雷再訪と塩ノ山
- GPS
- 16:00
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 877m
- 下り
- 1,016m
コースタイム
0855-0915 ・1242峰
0940 滑沢集落
1005-1030 大ナメ
1150-1220 名無峠手前の休憩ポイント(昼食&昼寝)
1355-1527 笛吹きの湯(入浴&昼寝)部落外大人510円
※バス移動
1600 花かげホール
1620- 放光寺
1645- 恵林寺
1740-1820 塩ノ山
1845 塩山駅
(実質歩行距離17Km(ヤマレコルート地図による))
天候 | はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:笛吹の湯からコミュバス利用 15時前後は結構バスあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね快調。赤テープ等はなし。 |
その他周辺情報 | 町営・笛吹の湯は510円。和室有り・食事なし。 |
写真
装備
個人装備 |
夏山個人装備
風呂ブキ・着替え
沢靴
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感想
昨秋訪問した、雷集落と滑沢の大滝。日が短くてあまり見られなかったので、新緑の時期に再訪してみた。温泉と塩ノ山のおまけ付き。
先年訪れた滑沢集落はもともと恩賜林だったらしく、江戸時代は幕府の直轄領だったのではないか・・・と、思いを馳せてみた。藤沢周平の本を読んでいると、郡奉行下役の山林見回りとか、公儀隠密の潜伏行なんかが出てくる。今回はそんな昔人の気分で、谷を遡り峠を越えるというスタイルで山間の集落を繋ぐ旅。見回り役の郷士なら朝から日帰りで行きそうなルートで、収穫期なら土着の農民から柿やら胡桃やらの接待を受けつつ温泉にも入れるというゴールデン収奪ルートだったんじゃないのか?!などと妄想たくましく歩いてみた。
が、肝心の滑沢大滝は下から見上げると意外と小さく、いいとこ20mくらいの高さ。さらに残念なことに林道工事の破砕岩屑やら廃材が散乱しており正直ガッカリ。とはいえ、それさえ目をつぶれば、五月の里山風景を存分に楽しめた。坂脇峠と名もない峠を越えると、どちらも顕著な尾根にはしっかりとした踏み跡があり、いまでも樵人達が山を歩いていることが伺える。日当たりの良い斜面には雑木の自然林。ちょっと急峻で日当たりの悪いところは杉の植林。そこここに見受けられた炭焼き窯の跡。某禅師が開いた塚と大明神の住む社。大きな屋敷と小さな鯉のぼり。郡奉行の下役ってのも悪くないお仕事。
笛吹の湯でひと休みしたあとは、窪平から塩ノ山を目指した。笛吹川を渡り、農婦に道を尋ねると『ホーコージに行きなさるかね?』と聞かれた。ここいらでは『恵林寺』よりも親しまれているらしい。放光寺は、訪ねてみると小奇麗で落ち着いた雰囲気のあるお寺さんで、解説に寄れば、元々は柳沢峠の先、一ノ瀬高橋にあったらしい。黒川金山に集まる金堀衆の信仰も厚く、花魁華やかなりし頃の高橋集落の歴史を知る寺とのこと。時間があれば拝観もしたいところだったが、今回はご利益のありそうな大黒天に参拝のみ。続いて恵林寺の裏から正面へと足を運び、ぶどう畑の細い路地を繋ぐように歩いて行くと小島のような『塩ノ山』のすぐそばまでやってきた。
最後はつらい階段登りで本日はじめて名前のあるピークに登頂。石和から甲府方面を眺めていると、夕日が山の端に沈む頃に富士山が少しだけ顔を見せてくれた。30分ほどぼんやりし、カラスの声を聞いてから下山。麓はいい雰囲気の温泉街。あとで考えたらすぐそばを青梅街道が通っているのですね。電気も車もなかった時代に思いを馳せながら長い一日終了。あらげんさん、今回もありがとうございました〜。
今回も、変化に富んだ山旅企画ありがとうございます。感想、後日ぼちぼち、書いて行きますので、先に公開しちゃってください。
玉宮行きのバスの発車時刻が、塩山駅に到着後2分しかなく、いつもは無頓着な停車位置も今回は、最短で改札に行けるように、階段の位置を思い出しながら、塩山駅に到着する直前に電車内を移動した。ドア一枚分の誤差で階段位置に付けて、一番乗りで改札を出たが、他に降りた人はほんの数人だったようだ。玉宮行きのバス停はどっちだろうと思いながら、南側へ向かう。
バス停に座っている後姿が、あったが・・・?茶褐色の帆布ザックが?あれ?iharaさん??
ほんの少ししゃべっている間に、玉宮行のバスが到着、客は他にいない。
かなり上の方まで登って行く。途中、この地方独特の養蚕同居建築が多数、散在している。玉宮バス停で降りる。近くにザゼンソウ自生地ある標識あったので、バスの運ちゃんにいつ頃が季節なのか聞いてみるが、あまり興味ない様子で3月〜4月頃ではないかと曖昧な返答に、お礼を言う。
いくつかの林道の分岐を分かちながら登る。送電線を過ぎたあたりの分岐から、畑で作業中の人を見ながら、左の林道風な道を登って行く。少し登った所で、尾根に登って休むと、反対側の沢には水が流れていた。
コメント
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未だにスネからオシリまでかなりの筋肉痛
次回は日程合わせて3人で行きましょか
最後塩の山のお声がけありがとございました。山越えして来た上で登る塩山にはかなわないですね。
入山したルートの一本山越えて南の、下小田原地区の行き止まり集落の上条地区、今週、国の古民家群文化資産指定地域になりました。近所には指定されていなくてもいい民家いっぱいありますね。
善光寺どうでした?昼間はかなり暑かったですよね。
昔からの人が住んでいるところは、それぞれに良さがありました。
笹子のコメント ありがとうございました。
次回よろしくです
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