磐梯山
- GPS
- 07:20
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 988m
- 下り
- 973m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 7:14
天候 | 午前晴れ 午後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
裏磐梯スキー場までの雪道は圧雪整備がしっかりされていた。 |
その他周辺情報 | 裏磐梯レイクリゾート 日帰り猫魔温泉 1400円 露天風呂から凍った桧原湖の眺望も良し |
写真
装備
個人装備 |
スノーシュー、アイゼン
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感想
連休を一日前倒しの参戦 9月に登った磐梯山へGO〜〜〜。
高速を降りるとキャーかっこいい〜〜 山頂までバッチリチリ足〜〜。
午後からお天気曇り予報なのでがんばる〜〜。7:45すた〜〜つ 登山者はゲレンデ左端を歩きます。綺麗に整備された雪上をつぼ足で歩くもスノーシューを履きたくてしかたない私。すぐに履いちゃう。良い感じ〜。
凍った銅沼の上を歩く。なんだか不思議〜9月に見た景色とは全く違く見える。(当たり前か!)しかし銅沼のど真ん中で怖いものを見る…へ…先行者の踏み跡に水が溜まってますけど〜〜 え〜〜 こわっ こんなの行っていいの? 直近の先行者の2人が確実に通っったはずなので意を決して行く…行けた…(もし先行者が居なかったら…どうしたんだろ…)あっという間にイエローフォール。ほほ〜これが!! 先行者2人はイエローフォール右の崖を登っている…私はチョイ戻りの崖を左に迂回するルート。ここで踏み跡から見る先行者は1人だ。後を追うようにたどる。段々と斜度も上がり息も荒くなってきた頃。お1人の方とスライド。どうやらチェンスパなので断念との事。って事は…本日このルート先頭 僕ちん…ぉぃぉぃ大丈夫かよ。まだ10時とりあえず登ると直ぐにトレースが無くなる…先行者が断念した所の様だ。いきなり人生未体験ゾーン突入です。磐梯山に試されているようです。ノートレースを前に恐怖半分冒険心半分 さぁ行ってみよーーー得意のセルフ鼓舞でテンション爆上げアドレナリン出まくりのデマクリチヨコ。岩々ゾーンになると更に斜度も増し周りも白くなり始めルートはどこを登ればいいのかワケワカメ。しかしスノーシューが岩と雪と凍をがっちりマンデー滑る気がしません。直登したりトラバースしたり試行錯誤しながら尾根に取り付き稜線目掛けて登りました。振り返っていったいどこを登ればよかったのか確認するも…全くわからず…。 稜線に出ると風も強くなったので久々のハードシェルを着てアイゼンへ換装。目の前はどんどん白くなるシチュエーション山頂も見えない…それでも行ってみたい…でも怖い…まだ時間はある…真っ白に広がる雪原にルートをどこにとって良いのかもわからず一歩一歩進む。幸い新雪はクルブシ程度だが私にとっては太腿まであるラッセルと同じフロンティアスピリッツ全開。後続者に道を切り開くのだ〜〜。しかしたまにズボッと踏み抜いたりすれば撤退しようかな魂が顔を出す始末。経験が無いという事はこういう事なんですね。なんとか弘法清水小屋までたどり着くも夏道感覚で登ると踏み抜きまくりで体力が削られ到底行けそうもない…一人で歩き始めて1時間半経過の11時半。辺りは真っ白天気は下降線 体力も心配 後続者も来る気配なし…ご飯を食べて帰ろうかとその時…ヒーロー登場〜〜 しかし…ずいぶんとお歳を召したヒーローに若干不安が増す ヒ)ここまで一人でありがとうね〜 私)いぇいぇと言いながらここまでの頑張りを他人に褒められて超絶うれひぃ でもここからどこを進んでいいかわからないです ヒ)ん〜 雪山なんてどこを行ったっていいんだぁ〜 行けることろ行けぇ〜 私)あっ そんなもんなの?ほんとかな?(まだ信用していない) ヒ)そったらそこから行くか 私)私が先頭行きますね ずぼっ ほら踏み抜いちゃうじゃん ヒ)いつの間にか抜かされひょいひょいいってしまう 私)えっ うそでしょ… しかもこのお爺さんつぼ足じゃん…ひょえ〜〜〜 一気に信頼度MAX 慌ててついて行きながら話をする…なんと御年77歳 マジか!!(これよりヒーローからレジェンドに呼び名を改名)途中交代して先頭を歩くも私が歩くと踏み抜き踏み抜き…とほほ。先頭をレジェンドに託し後を付かせて頂く。レジェンドは言う ガスは上がって来て白いけどこんな風全然弱い方だからなぁ〜。雪道なんてどこを登ったっていいんだかんなぁ〜って。心の中ではホワイトアウトしそうで怖いのと、どこを登ったっていいって言うけど私が登れば踏み抜き踏み抜き…いったいどうやってルーファイしているのか…後ろに引っ付いて教えてもらうも残念ながら修得出来なかった…くやし〜〜です!! そのうちにレジェンドの後に続くと不思議な安心感が生まれます。この人について行けば間違いない。1人下山する方がリスクが高すぎタカスギクン。絶対安心を手に入れた私はまるで産湯に浸かる赤ちゃん。(還暦前だけど)最高の状態で登頂〜〜〜〜。やった〜〜 うれしすぎる〜〜 レジェンド様様 絶対この方がいなければ登頂出来なかったので大感謝です。この後 小屋横でランチをご一緒させて頂き色んなお話を聞かせて下さり最高の一日となりました。レジェンドありがとうございました。
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