記録ID: 6502075
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
暴風雪の八方尾根にてテント泊・ビバーク訓練等
2024年02月26日(月) ~
2024年02月27日(火)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 302m
- 下り
- 286m
コースタイム
天候 | 私の観天望気より 2024年2月26日(火) 15:00下ノ樺テントサイト2130m付近:電波ドコモ入りにくかった 雪の状態:氷結した雪の上に新雪30冂、結合状態は大変悪い。 雪/気温-5度/雲形/乱層雲/雲量10/雲行/東/風速12m/風向/北西/ 2024年2月27日(水) 0:30下ノ樺テントサイト2130m付近:電波ドコモ入りにくかった 雪かきの合間に天気の観察も実施。星空も垣間見えるが一時的なものであった。 テントサイトには吹き付けられる雪がたまり雪かき・除雪が間に合わずテントが押しつぶされそうになる。度重なる雪かきにてテントが雪まみれになり。濡れによる凍傷・低体温の危険が容易に想像できた。今まで経験したテント泊の中で一番の暴風が吹き荒れていた。暴風によるゴウゴウというような音が一晩中鳴り響き様々な不安も重なりまったく寝付けなかった。樹林の中にスノーブロックによる防風壁を作成したが、ブロックも暴風にて崩される。このような事情によりメンバー一同夜間はあまり体力が回復していなかったと想像できる。 雪/気温-15度/雲形/高層雲/雲量7/雲行/東/風速20m/風向/北西/ 9:30下ノ樺テントサイト2130m付近:電波ドコモ入りにくかった 雪の状態:多い場所では氷結した雪の上に新雪80冂、結合状態は大変悪い。尾根の雪はウインドクラスト 雪/気温-10度/雲形/乱層雲/雲量10/雲行/東/風速20m/風向/北西/ 疲労に濡れによる低体温、凍傷リスクがあった。 基本的な雪山登山知識・技術等を徹底した上で、防止策等を今一度協議し今後の活動に繋げる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
2月25日(月) 20:11自宅近くIC→0:34安曇野6280円 2月27日(水) 17:00安曇野→21:25自宅近くIC8970円 ガソリン代 片道400キロ燃費20キロガソリン代170円程で6800円程 駐車料金 八方 第3駐車場 無料で済みました 覚書:ばたばたしており値段をはっきり覚えていない。 アルペンクワッドリフト 、グラートクワッドリフトが運行するかどうかはっきりしておらず、リフト券売り場とは別に各々の乗り場で払った ゴンドラリフト 八方ゴンドラリフト「アダム」 :2150円くらいだったと思う アルペンクワッドリフト :800円くらいだったと思う*要後日清算 グラートクワッドリフト:800円くらいだったと思う*要後日清算 |
コース状況/ 危険箇所等 |
荒天時は大変危険な状態となりますので注意が必要です |
その他周辺情報 | 八方の湯850円 八方池山荘コーラ300円 |
写真
装備
備考 | 装備報告 .好痢璽弌2本テントサイトにて埋もれてしまい回収し忘れてしまう。 ▲▲ぅ璽鵑鮃腓錣擦譴討い覆ぅ瓮鵐弌爾いた。アイゼンを使用する場合は厳しい環境であるため、入山前の靴合わせ・着脱練習は絶対にしなくてはならない。 これを守れない者はPT行動を取る場合他のメンバーを待たせることとなり、今回のような悪天候の場合、待っている者の体力・時間を奪う事となる。アイゼンを始めとした装備点検・準備をきちんと行えない者は危険を伴う雪山には入山する資格がないとも思われても仕方がないだろう。 9單兄の行動ではゴーグルが必須という点を改めて認識した。曇らせないような工夫を今後も部内で共有して行きたい。暴風雪の中ではサングラスはまったく役に立たない。 づ拿鼎覆訐磴きでテント内が雪まみれになり何もかもが湿気を帯びていた。雪掃き用のミニ箒塵取りが大活躍であった。溶けた雪で衣類が湿気ると低体温凍傷の危険があるため、雪払い、テント内に雪を入れない工夫を徹底しなくてはならない。 食糧報告 々堝或に関しては食欲がなくても定期的に無理に摂取しなくてはならない。 他大学の活動報告を聞いていると水分をかなり多めに摂取しているようである。当部もなぜ雪山での過剰なまでの水分摂取が必要なのか理解を深めなくてはならない。 3慇犬考案した鍋が美味しかった メモ 2月26日 朝:おにぎり×2個、スポーツドリンク300奸飲むヨーグルト250 行動中:ガッツギア1袋 夜:鍋 2月27日 朝:フルーツグラノーラ、スポーツドリンク700奸栄養補助スナック1袋、コーラ200嫩 行動中:何も食べず。コーラ1缶(八方池山荘) 衛生報告 …秣硫垢僚藉症状と思われる状態に陥るメンバーがいた。市販薬にて対応。その後はカロリー、水分補給を行った上で本人の様子を診た。 spo2、脈拍、体温等を確認したほうが良かったかもしれない。 太陽がでていなかったが、一同思ったより日焼けをしていた。日が出ていない場合でも、日焼け止めは塗った方がよさそうである。 |
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感想
当部の雪山班の春期合宿の目標は白馬岳としているが
白馬岳を目指すにあたっての最終調整・訓練を実施した。
一番自分が重視していたのは白馬山域の荒れ狂う吹雪の中でのテント泊及び行動であったが、この目的は達成できたであろう。
学生一同はもう1日延泊し唐松岳を目指したかったようであったが
諸事情によりこれは達成させることができなかった。
学生達にとってはただただ苦しい・辛いだけの活動になったと思うが
この経験があるかなしかで白馬岳を目指すにあたって
リスク管理の点では大きな経験になったのではないかと考えられる。
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