谷川岳トマの耳まで
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- GPS
- 05:26
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 829m
- 下り
- 692m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 5:19
天候 | 晴れのち曇りそして吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
水上駅からロープウェイ駅までバス ロープウェイで天神平まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
フカフカ雪またはアイスバーン |
その他周辺情報 | ロープウェイ土合口でビールとおつまみ |
写真
感想
連休2日目
案の定二日酔い。朝4時半になぜか起きてしまう。
そこから寝れねえ、6時頃準備しなきゃと起き出す。
と、不思議なことに足があまり痛くない。
マジか、いけると思い込む。
包帯で麦穂隊に巻き、サポーターをやや強く巻くと歩ける。
怖いがなんとか歩ける状態だ。雪山で下手に滑らせなければ問題ないだろう。昨日歩き方を経験済みだ。
ホテルを出て、沼田駅へ到着するとなんと17分遅れ。
バスに間に合わない。。駅員さんに乗り継ぎでバスが待ってくれないか問うと難しいとの返答。
でも待っている間に、なんと連絡を取っていただいていた。でも確約はできないがその心意気に感謝しかない。ありがとうございます。
遅れて水上駅へ到着すると、なんとバスが待っていてくれた!
もういつか必ずお礼を伝えにいかなければ!!!
無事ロープウェイ駅に到着し、ほぼ予定時間通りに出発することが出来た。登山口の到着するとものすごい風。
あれ?天気予報と違うじゃん。
と思いながらも、アイゼンをつけて準備。雪の上を歩くと、全く痛くない。蹴らない分安定しているようだ。
スタート直後の急登は、かなりふくらはぎには効いた、なんとか持った。
稜線に出ると、降ったり登ったり前日の疲れもあり足取りは重い。
でもいい天気のため、写真は後でいいよねと進む。これが間違いだった。
熊穴沢避難小屋を超えたあたりから風が強くなってきた。
そういえば、山頂はスタートからずっと雲の中。変わんない。
ものすごい突風に体を持っていかれそうになりながら、アイスバーンを歩き、ふかふか雪に足を取られながら進む。
天狗の留まり場に着くと奇跡的に太陽が出てきた。岩に登り写真タイム。
その後軽食を食べ、腹を満たす。
そこらからがキツかった。肩の小屋までが辛い。見えた頃には体力的にかなりキツかった。
そしてホワイトアウト、猛吹雪。トマの耳に行こうにも方向が全きわからない。下手に方向間違えば怖い思いをしなければならない。
少しラッセルしながら、ようやく踏み跡を見つけなんとかトマの耳へ。
ここまで関西の方からの方々と行動したため心強かった。
ホワイトアウトの中オキの耳までの踏み跡は全く見つけることが出来ず、断念。オキの耳までで下山へ。
ほぼ皆さんそうだったみたい。下山時はほぼ自分達がその日の最終組。でも、ようやく避難小屋で気候が落ち着き昼食をゆっくり摂った。
降りではもう足に力が入らず、お尻で滑る始末。でも、最後の登りを登り切った後、周りがよく見えるくらいには天気が落ち着いた。
ロープウェイも乗り継ぎ良く、下ではビールとおつまみを買い、バス、電車もスムーズに乗れ帰宅となった。
この2日間、思いっきり楽しんで苦しんで、雪山の洗礼を思う存分喰らった。
でも楽しいのだ。
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