燕岳と燕山荘


- GPS
- 26:50
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,594m
- 下り
- 1,529m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:06
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
そろそろ北アルプス欠乏症状が出てきたので、のんびりと一泊。
燕岳は日帰りや、テント泊で何度かきているが、今回はゆったりと燕山荘へお世話になることにした。
焦らずゆっくりと合戦尾根を登る、合戦小屋から雪の上を歩くが、アイゼンは着けなかった、槍の穂先が見えると疲れも少し和らぐ。
燕山荘前のベンチで、北アルプスの山々を眺めながら、パンをかじる。
初めて来た時は槍ヶ岳しか判らなかった山も、今ではほとんど判るようになったのが少し嬉しい。
ザックの中の要らないモノを山荘脇にデポして、燕岳へ向かう、コマクサが咲いていないのは少々さびしい、時間もあるので少し足を延ばして、北燕岳へ向かってみる。
登山道を外れない様に示すロープがまだ張っていなかった、北燕岳直下はまだ雪の斜面を岩をつかみながら無理やり登る、山頂らしき所は何も無かった、少しだけ剱が近くなった様な気がする、北燕から餓鬼岳へつながる稜線は必ず繋げたいルート、まだ雪に覆われていてどこがルートなのかよく判らなかった。
燕山荘へ引き返して、ベンチでのんびりコーヒーをすする。
宿泊の手続きをして、念願の生ビールを外のベンチで頂く、もちろん北アルプスを眺めながらの贅沢なひと時、標高のせいか酔いが早い。
山荘内も綺麗で快適、トイレはいままで見た中ではナンバー1の綺麗さ、寝床スペースもLEDライト付き、小窓から下界の街がぼんやり見える。
美味しい夕食の後は夕焼けを眺める、春らしい優しい日没だった。
夜北穂高小屋の灯りがポツンと見えたのが印象的だった。
翌朝、日の出前にキラキラと輝く飛行機雲がスーッと伸びて行ったあと、太陽が昇った。
朝食を食べてのんびり下る事にする、朝方雪が締まっていたらアイゼンを着けようかと思っていたが、既にグズグズの雪質だったので、ツボ足で下った。
そこそこの登山者とすれ違いながら下山、中房温泉で汗を流して帰路についた。
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