長沢山北尾根 まさかそのあとの一般道でロープの世話になろうとは・・・
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 09:30
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 4,478m
- 下り
- 4,165m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:25
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●取付き点まで 大陽寺表参道を右に見てさらに車道を1km程すすむと西谷に降りる道があります。降りたところが699です。鉄橋で対岸に渡り、西谷を2分程遡行すると左から鉄砲沢が合わさります。これを渡ったところが長沢山北尾根の取付き点です。 ●長沢山北尾根(コブキ尾根) 取付きから1000mあたりまでは岩尾根です。直登できない岩も2か所ありましたが、すべて巻くことができます。1000mを過ぎると荒れた普通の尾根になります。1350あたりで緩斜面になりましたが、このあたりはすばらしいです。ここまでくれば長沢背稜はすぐです。 注意点が一つ。この尾根マダニが多いです。自分はいつもマダニ専用のスプレーをかけていますが、それでもスプレーをしていないズボンの上に2匹程、発見しました。 ●長沢山〜天祖山〜東日原バス停 一般道なので問題ありませんが落葉が多く、下に隠れている石にのらないように注意です。900mあたりに崩壊気味の斜面のトラバース箇所があります。 |
写真
感想
エリアをどこにするか迷いました。秩父なのか奥多摩なのか?
高原地図で今回のルートは奥武蔵に記載されているので・・・
長沢山北面のルートはずっと前から気になっていました。
気になっていたのは、榊山。高原地図にも山名が載っているにもかかわらず
ヤマレコでの実績がありませんでした。(サヤギ尾根)
東谷の取付きは確認していたものの、もたもたしているうちに
kinoeさん、yasuhiroさんはじめ何人かの方が実績を残され、その方々の
レコをみているうちに、「もう満足」という気持ちになってしまいました。(笑)
なのでその西にある北尾根(コブキ尾根)に行ってきました。
地形図からある程度察してはいたのですが1000mまでは、岩尾根が続き緊張の連続でした。先週の小黒北尾根の続編みたいで「またかよ」という感じでしたが、この状況を拒否しているのか喜んでいるのか自分でもよくわかりません。
1000m程で岩尾根もなくなり、少し休憩。コバエが相変わらず多いのですが、ズボンを見るとなんとマダニが付着している。藪漕ぎが多いのでいつもマダニ専用スプレーを使っているのですが、ズボンにはかけていなかった。強烈なアゴ(牙の部分)
でズボンに穴をあけていました。こんなのに噛まれたらすぐに体に入ってしまうでしょう。単独なので、手の届かない背中をやられないようにいつも注意しています。
で、今日の目的であった1400m付近の緩斜面に到着。ここはすばらしい場所なのでゆっくりとしたかったが、コバエが多いのなんの・・・虫よけではなく殺虫剤がいいのかも。
長沢山に到着後、時間もないので天祖山ルートにする。巨木が多く、結構好きなルートです。天祖山の登り返しがきつかったものの、山頂でランチをしていると今日初めてお二方の登山者にお会いする。
今日は東日原から最終バスも覚悟していたが、17時22分のバスには余裕で間にあいそうだ。なんて気の緩みもあったのだろうか、またしてもやってしまった。
少し危険な場所があったので、写真をとろうとストックを木に立てかけたら、一本が
転がり斜面途中で引っかかってしまった。普通に降りられる傾斜ではなくロープを使うことに。そこで重要なことに気が付いた。
「今日は10mロープしかザックに入れていない」今日のルートは登りでの自己確保のために使う10mで十分だと思っていた。
10mでは全く長さが足りず2回に分けて降りようとしても、途中支点の木が全くない。そうこう悩んでいるうちに山頂でお会いしたお二人が下山してきて事情を話すと
なんとそのうちのおひとりが40mを持っていました。
さっそくテープスリングでハーネスをつくり、下降し回収することが出来ました。
ビレイまでしていただき感謝です。時間をとらせてしまいバスの時間に間に合わなかったらどうしようと思いましたが何とか間に合いました。
昨年秋にザックを転がした事に続き、またしてもやってしまいました。
それもあまり来ない同じ奥多摩で・・・
2度あることは〜にならないように、注意が必要ですね。
最後にやってしまいましたが、久々の週末の好天で楽しい山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ワルさん、こんばんは。
土曜日は暑すぎるぐらいの天気でしたね。
我々も大血川方面を前日まで決めていましたが、急遽夕方の雨マークで変更しちゃいました。
それにしてもまたまた未踏の藪漕ぎ。
しかもマダニ付きとは。。凄すぎです。でもマダニ対策を事前に行ってるなんて別の意味でさすが四天王さま。。あの方にまたまた変態の勲章を頂けそうですね。
この尾根は我々にはとてもとてもムリだなぁ。でも奥深い素敵な森の雰囲気は写真からも伝わってきます。
それと。。ストック。。良かったですね。
40m持ってる方がいるなんて奇跡というかむちゃくちゃワルさん持ってますよ。
でもでも。。ザックも奥多摩だし。見えない何かが呼んでるのかも。。
ロング&神秘な山行、お疲れさまでした〜
seikimiさん こんばんは
久々の週末の青空。
なんでこんなジメジメルート歩いているんだろうという感じ
でも奥深い森はきれいでした。
普段は長袖なのですが、さすがにこの日は暑さのため半袖になりました。
なのでズボン以外の箇所にはスプレーを1時間おきくらいにかけていましたが、
まさかズボンの上から穴開けてくるとは
明るめな色でよかったです。暗い色だったら気がつかなかったかも。
また奥多摩の斜面で転がしてしまいましたが、間違いなく気の緩みです
ゴールまであと1時間以内のところで発生しています。
この時も
こんばんは。
またまたワイルドなロングで、いかにもワルさんらしい山行でした。
ギリギリで越えていく感、絶対望んでるんですってば。
ついにコバエだけでなくマダニですか・・・私も気を付けないと。蚊取り線香はマダニにも効くのかな?
ストックの件、ホント奇跡的ですね。40m持ってるなんて何者なんでしょうか。起きたのが一般道で良かった。
あ榊山、残念ながら実績ありますけど・・・
お疲れ様でした。
こんばんは
>ギリギリで越えていく感、絶対望んでる
あまり自分自身に対しては客観的に分析したことがないので、今まで気が付きませんでしたが的を得ているかもしれません。
自分の行くルートなど大したことありませんが、もう30年以上登山はしているので自分の技術的な限界、距離的な限界などはある程度心得ているつもりです。
それに近いルート設定をして、歩き通せたときの達成感を味わうのが好きなのかも
な〜んて真面目なこと考えてしまいましたが、少しのドキドキ、ワクワクがほしいだけです
マダニに蚊取り線香は効かないですよ
コバエというよりメマトイですね。
こいつが目の中に入ってしまい大変だったことがあります。
こいつにも蚊取り線香は効かないのでは
ロープを貸していただいた方、どちらに行かれたのか聞いたところ
タワ尾根だそうです
ストックはあきらめてください
ビギはたとえ40mのロープがあっても使い方がわかりません
いつも思うことは結んで下りてきたらロープの回収どうするの!?です
マダニ専用スプレーですか!流石!! マダニの写真があると嬉しかったなぁ
先日山を下りてから首の後がチクっとした痛みが続いて風呂をでたあと
家族に見てもらってもなんともないけど・・・ 数日痛くて、その後はまったく
痛まなくなったことがあるんですが、それってマダニだったのかなぁ
電車の中でザックに丸いプニュプニュした小さな虫を摘んで捨てたけど
それってマダニ!? 老眼はイヤだなぁ
質問コーナーになってしまったけど
激しくロングかつ、げんなりする程の累積標高・・・
ビギに見せないでください
大お疲れさまでした
こんばんは
また転がしてしまいました。
なんでこうなるんだろう。
自分はストックを木に立てかける癖?があるので、いつかはやると思っていました。
そう、自分もマダニの写真撮っておけばよかったとあとになって思いました。
でもネットで調べればすぐに見つかりますよ
グロイ写真が多いですね
これらの写真を見て以来、藪漕ぎの時は特に注意をするようになりました。
刺されたら、とらずにそのまま病院へ行くなんてできるわけがない
しかし、まだ6月頭だというのにかなり暑いですね〜
ビギさんは去年、焼岳に行きましたよね。
自分もこの夏は、超久々に高山に行ってみようかなあ〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する