暴風の刈田岳で見た、束の間の絶景

2024年02月12日(月) [日帰り]

• GPS: 08:50
• 距離: 13.4km
• 登り: 751m
• 下り: 751m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:45
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:48

距離 13.4km 登り 751m 下り 753m

1:15 スタート地点
2:06 2:07 賽の磧登山口
2:29 2:30 後見坂
3:00 駒草平
3:37 3:38 大黒天登山口
6:08 6:32 刈田岳避難小屋
6:36 6:57 刈田岳
7:04 7:05 刈田岳避難小屋
7:14 7:25 刈田岳
7:59 8:03 刈田岳避難小屋
8:56 大黒天登山口
9:06 9:10 駒草平
9:25 後見坂
9:39 賽の磧登山口
10:06 ゴール地点

天候

気温は低く-10℃前後か。
風が抜けるところではとにかく暴風。
稜線上は地吹雪も相まって非常に過酷。

刈田岳山頂にて、
御来光は分厚い雲に阻まれたが、
少し経つと陽射しをあびることができた。

その後わずかな時間で一転ホワイトアウトに。

次々分厚い雲が流れ込んできて、
相変わらず暴風。
回復は見込めないと考え下山。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

すみかわゲート

コース状況／危険箇所等

エコーライン上、ところどころ巨大な吹き溜まり有り。
ショートカットは枝がうるさい。
稜線～山頂付近はつぼだと沈むところもあるが概ねしまっている。
スノーシューで通した。

その他周辺情報

まほろばの湯＠８００円也
蔵王のラーメン家

写真

深夜の激烈な地吹雪に耐えてたどり着いた刈田岳

避難小屋に文字通り逃げ込み、
明るくなるまで待機

風も耐えられないほどではないくらいになった

静かに夜明けを待つ御釜
熊野岳からは雲が流れ込む

あまりにも白い南蔵王

なんと刈田岳は初だというkeimomo

雁戸山のとんがり

徐々に色づいてきた
時刻はもう日の出だが

雲に阻まれている様子
かなり成長した鳥居

ああ、下の雲が濃い

白すぎて浮かび上がる南蔵王

そしてかなり立派になったモンスター大隊

この時はこのままスッキリ晴れると信じて疑わなかった

なんだか神々しい

時折ガスが入り込んでくるが、
いやいや晴れるはず

南蔵王を撮るkeimomo

これはこれで幻想的♪

雲が流れては晴れるを繰り返す

ドラマチックで良いやないの♪

本当に本当にお世話になった刈田岳避難小屋。
小屋が無ければ御来光を待たずに降りるしか無かったかも。そのくらい過酷な夜中だった。
有り難うございました。

初の刈田岳でなかなかの洗礼を受けたね（笑）

目が開かないと思ったら、
自慢のまつ毛が接着されていたらしい(ё_ё)

今日はこれからさらに風が強まる予報
でも晴れればモンスターたくさん撮ろうと思ってた

かなり成長した鳥居

神社もすんごい

小屋に戻って何か食べてから出直して撮ろうっと

モコモコ神社も神々しき

鳥居に差し込む朝陽

ほんの20分ほど小屋にいた。
身支度を整えて外に出たら、何も無かった(　ﾟдﾟ)

相当厚い雲に入った感じ。
風も強まるということで降りることに。

振り返ったらたまにこんなになるけど、
一瞬でまた雲の中。

まるで幻のように、御来光の前後だけ見ることができた、刈田岳からの景色。

上はずっとこんな感じ。
きっと晴れなかっただろうな...

感想

TAKSPEED

仕事で潰れると思われた三連休も、
最終日だけどうにか休めそうなので蔵王。
予報とは裏腹に風が物凄い。
深夜の大黒天から上は暴風による地吹雪で、
全身が白く凍りつくほど。
山頂の手前でkeimomoと合流し、小屋を目指した。
刈田岳避難小屋に入ることができて本当に有り難かった。
モンスターたちは本当に大きく、この地の過酷な環境を物語っていた。
結局、上だけ分厚い雲に覆われてしまい、
８時以降は残念な状況に。
それでも、御来光前後の美しい景色を堪能することができたので満足。