冠山・若丸山


- GPS
- 08:26
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
おおむね雪は締まっていて快適 |
写真
感想
山と関係ない話
父は中学まで旧徳山村にいて、当時“さよなら”と同じ意味、用法で「あばいよ」と言っていたらしい。
父は「あばいよ」の語源が分からなかったが母(徳山出身でない)曰く“あんばい良う”が元ではないかと。
僕自身「あばいよ」は聞いたことはないが「あんばいよう・いいあんばい」は祖父が良く言っていた。
この“あんばい”とは梅干しを漬けた時に染み出てくる梅酢のことで“塩梅”。
米酢が大量生産される江戸時代以前は梅酢で調味していたから、味付けの良し悪しを転用した表現だと説明されることが多い。
ただ、古代に梅酢は薬であり、紫蘇と漬け込むのもそこからきている。
本来梅干しが副産物で、梅を赤くするために紫蘇を入れた訳ではない。
紅生姜も梅酢に漬けて作る薬だった。
そう考えると「塩梅良う」は健康を気遣う直接的な表現だったかもしれない(詭弁です)。
柳沢慎吾が使う「アバヨ!」の語源の一説が“塩梅良う”だが、
「あばいよ」はそれを裏付けるミッシング・リンクになるはず。
母方の祖母が毎年、家で取れた梅と紫蘇と生姜で梅干しと紅生姜を作ってくれる。
高級品として売られている梅干しでさえ不味く感じる程美味しいのだが数年前の梅干しと紅生姜は一堂感動するレベルだった。
それは完熟した梅の甘い香りがしてするのだ!
味はいつもの適度な酸味、もちろん紫蘇と塩しか入れていないので甘味はない。
いつもは土用干しをしていたがその時は香りが飛ばないよう干さなかった。
それで漬けた紅生姜も甘い香りがして、これも感動もの。
ただ、あの1度きりだけで甘い香りの梅干しは 出来ていない。
それでも毎年の梅干しと紅生姜は美味しい。
祖母も高齢だ。
いつ食べれなくなってもおかしくない、大切に食べよう。 自ら作るか…
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