茂倉岳(厳冬期)→矢場ノ頭の先にて敗退

2024年02月11日(日) ~ 2024年02月12日(月)

• GPS: 08:19
• 距離: 10.0km
• 登り: 956m
• 下り: 949m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:25

10:25 土樽駅
10:43 10:43 水場／高波吾策像
11:17 11:18 茂倉新道登山口
15:51 16:12 矢場ノ頭
16:51 宿泊地

2日目

• 山行: 1:53
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:53

7:40 宿泊地
8:44 8:44 茂倉新道登山口
9:11 9:11 水場／高波吾策像
9:33 9:33 土樽駅
9:33 ゴール地点

天候

11日　❄️
12日　にわか❄️のち☀️

アクセス

利用交通機関：

電車

土合駅から安全登山の像の手前🅿️までは除雪済み。

コース状況／危険箇所等

下部はかすかにトレースが見える場所もあるが全体を通してほぼノートレース。ひたすら新雪の膝ラッセル。1218m以降は樹林帯のやせ尾根に雪がベッタリついているので、吹き溜まりをうまく避けながら進む。矢場の頭以降はで樹林帯を抜けるので風が強まる。

写真

2/11 10:25

土樽駅を出発

2/11 10:32

しばらくは除雪されてます

2/11 10:36

除雪は駐車スペースのところで終了、地元の方曰く積雪量は例年の1/3とのこと。ワカンをつけます。

2/11 10:44

安全を祈願して…

2/11 10:44

トレースをたどります。このトレースは蓬峠方面続いてました。

2/11 11:20

茂倉岳登山口

2/11 11:20

うっすらトレース跡があるのでそれをしばらくたどります。

2/11 11:35

土樽パーキングエリアを見下ろす

2/11 11:35

まだ明瞭

2/11 11:58

でも基本的に膝ラッセル

2/11 11:58

ぶなの林を進みます

2/11 12:55

ちょいちょい急登が出てきて、膝で雪を崩しつつ足を持ち上げていきます。

2/11 13:03

尾根っぽくなってきました

2/11 14:35

隣の尾根が見えますね

2/11 14:35

吹き溜まりに突入していきます

2/11 14:35

膝上ラッセル

2/11 15:12

やせ尾根。ラッセルは辛いが楽しい♪

2/11 15:49

やっと矢場の頭。駅から5時間以上かかってしまった…さて上部はどんな感じかな…

2/11 15:50

Ohホワイトアウト!このあと30分幕営予定地の鞍部を目指すが、夕暮も近くなり風も出てきた。視界がきかず2回派手に踏み抜いて全身雪まみれ。下手に動き回らない方がいいと判断し、矢場の頭手前の緩斜面に撤退。

2/11 18:19

適地を見つけて幕営。ささやかなディナーを楽しむ。雪の状態と現状を踏まえ、明日は撤退下山に決定。

2/11 18:20

今回はシングルウォールのシェルターなので入り口チャックを開けておいても結露が目立つ。

2/12 7:31

お世話なったテン場🙇

2/12 7:31

テン場反対側。

2/12 7:44

下ります。自分のトレースがあるので容易♪

2/12 7:44

今となっては名残惜しい。

2/12 7:47

夜の間にウサギが通過したようだ

2/12 8:05

視下に行くと視界は良い

2/12 8:06

新潟方面晴れてます

2/12 8:08

美しいブナ林に見惚れながらサクサク下る

2/12 8:08

2/12 8:40

登山口着。下るのはあっという間だねえ

2/12 10:11

10時に電車に乗っているとは…

2/12 10:50

水上駅前のくぼ田さんで、三色きのこそばと地ビールを堪能

感想

MtT877m

久しぶりに、テン泊で雪山に行きたくなった。てんくら、Windy、WNと睨めっこしながら、赤沢山～白毛門周回か、茂倉～谷川岳縦走のどちらにしようか悩み、結局後者を選択。今年は暖冬で雪が少ないようだが、やはりワカンでの膝ラッセルは必要であった。
矢場ノ頭での判断がポイントだったかと思うが、もし2時間早く到着していたら、あるいはホワイトアウトしていなかったら前進していた気がする。しかし上部で腿or腰ラッセル+ホワイトアウトになってしまうと進退窮まる状況になりかねないので、やはりソロでの諸々のリスクを考えると無理はできない。
敗退にはなったが、ラッセル練習にはなったし、久しぶりに雪上キャンプも楽しめたのでまあよしとする。ぜひリベンジしたい、春かな？