八ヶ岳(天狗岳)周回@唐沢鉱泉 !宿題完了!
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 870m
- 下り
- 868m
コースタイム
天候 | 快晴+無風or微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
唐沢鉱泉までの車道は、未舗装ですが良好です。下山時はスピードの出し過ぎに気をつけましょう。 唐沢鉱泉PAにトイレがあります。登山届は、唐沢鉱泉ロッジの玄関前にあります。 この時期、天狗岳山頂付近以外は、コースに残雪が多くあります。特に早朝ですと、アイスバーンも多く、アイゼンは必須です。ピッケルは必要ありませんでした。 森林地帯で高度を上げると、岩と雪・氷が交互に現れ、そのたびにアイゼンの取付・取外しで大変でした。 東天狗岳から中山峠への尾根道は、東側に若干のセッピがあります。特に尾根道の中間地点あたりで一時左折して尾根を迂回する場所がありますが、そこは何の案内もなく、知らずに直進するとセッピを踏んでしまいます。要注意!!です。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
これまでの2回連続の強風敗退(那須岳と唐松岳)のリベンジを図るため、満を期して挑みました。
行先は、以前から目論んでいた、唐沢鉱泉からの西天狗岳・東天狗岳です。
風の有無はなかなか想定が難しいのですが、今回は山行中ほとんど無風(山頂でスーパーのビニル袋をそのまま置いても、飛ばない状態)で、オマケにピーカン、望み通りの楽しい山行ができました。
鉱泉から西天狗岳を目指します。高度を上げると登山道に雪が現れてきます。最初は端の地面が見える所を慎重に選んで進みますが、その内に全面アイスバーンの登りになり、アイゼンを装着します。尾根に出てからも同じように、無雪状態と積雪(アイスバーン)状態が交互に現れ、アイゼンの装着だけでくたびれます。そのせいで、登頂まで大幅に時間をオーバしてしまいました。
第一展望台からは、南・中央・北アルプス+御嶽山、全てがクリアに見れます。もちろん南八ヶ岳も大きい。
第二展望台を過ぎて、西天狗の山頂までは、ストックをしまいゴロゴロした大きな岩を両手両足でよじ登ります。
山頂からは、360度の展望が望めます。
特に、西天狗は八ヶ岳の縦走路から外れている分、八ヶ岳の全容が大迫力のパノラマで広がり時間を忘れてしまいます。
東天狗岳からは、特に東側の関東山地の山々が観望できます。
見飽きぬ景色ですが、本日は登りで時間を費やしたのに加えて、久々の周回山行で、登山道の積雪も多く、リスクに備えて早めの下山に入ります。
東天狗からは中山峠に向かう尾根道を歩きましたが、東側に若干のセッピが残っています。この道は、「セッピ注意」の立て札があってもよいかと思いました。
黒百合ヒュッテから唐沢鉱泉の下山は、初めの半分は連続した積雪道で、アイゼンで軽快に歩く事ができます。
大幅に時間を超過してしまいましたが、最高の天気、最高の景色の中、宿題の西天狗岳を踏破し、大満足の山行ができました。
usagi2kameさん、こんばんは。
ご無沙汰してます。
このルート、やはり西天狗までを登りに取ると
たまらない景色の中、歩けるようですね。
1月にこの順番で登ろうとして、車が唐沢鉱泉まで
上がれず。。。渋の湯からのルートに変更したことが
ありました。
今年は是非、西天狗からの周回で歩いて見たいと
思います。
それにしても、この時期はアイゼンの付け外しで
大変そうですね。
それではまた。
youtaroさん、こんばんは!
やっと宿題の一つ、唐沢鉱泉から天狗岳を、完了する事ができました。
私の場合、宿題を提出するのに、早くても半年、長いと3年(槍ヶ岳)ぐらいかかってしまいます・・・。学生なら、落第ですね・・
第一展望台から西天狗を経て東天狗岳までの稜線歩きは、景色が素晴らしくとても気に入りました。
相棒のkameが転倒恐怖症のため、いつも「アイゼン、迷った時はすぐ装着」のルールで歩いていますが、結局今回は10回位取付の操作を行い、それだけでもヘトヘトになりました。
しかし、久しぶりの充実した山行ができ、楽しい疲労感+達成感を味わいました。
usagi2kameさん
よし、このコース登ろう、、思いました。
いつか、、それが問題です。
唐沢鉱泉までの道は、良好ですか、、。
距離は未舗装の部分、長いのですか、、。
Y-chan
Y-chanさん、こんばんは!
このコース、お勧めです!
第一展望台から第二・西天狗・東天狗と歩くにつれて、赤岳を中心とする南八ヶ岳の風景が微妙に変化していく様子に妙に興味がわき、都度魅入ってしまいました。
そして、後ろには常に、南アルプス・中央アルプス・御嶽山・北アルプスが揃い踏み!
>唐沢鉱泉までの道は、良好ですか、、。距離は未舗装の部分、長いのですか、、。
桜平の分岐からはダートになりますが、道幅が広くとても明るく、走りやすいです。桜平より3倍くらい楽です。逆に帰路時は、道が広い分スピードが出過ぎる危険があります。
距離もそれなりにありますが、桜平より短い感じです。
(と説明しましたが、決して桜平登山口が嫌いな訳ではありません。桜平もお気に入りで、これまで4回位行っています。)
usagi2kameさん、初めまして!
このコース、実は僕が八ヶ岳デビューを飾ったところなのですが、第1展望台に上がったときの、八ヶ岳らしい広い裾野の景色といい、西天狗への岩を乗り越えながらの登りといい(もちろんバックに雄大な眺望を背負って)かなりおすすめ度の高いコースだと思っておりました。クルマでの周回も手頃ですし。
昨シーズンはGWに再訪しましたが、西天狗までの樹林の道は雪解け水が流れた後がそのまま凍っていて、同じようにアイゼンを頻繁に着脱してすげえ時間かかったことも思い出されました。
唐沢鉱泉への砂利道は確か4Kmくらいだったかと思いますが、ご指摘の通り広く平らなので走りやすいですね。
konsamaさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。
八ヶ岳は良いですね!。konsamaさんの山行記を見させていただき、(八ヶ岳)愛好者として共感しています。
このコースはご指摘の通り、車で山行する者にとって、登山口までのドライブも楽だし、適当な周回コースが組めるのがとても魅力ですね。(それに、下山後の温泉!)
第一展望台から東天狗岳までは、360度のパノラマが、疲れを吹き飛ばしてくれます。
しかし、アイゼンの操作を考えると、季節は半月から一カ月ぐらい前後した時期のが良いかな、などと考えています。
konsamaさんの山行記を参考にさせていただき、今度は、八ヶ岳の東側の登山口からアプローチしてみようかと思い始めました。
usagi2kameさん
>アイゼンの操作を考えると、季節は半月から一カ月ぐらい前後した時期のが良いかな、などと考えています。
⇒同感ですねえ。積雪期なら雪解け前だし、それ以外であれば雪がなくなった後がよいでしょうね。但し、厳冬期はトレースがどこまであるのか…、むしろ期待しない方がよさそうなのでこの冬は敬遠したのでした。
>今度は、八ヶ岳の東側の登山口からアプローチしてみようかと思い始めました。
⇒赤岳の真教寺尾根や県界尾根はなかなか良いと思いますし、天狗岳なら稲子湯⇒シャクナゲ尾根なんかもgoodと思います。自分は横岳の杣添(そまぞえ)尾根は未踏なのでいずれ行きたいと思います。
それでは、また。
honsamaさん、こんばんは!
>但し、厳冬期はトレースがどこまであるのか…、むしろ期待しない方がよさそうなのでこの冬は敬遠したのでした。
了解しました。
4月ごろが狙い目かなと、思っています。
>⇒赤岳の真教寺尾根や県界尾根はなかなか良いと思いますし、天狗岳なら稲子湯⇒シャクナゲ尾根なんかもgoodと思います。
ありがとうございます。こちらは、夏に気合いを入れて挑戦しようかと思います。
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