【サンダーバード大幅遅延で代打】加南・上麦口バス停から岩倉観音山
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- GPS
- 01:54
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 278m
- 下り
- 282m
コースタイム
- 山行
- 1:43
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:54
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小松駅西口から麦口線のバス、別宮ゆきに乗り、上麦口で下車。 上麦口からの帰りのバスは、適当な時間の便は無いので、国道360号を小松方面に戻り、原番谷バス停から小松駅ゆきのバスに乗った。 <ゆき> 小杉541━ 629金沢645(サンダーバード6)大聖寺818━834小松940=1006上麦口 <かえり> 原番谷1235=1305小松1342━ 416金沢1420━1512小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地元が熱心に整備しているのでルートは分かり易いけど、雪が無くなったばかりということもあって、倒木が煩い。 |
その他周辺情報 | 小松駅のカレーの市民アルバで、チキンカツカレー喰った。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
サングラス
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感想
3月16日の北陸新幹線敦賀開業を記念して、JR西日本が提供するアプリの電子チケット『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaバス』)が3月15日まで通常2,450円のところ980円の破格値で提供されることになった。この絶好の機会に、『tabiwaバス』+区間外乗車券+自由席特急券使って、奈良県まで日帰り登山に行くつもりだった。『tabiwaバス』利用10回目のこの記念すべき山旅は、大阪ゆきの特急サンダーバード6号に乗ったところまではよかったけど、列車は加賀温泉駅で緊急停車…(汗)。こないだの3連休の最終日に沿線火災で止まったばかりのサンダーバードだから、当分ダイヤの乱れは無いだろう…というヨミは甘かった! 次の大聖寺駅まで動いたもののその先に進む気配が全く無いため、大聖寺駅でサンダーバードを見限り、下り普通列車で小松駅に移動。前々から『tabiwaバス』利用で往復を検討してた(けど「IRいしかわ鉄道全線開業後に『あいの風・IRフリーパス』を使ったほうが安上がり」と先送りにしてた)岩倉観音山に行くことにした。岩倉観音山の登山口の上麦口にバスで行くと適切な帰りの便が無いので、原か軽海あたりまで歩く必要があることもすでにリサーチ済みだった。
別宮ゆきのバスが出発するのは9:40だけど、小松駅には8:40くらいに到着。みどりの窓口にはきっぷの変更や払い戻しを求める客で長蛇の列が出来てる…。その横をすり抜け、新幹線開業前の小松駅周辺を探索。待合にも使えるフリースペースがあったので、ここで予め登山靴への履き替えとスパッツ装着を行い、9:40発のバスに乗車。乗客は、私ひとりだけ…(汗)。かつて小松市山間部の尾小屋鉱山まで通ってた尾小屋鉄道は、鉄道廃線後は小松バスと名を変えて会社じたいは存続してたものの、加賀温泉バスに吸収合併されて北鉄加賀バスになり法人格としては消滅した格好となってしまった。合併後には会社のルーツである尾小屋線のバス運行区間を大幅に短縮し、尾小屋には行かなくなってしまった。土日にバスで岩倉観音山に日帰り登山出来るのもそんなに長くは無いかも…と、乗客が私だけのバスに揺られながら思ってしまった。ダイヤどおり10:06に、上麦口バス停で下車。
上麦口バス停には立派な岩倉城址の案内板がある。城址への遊歩道入口はバス停のすぐ脇だけど、それに気づかずにバスで来た道を小松方面に戻り過ぎる。バスの車窓からも確認した標識が出て来ないので流石におかしいな?…と思ったら、やっぱり行き過ぎだった…(汗)。遊歩道入口の標識に戻り、城址への遊歩道に入る。すぐに橋を渡り、標識に従って左折を繰り返すと、防獣ゲートを通過して林道に入る。この林道も、クマ罠が設置されてる岩倉城址登山口で終わり。ここから進むとすぐに赤テープで封鎖された道とその迂回路の分岐に出る。どんな理由で道が封じられてるのかは分からないけど、素直に迂回路に入る。最初のうちは車道の幅があるうえ下り勾配だけど、「→迂回路」標識から山に分け入る。きっちり整備された道だけど、雪解け後まだ整備の手が入っていないため、倒木や折れ枝が多い(さすがに地震の影響ではないだろう)。さむらい道分岐で迂回路は終わる。今歩いた迂回路こそが、さむらい道そのもののよう。さむらい道分岐から、岩倉城址と岩倉観音の分岐までは緩やかな尾根道。天気予報ほど天気は良くなく、雲が多い。岩倉城址と岩倉観音の分岐からは観音堂を目指す。こっちのほうはトラヴァース気味の道で、山慣れてないと注意が必要かも。観音堂に到着。扉に鍵はかかっていなかったので、中を開いてみたけど、後悔…(苦笑)。
観音堂からは岩倉城址に向かって坂を登る。足場が不安定で、向かって左側には何も無いので、滑落したら怪我しそう。登りは長く続かず、城跡らしい広場にたどり着いた。11:07に岩倉観音山頂上である岩倉城址に到着。城跡らしい広がりには地元が建てた解説板と、あずまや…というにはくたびれ過ぎの資材置き場がある。原番谷からの帰りのバスに乗り遅れたらとんでも無いことになるので、頂上には10分だけ滞在し、魚肉ソーセージを喰ってから下山開始。帰りは観音堂には寄らずに直接分岐に下りた。あとは往路を忠実に戻る。JR西日本が提供する列車走行位置サービスで、私が見限ったサンダーバード6号の位置を確認したら、まだ新疋田駅あたりに居た。2時間以上の遅延、特急料金払い戻し決定!(苦笑) あのまま敦賀到着まで我慢して小浜線方面へ…という考えも頭をよぎったけど、引き返しててよかったぁ~。あのまま敦賀に向かってたらまた天筒山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6313766.html)に行くことになったかも…(苦笑)。11:40には、上麦口バス停横の遊歩道入口に到着。原番谷バス停から小松駅ゆきのバスが出るのは12:35なので、少し余裕がある。国道360号を小松方面に向かって歩く。山間部にしては通行量は多い。麦口バス停手前の武道神社からは岩倉観音山がよくみえた。今回のコース上、一番よい景色だった(苦笑)。麦口バス停の手前で『iPhone』のバッテリーが切れたので、『GARMIN』を起動し、ログ録った(苦笑)。12:02に原番谷バス停に到着。12:35にバスがやって来て、乗車。帰りは途中のバス停から3人も乗ってきた(苦笑)。バスの小松駅着が13:06で、同時刻に小松駅を金沢ゆき普通列車が出発する。まだ、北陸線のダイヤが乱れてたら乗れるかも?…と思ってたら流石に正常化してた。次の13:42発の列車まで時間、カレーの市民アルバでチキンカツカレー喰った(笑)。
奈良県まで行くハズがトラブルに見舞われ大幅に予定が狂ったものの、公共交通機関で岩倉観音山を往復するというかねてからの企画を実行出来て、それなりの収穫はあった。公共交通機関の長距離移動で山行する場合には、トラブった時の代替プランをそれなりに用意しておかないとやっぱ怖いな…。
石川県加賀地方には少なくとも3つの観音山があり、寺尾観音山には越後の国上山に向かったものの直江津以東の信越線がトラブった時に登り(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4104174.html)、岩倉観音山には奈良県に向かったものの北陸線がトラブった時に登った。残りの遣水観音山も、トラブった時の代替プランで登ることになるのかぁ~?(苦笑)
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