【過去レコ】初冬の誕生山・天王山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 719m
- 下り
- 714m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 武芸川温泉 ゆとりの湯 https://www.mugegawa.jp/ |
写真
感想
8時半に岐阜を出発.R156を北上し,美濃ICの交差点で左折する.しばらく行くと,「大矢田神社楓谷」の道標が出るので,これに従えば大矢田神社に到着する.日陰には先日の雪がまだ残っており,この分では山にも残雪がありそうだ.駐車場からは神社の脇を通って,天王山へと向かう人がちらほらいるが,今回は誕生山→天王山の縦走なので,まずは誕生山の登山口へと舗装道路を行く.30分ほど歩くと,ガイドブックに載っていたJAの倉庫が現れ,ここから山道へと入ることになる.
コンクリートの小橋を渡ったところから,斜面に取り付く.この斜面は倒木が多い上に,ほとんど踏まれておらず,ずるずる滑ってしまって,大変歩きにくい.急斜面を登りきると,鉄塔の下に出る.ここからはよく歩かれた尾根道となり,残雪を踏みしめながら,快適に歩くことができる.途中,よくこの山に来るという中年のご夫婦と会話を交わす.天王山まで縦走することを伝えると,「そりゃいい,そりゃいい計画だ」と大絶賛された.
大きな反射板が立つ山頂には5人ほどの先着グループが休憩中.この日はカレーうどんを持参したが,肝心の割り箸を忘れてしまい,スープの袋を箸代わりにして何とか食べる.ここからの見晴らしは素晴らしく,近くの松鞍山,古城山,R156,東海北陸道,長良川から,金華山,百々ヶ峰,名古屋のツインタワー,御嶽山にまで展望が広がる.
続いて,天王山への縦走となる.三角点の奥に下っていく道があるので,何も疑わずにここに入る.赤テープもまばらながらあるし,雪の上に足跡もあるので,そのまま進んでしまった.しかし,10分ほど下ったところでルートがなくなってしまい,進むことができない.このあと約1時間半,進みつ,戻りつを繰り返したあげく,現在地が分からなくなってしまい,13時45分,撤退を決断する.誕生山山頂からずいぶん下ってしまったと思っていたが,山頂まで戻るのに要した時間はわずかに25分.狭い範囲をうろうろしていただけのようだ.
今回,迷った原因は,\屮董璽廖ぢ跡があったので,正規のルートと思い込んだ.▲イドブックに「不安に思うほどグングン下る」とあったので,「不安」になっても,間違っているとは思わなかった.2.5万図にはこのルートが載っていないこともあり,現在地を失ってしまった.ぽ靈杙山の時にも迷っているので,この辺りの登山道は分かりにくいものなのだと思い込んだ.ことが挙げられるだろう.しかし,無理をせず撤退を選択したのは,良かったと思う.
誕生山の山頂まで戻って一休みをしていると,「天王山」と書いてある道標を発見.最初から道を間違えていたのである.すでに14時を過ぎているので,天王山へ行くかどうか迷うが,これで帰るのは悔しいので,急いで天王山を目指す.ただし,時間的にもう道迷いは許されない.
やはり正規のルートは先ほどの道とは全く違う.テープも豊富にあるし,踏み跡もしっかりしていて迷う心配はない.ひとしきり下ると,送電鉄塔の下に出るので,ここで小休止.ウィダーインゼリーでエネルギーを補給する.この後も時計とのにらめっこが続く.天王山の山頂が近づくと,手作りの道標が増えるので安心.
日中は賑わったであろう山頂はすでに誰ひとりいないが,誕生山に勝る展望が広がる.恵那山,御嶽山,高賀三山,能郷白山は雪を被って幻想的である.展望を楽しんだら,日も暮れかけているので,下山を急ごう.
大矢田神社へ下る沢沿いの道は,木々に囲まれて薄暗く,不気味でさえある.「もみじ谷」と呼ばれるとおり,もみじの木が多いが,すでに落葉してしまっており,もうすっかり冬景色である.車に戻ったのは16時40分,何とかヘッドランプなしで降りることができた.
帰りに武芸川温泉に立ち寄り温まる.しかしいつも通りの大混雑で,全くゆっくりすることができず,そそくさと出てきた.晩飯は約1年ぶりにうどんの「恵那」へ.今回も名物のカキフライ(8個,1200円)を注文した.
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