杓子山(不動湯コース ピストン)
- GPS
- 04:42
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 888m
- 下り
- 809m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰りは下吉田駅から「富士回遊号」に乗ったが指定席はすでに満席。指定なし特急券で乗車。大月駅で後ろに9両連結されるので、そちらの空席に座ることが出来た。 下吉田駅から大月駅までの約30分の辛抱。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の残雪少々あり。山頂手前は泥濘はじめ滑りに注意が必要。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
|
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備考 | 安全のため泥濘の急傾斜地は軽アイゼン着用も。 |
感想
☆☆ 期待通りの絶景「杓子山」 行ってよかった!! ☆☆
ようやく杓子山の山頂に立った!
大袈裟かもしれないが、2年前に知人の誘いで低山ハイキングをし始めてからいつか登りたいと思っていたのが、富士山の絶景で有名な「杓子山」だった。ただ、テレビで「ULTRA-TRAIL Mt.FUJI」を視た時に出てきた「杓子山」は、プロのトレイルランナーを苦しめる難関ポイントのひとつとして紹介されていて、ルートが違うといえども自身の中で一気にハードルが上がってしまい、遠い先の“夢”になっていた。
ところが年が明け、登り初めの山を考えていた時に「杓子山」が浮かんだ。新年早々、大きな自然災害、航空機事故、有名演歌歌手の死去など心が痛むニュースが立て続けに飛び込んでくる毎日で、「行ける時に行かなきゃ」と思ったのかもしれない。
車がないため、交通公共機関で可能な方法を探り慎重に計画を練った。
最も優しいルートを選び登山口は「不動湯」を選択。最寄りの寿駅や下吉田駅、月江寺駅等からの徒歩も考えたが、結局楽をして富士山駅からのタクシーに。あいにく前日の雪で路面が凍結し、不動湯の1.5km手前の「不二阿祖山大神宮」までしか行ってもらえず、やむなくそこから歩き始めた。舗装された坂道を20分程歩き「不動湯」に到着。「不動湯」からさらに林道を歩き、30分で「駐車場」に到着。そこにひとつめの「ビューポイント」があり、雲一つない青空のもとの富士山を見ることが出来た。
その後も林の隙間から見える富士山をチラ見しながら、約40分で「大榷首(オオザス)峠」を通過。いよいよ急な登山道に入って行くことになる。
ところどころに標識が出ていて道迷いすることもなかったが、やはり「急坂」でいつも以上に行き絶え絶えになった。おまけに薄っすら残っていた雪が溶け始め、粘土質の坂道が「滑る」。たまたま買い替えたばかりのシューズで幸いしたが、予定以上に時間がかかり「大榷首峠」から40分で山頂に。
それでも山頂は素晴らしかった! 富士山が真正面に「ドーン」。何度も写真で見た有名な「天空の鐘」のモニュメント。右手には雪を被った南アルプスの山々。山中湖も小さく見える。360度の大パノラマ。気温は低いが風もほとんどなく絶好のコンディション。事前情報通り。登りは苦しくて何度も立ち止まったが、結果は最高だった!
予定を20分オーバーして下山を開始。ぬかるんでなければ高座山経由、鳥居地峠に下りるコースも行けたかもしれないが、なんせ「ツルツル、滑る滑る」のコンディション。予定通り、登りと同じコースのピストンにした。
途中、タクシーに乗れるところがないので、「不動湯」から「下吉田駅」まで平坦な舗装道路を約5km、65分歩いた。
年始でなまった体には全行程14kmは堪えたが、「杓子山」山行は最高の思い出になった。
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