最小限の時間にとどめ、車内で残りの片付けをした。
1月の積雪期に霧ヶ峰を周回したが、雪が少なすぎて冬の雰囲気は感じられなかった。可能ならシーズン中で雪が多くなった時を見計らって再訪したいが、今シーズンどれくらい積雪が増えるだろうか。
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