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Yamareco

記録ID: 6416639
全員に公開
山滑走
白山

白山釈迦岳(アドベンチャー)

2024年01月31日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
13:49
距離
28.6km
登り
1,888m
下り
1,869m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:10
合計
4:36
23:16
0
8:26
8:36
266
天候 晴れのち小雪
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
風嵐ゲートで積雪60cm
宮谷は例年より雪は少なく渡渉多し
行程全般で薮はなし
その他周辺情報 帰宅後テルメ金沢で入浴
23時過ぎ白峰(風嵐ゲート)をスタート
2024年01月30日 23:17撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4
1/30 23:17
23時過ぎ白峰(風嵐ゲート)をスタート
月に照らせれ黙々と進む
ツボトレースが少しだけ続いて消えていた
2024年01月30日 23:21撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4
1/30 23:21
月に照らせれ黙々と進む
ツボトレースが少しだけ続いて消えていた
林道1km先でこのくらいの積雪
2024年01月30日 23:54撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
3
1/30 23:54
林道1km先でこのくらいの積雪
スノーシェッド手前は雪崩れてて片斜面
2024年01月31日 00:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
6
1/31 0:10
スノーシェッド手前は雪崩れてて片斜面
ミラーで自撮り
2024年01月31日 00:28撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
6
1/31 0:28
ミラーで自撮り
スノーシェッドは安全に休める
2024年01月31日 01:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
4
1/31 1:00
スノーシェッドは安全に休める
百万貫、iPhoneは夜でもよく写る
2024年01月31日 01:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 1:15
百万貫、iPhoneは夜でもよく写る
手取川を橋で渡って宮谷へ
2024年01月31日 01:31撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 1:31
手取川を橋で渡って宮谷へ
最終堰堤を巻いていきなり渡渉になった。
ツボで石伝いに辛うじて対岸へ
2024年01月31日 03:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 3:03
最終堰堤を巻いていきなり渡渉になった。
ツボで石伝いに辛うじて対岸へ
しばらくでまたツボで渡渉
2024年01月31日 03:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
6
1/31 3:59
しばらくでまたツボで渡渉
極め付けはここ、YSHR一番手で対岸へ大ジャンプして着地、二番手コーエーを待つ、落ちたらthe endだった
2024年01月31日 04:18撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 4:18
極め付けはここ、YSHR一番手で対岸へ大ジャンプして着地、二番手コーエーを待つ、落ちたらthe endだった
切れてるブリッジを渡る
2024年01月31日 04:24撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 4:24
切れてるブリッジを渡る
このブリッジもギリだった
2024年01月31日 04:34撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 4:34
このブリッジもギリだった
目指す谷を詰めて稜線に乗った、別山の上に金星がドン
2024年01月31日 06:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
8
1/31 6:03
目指す谷を詰めて稜線に乗った、別山の上に金星がドン
稜線は藪もなく快適だった
2024年01月31日 06:08撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 6:08
稜線は藪もなく快適だった
ブナ林が続く
2024年01月31日 06:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 6:15
ブナ林が続く
別山 ドン
2024年01月31日 06:20撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 6:20
別山 ドン
ブナの疎林
2024年01月31日 06:29撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 6:29
ブナの疎林
振り返れば大長山
2024年01月31日 06:52撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 6:52
振り返れば大長山
目指す釈迦岳(真ん中左)が見えた
2024年01月31日 06:59撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 6:59
目指す釈迦岳(真ん中左)が見えた
東の空が赤く染まる
2024年01月31日 07:02撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 7:02
東の空が赤く染まる
微妙なアップダウンがあるので無駄に高度を上げない
2024年01月31日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 7:07
微妙なアップダウンがあるので無駄に高度を上げない
ポコは右から全て巻いた
2024年01月31日 07:10撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 7:10
ポコは右から全て巻いた
釈迦岳は左から3番目のポコ
2024年01月31日 07:13撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 7:13
釈迦岳は左から3番目のポコ
大斜面
2024年01月31日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 7:33
大斜面
御前峰と大汝峰が見えてきた
2024年01月31日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 8:03
御前峰と大汝峰が見えてきた
南側の急斜面にはクラック多数
2024年01月31日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 8:04
南側の急斜面にはクラック多数
ようやく釈迦岳ロックオン
2024年01月31日 08:08撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 8:08
ようやく釈迦岳ロックオン
コーエーピクリン
2024年01月31日 08:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 8:25
コーエーピクリン
YSHR先生ピク
2024年01月31日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 8:25
YSHR先生ピク
山頂からの大汝峰と御前峰
2024年01月31日 08:20撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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山頂からの大汝峰と御前峰
湯ノ谷
2024年01月31日 08:20撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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湯ノ谷
山頂からの別山
2024年01月31日 08:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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山頂からの別山
山頂からゴー
2024年01月31日 08:38撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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山頂からゴー
カリカリ
2024年01月31日 08:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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カリカリ
広大ゲレンデ
2024年01月31日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 8:47
広大ゲレンデ
ブナ林まで降りて来た
2024年01月31日 09:00撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 9:00
ブナ林まで降りて来た
北斜面へ飛び込む
2024年01月31日 09:57撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 9:57
北斜面へ飛び込む
稜線から北面経由宮谷へ 雪は生きていた
2024年01月31日 09:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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稜線から北面経由宮谷へ 雪は生きていた
ウェットパウダー
2024年01月31日 09:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 9:57
ウェットパウダー
宮谷へ
2024年01月31日 09:57撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 9:57
宮谷へ
宮谷まで降りて対岸へ ロープで川へ降りてツボで渡る
2024年01月31日 10:15撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 10:15
宮谷まで降りて対岸へ ロープで川へ降りてツボで渡る
無事対岸へ
2024年01月31日 10:25撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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無事対岸へ
最後の渡渉
2024年01月31日 10:35撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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最後の渡渉
堰堤
2024年01月31日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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堰堤
堰堤脇を越えるが行きも帰りも難儀
2024年01月31日 10:37撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 10:37
堰堤脇を越えるが行きも帰りも難儀
堰堤を越えた
2024年01月31日 10:46撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 10:46
堰堤を越えた
鞍部の向こうがキヤヌキ谷
2024年01月31日 11:23撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 11:23
鞍部の向こうがキヤヌキ谷
キヤヌキ谷エントリ
2024年01月31日 11:40撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 11:40
キヤヌキ谷エントリ
キヤヌキ谷は北面で、雪も生きていた
2024年01月31日 11:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 11:40
キヤヌキ谷は北面で、雪も生きていた
落ちていく
2024年01月31日 11:40撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 11:40
落ちていく
雪切れもここだけ
2024年01月31日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 11:47
雪切れもここだけ
最後の崖場を降りると手取川
2024年01月31日 11:58撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 11:58
最後の崖場を降りると手取川
手取川まで降りて橋を渡ると林道合流
2024年01月31日 12:03撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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1/31 12:03
手取川まで降りて橋を渡ると林道合流
スノーシェッド内にツララ
2024年01月31日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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1/31 12:23
スノーシェッド内にツララ
スノーシェッド手前は雪崩
2024年01月31日 12:29撮影 by  iPhone 15 Pro, Apple
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スノーシェッド手前は雪崩
無事帰還
2024年01月31日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X8i, Canon
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無事帰還

感想

今日の水友は釈迦岳を宮谷から南西尾根経由でピクろう、コーエーが昼から仕事と言うので深夜23時過ぎにスタートとした。

雪は最近の寒波で増えていた。まっさらな林道を二人でガシガシ歩いて行く。スノーシェッド前後は雪崩れているので要注意だった。

6.5km歩いてようやく宮谷出会、橋で手取川を渡り詰めて行く。寒波はあったが数回なので宮谷は雪が少なめで渡渉の嵐だった。ツボで石伝いしたり、切れたブリッジを渡ったり、大ジャンプで対岸へ飛んだり、何でもありのアドベンチャーだった。

足を濡らせばそこで終わってしまうがギリ切り抜けた。稜線へ上がる沢も滝が数ヶ所で出ていて心臓に悪かった。稜線まで上がればあとは黙々ポコを巻いて釈迦岳を目指すのみ、スタートから9時間かけてようやくピクる事ができた。

山頂からは白山や別山がマンダムであった。逃げ足は早い、帰りはどうすれば一番安全で効率的かを考えながらルートを探る。予定コースを何度も修正して帰路を急いだ。

宮谷に降りてから鞍部に登り返してキヤヌキ谷を滑走して手取川に出た。こんなコースを取るのは自分たちくらいだろう。

無事林道に出たら手で必死に漕いで白峰へ、13時間オーバーの激しい戦いであった。コーエー一目散に職場に走る。

とにかく頭も体もフル回転で疲れました。

今日は午後から仕事に行かなければいけないので近場の白山釈迦岳となった。ここも何回か来ているが宮谷川の状態はいつも変わるので以前のルートは参考にならない。今日も何度も難関が現れたがその都度突破することとなった。

しばらく来ていなかったのでゲートから先も随分雪が増えた。降雪後時間が経っているのでそれほどラッセルもなく歩いていくと宮谷川に逸れる林道に入る。いつもはあるデブリも小さいので雪が少ないのだろう。最終堰堤脇の雪も少ないので行きはツボで突破した。

さあこれで快適かと思いきやここからが試練だった。いきなり雪が大きく切れて飛び石で渡渉。そこからもなかなか左岸に渡渉できず右岸沿いをいくが右岸も崖になっていたりするのでその都度高巻を強いられる。岩場のトラバースがあったが帰りはかなり厳しいのでどうクリアするか考えた。

当初行こうと決めていた沢までもなかなか達することが出来なかったので予定変更で手前の沢に入ることとなりなんとか渡渉して沢に入るもいきなり滝が現れる。前はこんなんなかったなと思いながら高巻いたりギリ雪を繋いで中央突破したり三つくらい超えたところでようやく雪が安定してきた。

稜線に出るまでに帰りのルートを色々話し合っていくつか候補を決めた。稜線に出ると雪は多くて快適に登ることが出来た。基本的に右側からデコボコは巻いていく。風の強さや斜面の固さでいろいろルート取りは変わってくるが今日は風も弱く斜面もガチガチではないので最短で1900のポコは右から行くこととなった。最後はガチガチになってきたので高度を上げざるを得なかった。

手前のポコも巻いて出発から約9時間かかって無事登頂。厳冬期白山よりも疲れたかもしれない。高曇りだった天気も山頂に着く頃にはどんより雲に変わりちょうど滑走準備をしている時に雪が舞ってきた。それでも展望はあるので癒された。

帰りは稜線鞍部までは快適。そこからシールで行きで登った沢のもう一つ向こうの沢を降りることに決まった。そうするとメチャクチャ苦労した渡渉やトラバースはすべて回避できる。さらに北面なので雪は生きていてご褒美滑走となった。最後は緩い尾根に回り宮谷川に合流。最後の渡渉も板を放り投げツボで渡る。川まで高さがありハングしているので手持ちの細引きを使い安全に降りた。

キヤヌキ谷経由で帰るので鞍部を目指してルートを取るがここでも大きな沢がありしばらく沢沿いを進んだがなかなか高さがあり急なトラバースで気が抜けなかった。鞍部までの斜面は疎林で快適だった。鞍部に着くと最後の滑走準備。キヤヌキ谷も雪は生きていてここでもしばしご褒美滑走。しかし気持ちよく落とし過ぎると水が出ているので早めにトラバース気味に下降し無事林道着地。

帰りの林道は行より短いので最後まで頑張って無事帰還。ちょうど小雨がぱらついてきたのでグッドタイミングだった。正直今日は宮谷川の時に敗退も頭によぎったが先生の突破スキルのおかげで無事登頂出来た。過去のルートはあてにせずその時の状況でいろいろ判断しなければいけない。諦めずに弱点を探れば先生も言っていたが「なんとかなる」ものである。

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