残雪の鳥海山を滑る
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 06:12
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,078m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
写真
感想
明日の町田ゼルビアvsブラウブリッツ秋田との一戦を前に、秋田の名峰 鳥海山を滑り倒す目的でやって来ました。鳥海山を滑るのは初めてです。
※ 後で気づいたのですが、コースの半分は秋田県でしたが、途中の避難小屋から上部は山形県内だったのですね。ま、北側の秋田県側なので、「秋田の名峰」ということでかろうじてセーフにします(^-^;。そうしないと、目的自体から成り立たなくなるので(笑)
スタートは、祓川登山口。祓川ヒュッテの駐車場には、数台の車がありました。計6名ほどのスキーヤーが同じくらいのスタートとなりました。ほとんどの方が、ソロでした。私は、初めてでもあり、点在するように見える残雪をどのように繋いでいくのかが不安な出発となります。そのため、先行する方々にアドバイスをいただきながら進むことになりました。特に雪が出始めてからすぐに夏道に入るポイントは、先行者の方がいらっしゃらなかったら、かなり苦労していたと思います。ありがとうございました。
残雪の状態ですが、最初だけ担ぎましたが、あとは、ほぼすべてスキーをはいて行動することができました。ただ、担ぎのところでは、配慮はしましたが、エンレイソウやショウジョウバカマを踏まざるを得なかった場所もあり、心苦しかったところです。今後は、さらにそのような部分が増えるでしょうから、そろそろシーズンも終わりという印象を受けました。
その後は、5月末ということもあり、山の緑や多くの夏鳥や山の鳥の囀りに励まされながら、汗だくだくになりながら初夏を感じながらの登山となります。困ったのは、多くのブヨ。止まると寄ってくるので、止まることもできず。ストックを振り回しながら歩いても、あまり効果的ではありません。長袖シャツをめくりあげた腕にたかり、血を吸うので、何十匹もたたくことになりました(>_<)。
最後の登り手前で、10メートルほど夏道を歩きますが、その後も山頂直下まで登り詰めることができますが、高山植物への影響を考慮して、100メートル手前でスキーをデポ。山頂まで夏道を登ります。
山頂では、お隣の新山が荒々しい姿を見せてくれます。風もほとんどなく、快適。他の方のレコでは、氷の粒が、ビービー弾で撃たれるより痛いくらいの勢いで飛んでくるというような時もあるようでしたので、戦々恐々でしたが、申し訳ないくらいに穏やかな天気に恵まれました。
滑り始める頃になると、ガスがで白くなったので、ガスが晴れるまで様子を伺い、霧が晴れたタイミングでドロップ!雪面は縦溝が少なく、ゴールデンウィークの立山より滑りやすかったです。それでも、3回ほど転倒してしまい、滑り倒す予定が滑り倒された感もありました(^-^;
途中でも、多少ガスが出ましたが、休憩がてらタイミングを見ながら滑り降りることができました。
鳥海山は、遠くから見てよし、登ってよし、滑ってよし、という素晴らしい山でした。これにて、今シーズンの板納め。怪我なくシーズンを終えることができたことに感謝!来シーズンもがんばります。
さて、今日は、素晴らしい秋田の自然に酔いしれましたが、明日は勝ち点3を頂きますからね〜、ブラウブリッツ秋田さん!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
鳥海山ですか。かつて本業の取材で庄内(酒田)に行った時、「鳥海山の雪解け水が...」と現地の方が言っていて、その時見た鳥海山が美しかったのを覚えています。ZELVIAさんは、やはりJ3がらみで秋田側から登ったのですね。それにしても、土曜日の朝には登山口にいるという凄技は、尊敬?驚愕?。いつ寝たのですか?見習いたいバィタリティーです。やっぱり鳥海山は美しいですね。私も登りたくなりました。今シーズンのスキーも無事終了!ということで、おめでとうございます。私は、この週末はオフ。でも、噴火のニュースを見てピンときた私は、普段の週末には混んでいて近付けない「箱根」の温泉に行ってきました。午後から出掛けたのですが、やはり予想的中で、一目で空いていることが分かる状態でした。そんな中、仙石原の白濁の湯にのんびりとつかって来ました。来週は至仏山に登れない尾瀬に、ハイキングに行ってきます。
鳥海山は、本当に美しい山で、大変魅せられました。
金曜日夜の飛行機で秋田空港へ。すぐにレンタカーで羽後本荘に向かい投宿。翌朝、レンタカーで鳥海山に行って、夕方、羽後本荘で乗り捨て返却。
今回のこの作戦は、予想以上に大当たりで無理なく移動できました。
交通手段に「車」と書いたので、自走かと思われたのかもしれませんね。
さて、箱根ですが、ナイスチョイスです。私の仕事場の階下にいる、その手の専門家も先日箱根に行ってきて、報告をしてくれました。地学的な動きは、生きているうちに巡り会うこともなかなかありません。風評被害を減少させるためにも、私もチャンスを見つけてトライしてみます!まずは、被害が起きないことを願いながら。
来週は、至仏山ですか。鳥海山のように残雪が美しいんでしょうね。レコを楽しみにしています。
秋田の山に魅せられつつも、秋田からしっかり勝ち点3をゲットして、気持ちよく町田に向かう京急線の中です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する