記録ID: 6465005
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
天狗岳 ヤマレコデビュー前夜
2024年02月10日(土) [日帰り]
長野県
- GPS
- 10:00
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:30
17:00
ゴール地点
ヤマレコデビューと前後しちゃいましたが、せっかく行ったので記録に残しておこうと思いたち、2ヶ月も過ぎてからの投稿です。
唐沢鉱泉発にしたかったけれども、いろんな人の山行記録を見るとFF車で桜平(上)駐車場まではたどり着けないかと思い、渋の湯出発にした。
往復同じルートを辿るのはなんか損したような気分になる(貧乏性だなぁ)ので、身の程もわきまえず、ぐるっと周回で計画。これが苦難の始まりだった・・・
7時前には順調に渋の湯駐車場に到着。渋の湯名物の女将さん、意外と気さくでいい人じゃん、と気分よく駐車料金を払って出発。
久しぶり(何十年ぶりやねん?)の雪山とゆうことで、前夜はワクワクしてろくに眠れず、亀足でのスタート。雪の樹林帯の心地よい寒気を頬に感じ、幸せをかみしめながら着々と高度を稼ぐ。ゆっくりしすぎた(つもりはないが・・・)のか、黒百合ヒュッテに着いたころには既に10時前。ここでチェンスパからアイゼンに履き替えるも、なんだかしっくりこなくて、履いては脱ぎを3回も繰り返し、大幅タイムロス。
しかし、快晴の八ヶ岳ブルーに背中を押され気分よく俊足(?)で稜線を進む。中山峠から東天狗に向かう稜線、よく見ると所々かなりおっかない所はある。そこはあまり見ないようにしながら、稜線西側のしっかりしたトレースを辿って進む。樹林帯を抜けた後も結構雪が深い。すれ違う人も多く、道を譲ってはズボ。戻ってはズボ。じわじわ体力が消耗していく。極めつけは、天狗の鼻付近の岩場。人を避けて雪深いトラバース路を進んだため、踏み抜きまくりで頂上に着いた頃にはへとへとに。
時間は12時過ぎで既に計画から1時間以上の遅れ。来た道を引き返すか、計画通り前進するか迷ったものの、360度のパノラマと八ヶ岳ブルーに再び背中を押され、俊足の亀足で西天狗へ向かう。東天狗から見た西天狗はすぐ目の前で、楽勝かと思いきや意外と最後の登りがきつく、再びへとへとモードに。
西天狗の頂上も依然として快晴で絶景と八ヶ岳ブルーがお出迎え。ここでしばらく昼寝できたらなぁ・・・との未練を断ち切り、意を決して出発。第二、第一展望には目もくれずひたすら下る。ようやく唐沢鉱泉まで降りてきた頃には既に15時半を過ぎていた。ほとんどの登山者はここで終わりのはずだが、車は渋の湯に止めてあるので、あと一山超えないと帰れない。休憩もそこそこに、最後の力を振り絞って再び登り始める。コースタイムは大したことはないはずなのに、さすがにここへきての登りはきつい。おまけに予報通り、さっきまでの晴天はどこへやら、すっかり曇天で雪もちらつき始めた。黙々と(ソロなので当たり前か)歩き続けた末に、少し薄ぐらくなりかけたころにようやく渋の湯へ続く林道に出た。結局、第二展望台以降は誰にも会うことなく、駐車場にたどり着いた。にポツンと一台だけ残った愛車を見て、欲張り過ぎたかなと反省しきり。けど、充実感半端ない一日だったなぁ。
唐沢鉱泉発にしたかったけれども、いろんな人の山行記録を見るとFF車で桜平(上)駐車場まではたどり着けないかと思い、渋の湯出発にした。
往復同じルートを辿るのはなんか損したような気分になる(貧乏性だなぁ)ので、身の程もわきまえず、ぐるっと周回で計画。これが苦難の始まりだった・・・
7時前には順調に渋の湯駐車場に到着。渋の湯名物の女将さん、意外と気さくでいい人じゃん、と気分よく駐車料金を払って出発。
久しぶり(何十年ぶりやねん?)の雪山とゆうことで、前夜はワクワクしてろくに眠れず、亀足でのスタート。雪の樹林帯の心地よい寒気を頬に感じ、幸せをかみしめながら着々と高度を稼ぐ。ゆっくりしすぎた(つもりはないが・・・)のか、黒百合ヒュッテに着いたころには既に10時前。ここでチェンスパからアイゼンに履き替えるも、なんだかしっくりこなくて、履いては脱ぎを3回も繰り返し、大幅タイムロス。
しかし、快晴の八ヶ岳ブルーに背中を押され気分よく俊足(?)で稜線を進む。中山峠から東天狗に向かう稜線、よく見ると所々かなりおっかない所はある。そこはあまり見ないようにしながら、稜線西側のしっかりしたトレースを辿って進む。樹林帯を抜けた後も結構雪が深い。すれ違う人も多く、道を譲ってはズボ。戻ってはズボ。じわじわ体力が消耗していく。極めつけは、天狗の鼻付近の岩場。人を避けて雪深いトラバース路を進んだため、踏み抜きまくりで頂上に着いた頃にはへとへとに。
時間は12時過ぎで既に計画から1時間以上の遅れ。来た道を引き返すか、計画通り前進するか迷ったものの、360度のパノラマと八ヶ岳ブルーに再び背中を押され、俊足の亀足で西天狗へ向かう。東天狗から見た西天狗はすぐ目の前で、楽勝かと思いきや意外と最後の登りがきつく、再びへとへとモードに。
西天狗の頂上も依然として快晴で絶景と八ヶ岳ブルーがお出迎え。ここでしばらく昼寝できたらなぁ・・・との未練を断ち切り、意を決して出発。第二、第一展望には目もくれずひたすら下る。ようやく唐沢鉱泉まで降りてきた頃には既に15時半を過ぎていた。ほとんどの登山者はここで終わりのはずだが、車は渋の湯に止めてあるので、あと一山超えないと帰れない。休憩もそこそこに、最後の力を振り絞って再び登り始める。コースタイムは大したことはないはずなのに、さすがにここへきての登りはきつい。おまけに予報通り、さっきまでの晴天はどこへやら、すっかり曇天で雪もちらつき始めた。黙々と(ソロなので当たり前か)歩き続けた末に、少し薄ぐらくなりかけたころにようやく渋の湯へ続く林道に出た。結局、第二展望台以降は誰にも会うことなく、駐車場にたどり着いた。にポツンと一台だけ残った愛車を見て、欲張り過ぎたかなと反省しきり。けど、充実感半端ない一日だったなぁ。
天候 | 晴のち雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東天狗頂上手前の岩場トラバースでズボリまくり |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
|
---|---|
備考 | ・百円ライター使い物にならず(マッチあって助かった) ・ガスストーブ火力弱すぎ(今度はウォーマー持ってこう) |
感想
この日の前後、天狗岳周辺ではけっこう遭難事故があったみたいだ。やっぱ雪山は一歩間違えると怖いな・・・
亡くなった方もいるようなので、ご冥福を祈りつつ、自戒を込めて。
(しかし、懲りずに次の硫黄岳に続く)
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