魔宮？大山三峰山(道の駅から逆時計回りで周回)

2024年01月30日(火) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 13.5km
• 登り: 1,100m
• 下り: 1,100m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:22

7:12 道の駅清川
7:17 7:17 煤ヶ谷バス停
7:21 7:21 正住寺
8:28 8:28 物見峠分岐
9:02 9:02 物見峠煤ケ谷分岐
9:51 9:58 三峰山北ベンチ
10:49 10:58 大山三峰山
11:16 11:16 七沢山
11:25 11:25 不動尻大山分岐
12:15 12:15 不動尻
12:24 12:25 谷太郎分岐
12:35 12:35 不動尻山の神峠分岐
12:56 12:56 林道谷太郎線終点P 大小屋ノ沢分岐
13:14 13:14 鳥屋待沢／権現橋
13:30 13:30 正住寺
13:36 ゴール地点

天候

晴天無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅 清川

コース状況／危険箇所等

★山ラジオは全行程で感度良好。

★三峰山周辺は鎖場や階段の宝庫で尾根も細く注意を伴うがそれ以上に楽しさを感じる。でも慎重に。

★寒いこの時期ならヤマビル対策不要。

★虫はいなかったが眼の前を走る猪には遭遇した。

★鎖を握る事が多いので手袋は有った方が良い。

写真

1/30 7:13

道の駅清川の駐車場までマイカー。車中泊ブームなのか早朝から平日にもかかわらず結構な数の車が駐車してました。

1/30 7:19

スタートして間もなくして時計回りか逆時計回りかの分岐点。予定は逆時計回りなので右へ。のちに左から帰ってきます。

1/30 7:21

この階段を入る。

1/30 7:22

まずは小さい子供が大好きな様に石垣の上を歩く。

1/30 7:25

狩猟中らしいです。実際歩いてると銃声のような音が数回聞こえましたが撃つ方も免許取って撃ってるので流れ弾なんかが当たる事はないでしょう。

1/30 8:06

道の駅からすぐの煤ヶ谷バス停から2キロ進んだようです。まだまだ先は長い。

1/30 8:11

なんの門か分かりません。針金でバリケードされてますが獣封じにしては隙間大き過ぎで意味無し。

1/30 8:16

ここは扉そのものがありません。

1/30 8:28

出ました最初の注意。この文だけ読めば経験者以外は入るなと言わんばかりです。今回歩き終えた上で言わせてもらえば少し大袈裟かなと感じます。でも何かあったら責任問題なのでこの注意告知せざるを得ないのも分かる。ここでは右でも左でもなくこの看板の裏の登りを進みます。

1/30 8:45

尾根に乗りました。

1/30 8:50

やっと三峰山までのほぼ半分まで来たか。

1/30 8:51

山ノ神の祠でしょうか。「さっき引き返す勇気がありませんでしたお守り下さい」と手を合わせました。

1/30 9:02

2度目の注意告知。最初の注意からここまで悪戦苦闘して辿り着いたのなら引き返す判断もあるかも知れないが残念ながら危険箇所ゼロ。ここで突然昔遊んだウィザードリィと言うダンジョン探検のRPGを思い出しました。あの時も警告が何回かあって無視して進んだらパーティ全滅しちまったよなぁと。たまに突然ゲーム脳が働くゲーム好きな私。

1/30 9:09

ここまでは上り一辺倒でしたがここから少しだけ下ってコースの空気が変わって来ました。

1/30 9:14

三峰山は魔宮と言われるようですがまずは階段地獄が始まる。

1/30 9:17

一段一段の高さがあるので疲れました。振り返ってみますが階段はまだ続きます。

1/30 9:23

階段を登り終えて少し歩くとまたです。3度目の注意ですがよく読むと文章が変わり斜面崩壊やら路肩崩落などの表現が出てきました。そして引き返す勇気云々などの小言も消え十分注意して進めと励ましになってます。

1/30 9:28

この先は崩落によって痩せ尾根になってます。木が生えてる斜面が崩落して樹木が無くなってるので視界が開けて丹沢の主脈がよく見えました。

1/30 9:30

斜面崩壊の恩恵。丹沢の主脈です。

1/30 9:38

あと1.3km地点まで来ました。

1/30 9:50

残り0.8km、眼の前に三峰山の山容が見えます。いざ征かん！

1/30 9:52

始まりました階段地獄PART2。

1/30 10:00

補助ロープも出てきました。だんだん楽しくなってきた。

1/30 10:01

階段に溜まった落ち葉で滑りやすいので慎重に。

1/30 10:12

ローブから鎖に変わって来ました。

1/30 10:13

これが魔宮と言われる所以か。でも楽しい。

1/30 10:18

次から次へと現れるアスレチック的な環境！

1/30 10:19

特に向こう側の階段。しっかりとした踏み場の無い階段でしかも手すり無しなのでバランス崩さないように。安全策なら手を使おう。

1/30 10:23

写真では分かりづらいですが橋の両側を結構ヤバイ谷です。

1/30 10:23

鎖が無いとホントに危ないのが続きます。でも危ないって意識はとっくにすっ飛んで夢中で楽しんで進んでる。

1/30 10:26

あと100m、リーチ！

1/30 10:29

最後の100mが濃密な100mでした。まさに山頂までのラストダンス！

1/30 10:34

三峰山の山頂に着きました！楽しい登りだった。

1/30 10:45

さぁ休憩休憩。今まで色んなスープを飲んだけど私はフリーズドライの野菜スープが一番好きです。家を出る時に沸騰したお湯を真空ステンレスボトルに入れとけば大体この時間は丁度良い熱さになります。

1/30 11:03

写真には間に合いませんでしたが突然林がガサガサ音がして猿かなと思ったら2頭の猪でした。急斜面をトラバースして駆け抜ける脚力はすげーなー。

1/30 11:10

下山も魔宮は続く

1/30 11:14

鎖の補助が無いと大変ですがそれも込みで楽しい。

1/30 11:42

鎖で崖を降ります。さすがにここは体重を鎖に預けて降りないと無理なので足場を選んでゆっくりと。

1/30 11:43

降りてから上を見るとこんな感じ。

1/30 11:46

谷太郎川の源流に辺りますが沢は枯れてる。

1/30 11:49

この辺から伏流水から沢に水が注がれ水の音がし始める。

1/30 11:51

沢沿いを歩いてると水量が徐々に増えていくのが分かります。

1/30 12:02

堰の上を渡る。

1/30 12:04

沢の水量だいぶ成長してきました。

1/30 12:05

普通右を歩くと思いますが右も結構しなります。

1/30 12:09

魔宮は終われど沢沿いを歩く楽しみがある。

1/30 12:11

地図には無いけどこれは水場かな？ドリンク飲み干して喉カラカラなら飲むかも知れない。自己責任で。

1/30 12:14

大山からの合流点。大山から降りてきた人がぼちぼちいました。

1/30 12:15

不動尻に到着。ここから舗装路になります。

1/30 12:18

さっきまで枯れてた沢が今ではこんな水量に。

1/30 12:23

この標識を見落としてたらそのまま舗装路を行って七沢温泉の方へ行ってしまうとこでした。舗装路とお別れしまた谷太郎川と一緒に山林の中に入ります。

1/30 12:40

川に釣られて河原を歩ってしまいそうでしたが左に山道があるのに気付きました。

1/30 12:45

このような橋は多数あり何回も渡る。

1/30 12:47

下山中に何か癒やされる風景。逆にまさかの急登が現れると心が折れますが今回そのような事は起きませんでした。

1/30 12:49

河原で食事休憩してる人もいました。

1/30 12:54

さぁもうすぐ林道になる。

1/30 12:54

何回渡ったか数えてないけどこれが最後の橋。

1/30 12:55

煤ヶ谷BSまで3kmかぁ。ここからは舗装路だし45分くらいかなと計算してました。

1/30 12:56

さぁゴール目指して歩くぞ！

1/30 13:19

林道を歩いて気付きました。木々を見ると黄色くなってる…もしや。

1/30 13:19

じゃ〜ん！やはりスギ花粉がたわわになりつつある。私はオールドタイプなので幸い花粉症とは縁がありません。花粉症の方には申し訳ありませんが花粉シーズン来ても目鼻剥き出しで登山してます。今年もそういられますように。

1/30 13:32

谷太郎川さん、立派な川になりましたね。少しだけ天地創造の神になった気分です。

1/30 13:35

スタート地点の道の駅清川に無事戻って来ました。到着時間も予想通り。

今回もお疲れ山でした。

撮影機器：

Galaxy S9+ SCV39 au サムスン

感想

横浜青葉インター

以前から他の方のレコ見て大変興味を持った山です。少し怖そう、でも行ってみたい。登山ガイド本にヤマビルが多い山と紹介されてるので寒い今の時期しかない！と思ってました(ちなみに私は相模湖周辺の他の山でヤマビルに血をチュウチュウされた事あります)。
予想通りこのコースは楽しい！山頂からの眺望だけは望めませんがそれ以外の山登りの楽しさのエッセンスはたっぷり詰まってると思いますのでヤマビルがまだ湧いて来ない寒いうちにお勧めします。

今回の試行ですが前回雪山歩き(長野の車山)でスマホのバッテリーが1時間ぐらいで100％が数％に激減して寒冷地でのヤマレコのアプリ存続が危険視してました。これに対していつもスマホを収納してるホルダー内に名刺サイズのミニ使い捨てカイロを入れて温める作戦と休憩中にはモバイルバッテリーでスマホ充電する事でスマホバッテリーの延命に成功し余力を持ってゴール出来ました。

逆に失敗だったのは前回同様、自分の身の寒さ対策で車山と同じ服装(ベースウェアの下にウールの上下タイツに防寒ズボンを利用)で臨んだらオーバーヒート。ゴール到着して登山靴を履き替えようとしたら靴紐が濡れてる、いや靴もかなり中まで濡れてる。ズボンの裾やタイツも汗で濡れてました。雪山用に履いた防寒ズボンは今回不要だと感じました。まぁ去年までは冬でもベースウェア一枚だけで冬の低山歩いてたので歩けば温まるから薄着に少し戻したいと思います。

コメント

噂のハセさん(╯⊙ω⊙╰)

はじめましてです(-人-)

日曜日に寄った道の駅清川が起点でしたので思わず反応しましたが…なかなかアスレチックですね(笑)
楽しそうだけど嫁に〇されそう😂

やはり丹沢山域は全体がヤマビルに侵されているのですかね…
もう少ししたら怖くて近づけません(笑)

沢もあって夏は絶対に気持ちよさそうな場所なんですけどね😩
山全体に塩を撒いていただきたいです(笑)

横浜青葉インター

噂のハセさん(╯⊙ω⊙╰)さん

コメント有難うございます。
ヤマビルは確かに怖いイメージありますが必要以上に怖がる事無いと思います。でもヤマビルの季節になり対策としては。

�．筌泪咼觸�けスプレー(私はフマキラーのSKIN VAPEをドラッグストアで安く買ってます)を登山スタート時に全身に吹きかける。

��登山中、休憩時にリュックを地べたに置かない(木に掛ける等にする)。

��マメに足元等を見てヤマビルがくっついてないかチェックする。

私がヤマビルに喰われた時は手の甲にくっついていました。全く気付かずびっくりして手を振ってもなかなか剥がれませんでした。剥がしても血が止まりませんが血が止まらない知識を予め知ってればパニックにならないと思います。

血を吸われても痒いとか痛いとか全く自覚症状が無いので後からかゆくなる蚊よりある意味マシかも知れません。ただ吸われた所はその後火傷した様な跡が残ります。

三峰山に限らずヤマビルが多い山はこの寒い時期に狙い撃ちして登りたいと思ってます。