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Yamareco

記録ID: 642262
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沢登り
御在所・鎌ヶ岳

鈴鹿 赤坂谷

2002年09月01日(日) [日帰り]
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ちゅき その他4人
GPS
--:--
距離
5.6km
登り
366m
下り
376m
過去天気図(気象庁) 2002年09月の天気図
アクセス

感想

http://k0.fc2web.com/sawa/akasaka/

とよのかの感想文
週中からずっと天候が悪く、行き先がなかなか決まらなかった。 結局、出発直前に「赤坂谷」と決まった。 沢は天候がむちゃくちゃ大事なんや、と知ったのも今が初めて。 そう、私はまだ「沢2回目」の新人沢ラー。
前日の夜、竹井さんの車に乗せてもらい、TYちゃんと私の3人で鈴鹿・赤坂谷を目指す。 初めて会ったTYちゃんとは、スグ意気投合っ。 

めちゃくちゃ良いテン場にテントを張って、鎌っちゃんと武田さんを待たずに寝た。

そのテン場は多分、いや、明らかに人の敷地だった。 夜中の4時に着いた鎌っちゃんと武田さんは、異様にテンションが高かった。 そのせいにするワケではないけど、ナゼか全然眠れなかったー・・・。

今日の沢登りは、広い広い沢(本流?)から始まった。 前回の白滝谷とは打って変わって、川幅もスケールも大きいっ! 雨のせいなのか水量も豊富で、滝はざぁざぁと降って来ていて、ワクワクするっ。 岩が白く、山の緑と川の色とのコントラストで、写真を見ているようなキレイさ!

不必要に泳いで、濡れて濡れて進んだ気がする。  TYちゃんのせいだ。彼女は濡れ濡れ大好きの沢ラー。 付いて行くと否応ナシに私も濡れ濡れだった。 気持ちいいーーっ!!

途中、肩を借りたり、手を引いて引っ張り上げてもらったり、自分で登れない個所がある。 そういう時、ちょっとヘコんだ。 自分で登れない個所を減らしたい。

昼の休暇後から、三重から来られている木場さんご一行(3名)と同行させて頂いた。

お二人の女性の方も、すんごいパワーでガンガン行きなさる。 進めば進むほど、景色がまたものすごくキレイになっていく。 広い幅でサァサァと流れる、大きくて緩やかな滝。 何段もになって落ちてくる滝。

ずっとずっと水に向かって歩いている感じがして、気持ち良いっ。 武田さんが「久しぶりに沢登りしてるって感じやぁ〜」って言われてて、 「そんな良いトコに、私は2回目で来させてもらえたんかぁ」と思って嬉しかった。

沢を逸れてしばしのヤブ漕ぎの後、急に目下に桃源郷が広がった。 白い大きな大きな岩場に、水色の水がゴゥゴゥと流れてるーー!! ほんまにほんまに、キレイな景色やった。 激流に逆らって、少しでも上流の岩場に行こうとするも苦戦・苦戦。 そこで、三重の木場さんが体当たりで助けて引っ張って下さって・・・。 付き合い切れないだろう私たちに、楽しそうにお付き合い下さって、本当に感謝・感謝です。 とんでもない激流をどっぼんどっぼん流れる竹井さんや武田さんもすごいけど、 5m以上ある岩場からダイブする鎌っちゃんとTYちゃんには引きました。 「沢魂」。 と言うべきか・・。 ただの飛び込みフェチか・・。

木場さんと同行されてた女性の方のお話。 「登山道は人間が作ったのもので、自然が人間に形を合わしてくれたもの。  沢登りは自然のままの中に人間が入っていくもので、人間が自然に合わせていくもの。だから難しいし、面白い。」 そうだなぁー、と思って、川も木々も眺めました。 気持ちにすーっと入ってくるお話でした。

今日は、すごくすごく気持ちが良い沢だった。 まだ2回目で、みんなに手伝ってもらう場面も多々有ってヘコむ時もあったけど、 きっと自分にとって忘れない沢登りになるやろなぁ、と思う。 一緒に行ってくれた皆さん、本当にありがとうございました。 あー、ちかれた。 でも、楽しかったーーーー!!

帰り、竹井さんの車に同乗させて頂き、「竹井シャワー」を頭からザッバァ被りました。 助手席で逃げ場も無く、巻けませんでした(笑)。 最後の最後まで、濡れ濡れびっちゃんこっ☆

とよのか

メモ
 最初の予定では入之波温泉奥の本沢川黒倉又谷に行く予定やってん。せやけど、大台方面に連続雨量800mmとか聞いて「こらアカンな」思て増水渡がマシっぽい鈴鹿に行くことにしてんゎ。んで沢登2回目の子も居るしってんで赤坂谷。知り合いからは初心者向きの谷って聞いとる。どんなとこかなぁ。
 武田ちゃんが家に迎えに来てくれたのが夜中2時頃。西名阪→名阪国道→上柘植ICから下道で八日市を通過して鈴鹿のキャンプ場の近くに着。ちょっとだけ通り過ぎたけど先着の竹井ちゃん組のテントはスグ分かった。雨がポツポツ降ってる。ヤやなー。カヤックやったら雨降ってたら大体 大喜びやねんけどなー。
 朝はユックリめ。ほんまは もう少し早く発ちたかった。前に白滝谷に行った時と同じところから降りていく。堰堤下からはスノーケルつけて流れていく。オモロ過ぎ〜。でも竹井ちゃんはヒいてる。ま、ほっとこ。
 間もなく赤坂谷出合に着き、入っていく。それなりに水量がある。やっぱ雨のせいかなー。でも竹井ちゃんが前に来た時は もっと増水しとったらしい。団体さんが居る。ひぇーーー。何人居るんや?俺ら抜いて総勢15人位居るのか?!3パーティぐらい居るみたい。なんか凄過ぎ。
 殆どが直登できる滝。一箇所 念の為ザイルを出した個所もあったが、あとはザイル無し。ちょっと開けたとこの出合で休憩。3人組の三重の方が居て、なぜか一緒に行くことになる。カラト谷とゆうとこに抜けて戻るそうな。俺は別ルートを主張したが、竹井ちゃん・武田ちゃんが そっちが楽そー…っちゅうことで付いていくことになる。知らん人やけど大丈夫かな…。シャワークライミングを存分に楽しむ。最後まで詰めずに途中で右のカレ沢に入る。植林がしてあって、紫のテープが結構マメにつけられている。さほどしないうちに尾根を乗り越し、そっからはカラト谷沿いに降りる。TYさんは「休憩 休憩」と言うとる。休み休み行って なんとか神崎川本流に出た。この前来たので見覚えがあるところ。沢登の格好以外の人も佇んでいる。ここまでは登山道とゆうか遊歩道みたいなので簡単に来れるみたい。谷通しで来ても さほど問題なさそー。
 ここでしばしプレイタイム。ダイブやら瀬流れなどして これまた存分に遊ぶ。三重の木場さんは元気なオッチャン。ポリプロピレン製紐で自分で編んだっちゅうわらじで 水流のキツイとこも うりゃーっと遡っていかはる。すげー人やゎ。気合の8mダイブを武田ちゃんに写真撮ってもろて、んでまた帰途に着く。TYさんもダイブ好きなことが発覚した。俺以上かも…。流れ流れてスタート地点の堰堤へ。とよのかやTYさんは身体が冷えきったらしい。それにしても今日の谷は人口が多かったなー。
 帰り道、時間があるんで途中のたこ焼き屋みたいなトコで反省会(?)をしてから帰った。あぁオモロかった。満足!
コースタイム
9:05 道路からの階段入口 → 9:09 堰堤下 高度計を460mに合わす 赤坂谷に向かって下流へ → 9:35 高度450m 赤坂谷出合 → 10:40 高度535m 3段連瀑(下から斜H6L12m H8m 斜H5L8m) → 10:58 高度555m 3段直登終 → 11:38 高度605m 仙香谷出合 12:07まで昼飯休 ここから三重の木場さんらと同行 → 12:44 高度700m カラト谷へ向かう枝沢(水量比1:10) → 13:03 高度760m 稜線 13:06 高度770m 尾根から降り始める。杣道には紫テープ。 → 13:12 高度730m 飯場っぽいゴミ跡 14:13 高度485m 神埼川本流カラト谷出合 ダイブ/瀬流れ等して遊ぶ → 15:12 ダイブ/瀬流れ終えて再出発 流れて降りる → 15:50 車着

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