記録ID: 6502671
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十勝連峰
オプタテシケ山
2024年02月21日(水) ~
2024年02月25日(日)
- GPS
- 104:00
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 1,939m
- 下り
- 1,928m
コースタイム
21日:白金温泉(2+)ポン水無川(2)1400東尾根WL
22日:C1=C2 stay
23日:C2(1.5)岩峰下(0.5)C2=C3
24日:C3(2)岩峰上(1)WL(1)ポン水無川1112(0.5)林道途中=C4
25日:C4(1+)白金温泉
22日:C1=C2 stay
23日:C2(1.5)岩峰下(0.5)C2=C3
24日:C3(2)岩峰上(1)WL(1)ポン水無川1112(0.5)林道途中=C4
25日:C4(1+)白金温泉
天候 | 21日:冬型 3→2.5m 時折薄日が覗く程度の曇り。樹限やや上以降はガスの中。 22日:冬型 2.5→2m 曇り 23日:冬型 2→1.5m 朝晴れ、主稜はその後ガス 24日:冬型 1→1.5m 晴れ、午後からたまにガスが稜線上にかかる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
21日: 激闘のpre1からほんの3日。白金温泉へ。 林道のラッセルはなく快適。ポン水無川の一本先の沢型の所で林道は崩壊している。ポン水無川右岸沿いを進めようとするが、知らないうちに沢が分かれており右側の方に逸れていく。コンパス方向がずれているのに気付き、ポン水無に戻ってから切り直す。ここは最初の部分は沢が曖昧なので沢沿いに行くのは好ましくない。微沢が入り組んでいるのでそれらを無視してコンパス切っていくか、林道と交差する一本先の沢沿いに進める方が良い。水線の切れるco1080辺り沢が浅くなるのは分かる。樹限まで上がってテンバる。Pre1の疲労がやや残っているせいか皆お疲れの模様。その辺で一人でスキーを楽しむ。 22日: 今日は冬型で見込めないのでナチュゲでテキトーに起きてから雪洞作り。東側が抜けており雪も溜まっているのでそこに掘る。ムリだムリだと言ってテントに戻りたがる皆を働かせ続けて3時間半程でようやく出来上がる。ギリギリテント張れるサイズに。もっとうまくなりたいな。やはり少しばかり暖かい気がした。 23日: 一応緩んでいきそうなので上へ向かう。月明りと薄い星に照らされる山々が綺麗で希望を感じる。雪洞をぶっ壊してコンタを上げていく。 1550位までSE。Eに変えてカシカシ登っていく。 岩稜帯は1730位から続くが北側余裕で行けるのでなんてことはない。行条要らない。所々氷化している層がありしっかり効かせていく。 視界は朝晴れていたが少しずつガスが降りて来て岩峰辺りで100始位まで落ちる。この調子の回復では乗越は狙えなそうなので、岩峰だけ偵察。初め南側に5m trvしてから3,4m直上、後は少しルンゼっぽい所を直上していく。ステップは決まるが直近の降雪が少ないせいか最初はやや硬かった。trvの所は沢型を乗り越える所がありややムーブが嫌らしい。ルンゼっぽい所はシートラが当たりやすいので注意。 上がり切ると風が出てMaxでハッキリ始からハッキリがたまに吹く。このままその先を進めるのは難しいので帰る。北巻きは出来そうだが取り付きが急で結構怖そう。 下り始めると視界出て∞に。ただ主稜はガスが取れることはなかった。今日は昨日よりも少しだけ高い1400位にブロックを積んで張る。天気が良いだけなので、通常ならば攻めて1380が妥当。L-sLは各々イグルーを作る。 24日: 概況は冬型の気圧配置。すっきり晴れないかもしれないが、我々には今日という日しか残されたチャンスはない。気合を入れていく。テントを出ると星空と闇夜に浮かび聳え立つオプに確信を覚える。テンバからEで。降雪もほとんどなく歩きやすい。トムラや石狩も見え、俄然やる気が出てくる。 岩稜をやり過ごして、岩峰手前まで。岩峰上は雪煙が吹き荒れてる。まじかよ...。とりあえずL-sLで様子を見に行く。√取りは同様。岩峰上でハッキリ始位。もう少しだけ登ってみる。確かにここからやや稜線の幅はやや狭くなるが、東側は入れる斜度。風は徐々に強くなり、肩手前でオサ始くらい。オプタテ谷側へ顔を覗くと時折オサも混じる。これは厳しい。偵察もやめにして戻る。この辺りはやけに雪面が硬く、アイゼンの刃も刺さりにくい所もありなかなか怖い。岩峰で風が顕著に変わるのでそこだけPartyで通過する。下りは偽身。時間待ちも考えたがなかなか極いので無念の引き返し。極めて悔しい。 下りは一瞬。少しずつガスの波が出始め、たまに主稜はガスの中に入ったりする。何でこんなに晴れてるのに下らないと行けないのだろうと、オプを睨みつけてから樹限でスキーに変え、スルスル下っていく。みんなうまい。 帰りはポン水無川の沢中を滑っていく。楽しい。下の方は知らないうちに沢が分かれていたりして、地図読みはなかなか難しい。オプが憎たらしいほど見える場所にテンバる。 25日: ドライバーが来る時間に合わせて起床しデッパ。ジェットですすすーと下って5日ぶりに白金温泉へ。まさか同じ方から下ることになるとは...。晴れ渡る十勝稜線をたまに後ろめたく振り返りながら、悔しさをにじませる。 |
その他周辺情報 | 万華の湯へ寄る。先週と同じく晴れ渡る十勝稜線を眺めることが出来るいいお風呂。 唯我独尊へ。7人で入ったのでギュウギュウだったが、皆で腹いっぱい食べる。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
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