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Yamareco

記録ID: 6471845
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

(佐賀) 青空のもと 早春の黒髪山ハイク(2024)

2024年02月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:05
距離
10.6km
登り
1,020m
下り
1,030m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:56
休憩
1:12
合計
5:08
10:04
86
スタート地点(有田ダム登山口)
11:30
11:54
11
12:05
12:10
10
12:20
12:20
21
12:41
12:47
38
13:25
13:27
6
白山神社
13:33
13:58
4
14:02
14:02
8
14:10
14:10
40
キャンプ場コース分岐
14:50
15:00
12
白川キャンプ場(跡)
15:12
ゴール地点(有田ダム登山口)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有田町の町内から有田ダム方面に向かうと、有田ダムの手前に駐車場あり
、無料、20〜30台は停められそう、WC,自販機あり。
コース状況/
危険箇所等
・今回のルート、ほとんどがよく整備されており、標識、赤テープも多い。所々の岩場も、補助ロープが整備されているのと、フリクションが良く効くので、さほど難度は高くない。

・天童岩(黒髪山山頂部)への登り部分は、わりと険しい鎖場となっており、特にすれ違い時は、要注意。
・下山に使った有田ダムへの直接ルートは、あまり歩かれていない様子で、やや道は荒れていた。
その他周辺情報 白川キャンプ場は、「閉鎖中」となっていました
有田ダム登山口となっている駐車場を出発
2024年02月17日 10:10撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
2/17 10:10
有田ダム登山口となっている駐車場を出発
少し登ると日差しがでてきて暖かくなってきた。
手前には有田ダム、その先に、目指す黒髪山の山々が見えてきた
2024年02月17日 10:28撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 10:28
少し登ると日差しがでてきて暖かくなってきた。
手前には有田ダム、その先に、目指す黒髪山の山々が見えてきた
登山道の途中より、最初の山 英山を望む。もっさりした山容だが、所々に岩肌がでてるところが黒髪山系らしい
2024年02月17日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2/17 10:57
登山道の途中より、最初の山 英山を望む。もっさりした山容だが、所々に岩肌がでてるところが黒髪山系らしい
途中のスラブ状の岩場を行く。急峻な岩場のように見えたが、実際には補助ロープもあるし、フリクションが良く利いて、気持ちよく登れた
2024年02月17日 11:16撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 11:16
途中のスラブ状の岩場を行く。急峻な岩場のように見えたが、実際には補助ロープもあるし、フリクションが良く利いて、気持ちよく登れた
岩場の上部からは、麓の有田町あたりが望めた
2024年02月17日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 11:19
岩場の上部からは、麓の有田町あたりが望めた
最初のピーク 英山の、展望のある岩場で大休止。低山ながら眺めが良いなぁ・・
2024年02月17日 11:46撮影 by  SH-54B, SHARP
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2/17 11:46
最初のピーク 英山の、展望のある岩場で大休止。低山ながら眺めが良いなぁ・・
東のほう、遠く天山あたりも望めた(中央 一番奥の山)。眼下にはのどかな田園風景がひろがる
2024年02月17日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2/17 11:49
東のほう、遠く天山あたりも望めた(中央 一番奥の山)。眼下にはのどかな田園風景がひろがる
南には、これもうっすらだが、多良岳、経ヶ岳あたりも望めた
2024年02月17日 11:50撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 11:50
南には、これもうっすらだが、多良岳、経ヶ岳あたりも望めた
「英山」から10分ほど更に南に進むと、「英岩」(はなぶさいわ)という岩場にでた。ここも展望が良く、眼下に有田の街並みが見える
2024年02月17日 12:04撮影 by  SH-54B, SHARP
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2/17 12:04
「英山」から10分ほど更に南に進むと、「英岩」(はなぶさいわ)という岩場にでた。ここも展望が良く、眼下に有田の街並みが見える
英山から北へと縦走路を辿る。次のピーク「前黒髪山」(本城岳)の三角点山頂部は常緑樹の森となっていた
2024年02月17日 12:49撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2/17 12:49
英山から北へと縦走路を辿る。次のピーク「前黒髪山」(本城岳)の三角点山頂部は常緑樹の森となっていた
「前黒髪山」ピークから少し進むと展望のある岩場。西には長崎県との県境をなす国見山系が台地状に見える
2024年02月17日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2/17 12:51
「前黒髪山」ピークから少し進むと展望のある岩場。西には長崎県との県境をなす国見山系が台地状に見える
同じ岩場からの眺め。目指す黒髪山本峰は、じつは手前の岩峰がある場所。その奥の大きな山は、青螺山(せいらさん)だろう
2024年02月17日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 12:53
同じ岩場からの眺め。目指す黒髪山本峰は、じつは手前の岩峰がある場所。その奥の大きな山は、青螺山(せいらさん)だろう
黒髪山山頂をなす、「天童岩」をズームアップ。なかなかにシンボリックな岩峰だなぁ・・
2024年02月17日 12:53撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 12:53
黒髪山山頂をなす、「天童岩」をズームアップ。なかなかにシンボリックな岩峰だなぁ・・
稜線部からは眼下に、エメラルドグリーン色の有田ダム湖が見え、良いアクセントになっている
2024年02月17日 12:56撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 12:56
稜線部からは眼下に、エメラルドグリーン色の有田ダム湖が見え、良いアクセントになっている
黒髪山山頂直下の白山神社のお社。たぶん天童岩がご神体なのだろう、無事に登れるようにお願いしておいた
2024年02月17日 13:21撮影 by  SH-54B, SHARP
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2/17 13:21
黒髪山山頂直下の白山神社のお社。たぶん天童岩がご神体なのだろう、無事に登れるようにお願いしておいた
天童岩は裏手の鎖場を伝って登る。石鎚山ほどではないが、油断できない鎖場だった
2024年02月17日 13:30撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 13:30
天童岩は裏手の鎖場を伝って登る。石鎚山ほどではないが、油断できない鎖場だった
天童岩のピークに到着。ここは大勢の登山者で賑わっていた
2024年02月17日 13:35撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 13:35
天童岩のピークに到着。ここは大勢の登山者で賑わっていた
天童岩は眺めの良い岩峰で、景色を見ながら だいぶのんびりした
2024年02月17日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2/17 14:03
天童岩は眺めの良い岩峰で、景色を見ながら だいぶのんびりした
有田町の山なので、天童岩には、「有田焼」で作った、粋な展望表示板が置いてあった
2024年02月17日 13:44撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 13:44
有田町の山なので、天童岩には、「有田焼」で作った、粋な展望表示板が置いてあった
岩峰の上に憩う  ・・的な一枚
2024年02月17日 14:01撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 14:01
岩峰の上に憩う  ・・的な一枚
下り際、天童岩を振り返る。地質構造的には斜めに傾いているようにも見える
2024年02月17日 14:03撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 14:03
下り際、天童岩を振り返る。地質構造的には斜めに傾いているようにも見える
下山道の途中、岩屋状の場所。「つっかえ棒」が微笑ましい
2024年02月17日 14:33撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 14:33
下山道の途中、岩屋状の場所。「つっかえ棒」が微笑ましい
山麓まで下りてきた。 ・・九州の低山は常緑樹が多いので、2月なのに初夏の森のような緑が鮮やかだ
2024年02月17日 14:47撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
2/17 14:47
山麓まで下りてきた。 ・・九州の低山は常緑樹が多いので、2月なのに初夏の森のような緑が鮮やかだ
有明ダム湖の脇を歩いて、登山口へと戻る
2024年02月17日 15:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 15:02
有明ダム湖の脇を歩いて、登山口へと戻る
岩石かんさつ(1);登りの登山道にて、ミントグリーン色になった岩。変質した流紋岩だろう。テクスチャはなめらか
2024年02月17日 10:38撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 10:38
岩石かんさつ(1);登りの登山道にて、ミントグリーン色になった岩。変質した流紋岩だろう。テクスチャはなめらか
岩石かんさつ(2);「英岩」はスラブ状の岩場で、溶岩による層状の構造(流理構造)が確認できた。ここも岩質は流紋岩だろうが風化によるのか、テクスチャはゴツゴツしている
2024年02月17日 12:09撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 12:09
岩石かんさつ(2);「英岩」はスラブ状の岩場で、溶岩による層状の構造(流理構造)が確認できた。ここも岩質は流紋岩だろうが風化によるのか、テクスチャはゴツゴツしている
岩のかんさつ(3);露岩の場所はザラザラしたテクスチャをしているところが多い
2024年02月17日 12:54撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
3
2/17 12:54
岩のかんさつ(3);露岩の場所はザラザラしたテクスチャをしているところが多い
岩のかんさつ(4);岩の表面は、礫岩を思わせるようなゴツゴツしたテクスチャ。岩質は流紋岩なので、破砕岩の一種だろうか?
2024年02月17日 12:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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2/17 12:55
岩のかんさつ(4);岩の表面は、礫岩を思わせるようなゴツゴツしたテクスチャ。岩質は流紋岩なので、破砕岩の一種だろうか?

感想

※ 所用で実家のある佐賀に帰省中の、気晴らしハイキング。
 黒髪山は、中学生のとき(1973年頃)の遠足で来たことがあり、たしか大学時代にも一度、登っているが、実に40年ぶりの再訪なので、なんだか初めての山のような感じだった。

・この日は、真冬にしては風もなく、穏やかなな晴天の一日で、春の山歩きのような感じで気持ちよく歩けた。
 またこの日は、随分と展望も良く、黒髪山頂上部や、英山、英岩あたりからは、東には天山、南には虚空蔵山や多良岳、西には長崎県との県境をなす国見山系が望め、展望にも大満足。

・頂上の「天童岩」は裏手の鎖場から登れ、わずか500mの低山とは思えないほどの高度感、展望があり、なかなか気持ちの良い山頂。
・・・岩の上にゴロリと寝転がって日向ぼっこをしていると、なんだか気力が充電されるような心地ちがした。

・佐賀県内ではあまり再訪したいと思わせる山が少ないが、ここは自然林も良いし、展望も良いしで、また来たいものだな、、


※ 岩石かんさつメモ;黒髪山を構成している岩石は、産総研「シームレス地質図v2」によると、全山が第四紀(ジュラシアン期)の流紋岩。ただし場所によって岩相が違い、破砕岩状で凸凹の多い場所(英岩など)、溶岩流が冷え固まった感じで流理構造が認められる場所(天童岩など)があった。
また変質しているものも多く、表面が赤黒く焼けたような感じの露頭も多い。

========
(参考;YAMAPでの同じ山行の記録)

https://yamap.com/activities/29900508

 (※ 「ヤマレコ」での軌跡はちゃんと取れているが、
   「YAMAP」ではまた、ログがとびとびになってしまってる。
    同時起動ではスマホへの負荷が多くなるせいだろうか?)

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コメント

ベルクハイルさんこんばんは。

土曜日に黒髪山へ登られたのですね。あの日は絶好の登山日和でした。

黒髪山は最近特に人気が有るようで、再訪者も多く、又県外(特に福岡)からの訪問者が多いようです。やはりSNS効果かなと感じています。

ベルクハイルさんの選ばれた有田ダムから英岩に上がるコースも、10年ほど前まではテープはほとんどなく、踏み跡もかすかなルートでしたが、最近は驚くほど踏みしめられています。

数あるコースの中でも、花有り岩石有りと私の最も好きなコースです。
2024/2/19 17:53
MISBさん、コメントありがとうございます

そういえば黒髪山はMISBさんのホームグラウンドのひとつでしたね。

私はほんとに久しぶりに登りましたが、自然が豊かなのと岩場が多くて適度にスリルもあるので、人気があるのも頷けます。

私が大昔に歩いたコースなど、色んな方向からのルートがあるようですし、佐賀帰省時には、また登りたいと思いました。


2024/2/19 18:19
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