乙妻山
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- GPS
- 09:41
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 1,604m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:37
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
久々にちょろっとした寒波が来た。たいして積雪が増えたわけではないが今季はこの先どこまで雪が増えるのか心もとない。予報はいまいちだが、とりあえず乙妻山へ。
駐車場から林道をたどり、黒姫や佐渡山への分岐をすぎるとトレースへ消える。足首程度の深さ。最初の沢のブリッジは問題なし。尾根に取り付き佐渡山コルへ。
いつもなら梯子尾根で中妻山方面へ向かって乙妻へ向かい朝焼けを楽しむのが恒例だが、この日の天気では展望もなさそうで、むしろ稜線部の視界がなく乙妻までの進路が危ぶまれる。ということで久方ぶりの北東面からの登高。
まだまだ灌木があらわだが登るのに支障はない。雪は軽い。一歩踏み出すごとに乾いた雪が舞い上がりちらちらと風に流され散っていく。見惚れずにはいられない。ラッセルスプレーとでも呼んでおこう。雲粒の付かないきれいな雪の結晶も今季初めて見た気がする。今季はとにかく雪が重く、一歩踏み出すのにも苦労していたが、この日は雪が軽すぎるくらいでラッセルがラッセルに感じられない。重量級の雪に慣らされた脚は抵抗を感じさせない軽い雪にくるくる空回りしてしまいそう。するわけはないけど。
上部の急傾斜箇所直下で雪が硬い一帯があり、雪面も凸凹している。荒天の間に雪崩があったのだろうか。順調に高度を上げるが、山頂稜線の少し下あたりでヤブにつかまり、適当に行けばなんとかなるだろうと進んでいたら本来の左寄りのルートから外れて山頂直下方面へ。適当に進むも雪は硬く傾斜は強くなりヤブ硬雪スティープ登高の様相でなかなか進まない。クトー出したり電熱ゴーグルたまには使ってみるかと出してみたりで何度もザックを下ろし、まごまごして時間を浪費。結局山頂直下あたりに出たが、山頂にはすでに人がいた。無念。聞けばヤマレコのGENさんで、道具やらなんやらあれこれ話が弾んで楽しいひと時。そして寒かった。ここ数年の体の耐寒性の低下は著しい。昔は軍手で登ってたものだが。
新雪は軽いがあまり深くはなく時々下層のガリに当たる。雪は増えつつあるがまだまだ少なく微地形があらわ。フラットライトで細かい地形が見えにくいが、ヤブがそここここにあることで地形の認識にも役立つ。ヤブ偉い。
佐渡山コルへの登り返しも曇天と低温により雪は軽いまま。せっかくなので軽い雪の味わいを噛み締めようとトレースを外して登る。今季はここまでの軽い雪を踏める機会がどれだけあるのやら。
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