五竜岳 天国と地獄
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,570m
- 下り
- 1,681m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:52
天候 | 1日目 雪/山頂は暴風 2日目 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
秋葉原→松本 高速バス 松本→神城 電車 神城→エスカルプラザ 無料バス ■帰り エスカルプラザ→新宿 高速バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪後にいったのでラッセル 山頂の直登よりもトラバース後の夏道が凍りついてて怖い |
その他周辺情報 | エスカルプラザでカツカレー1600円とインフレの波を感じる エスカルプラザで温泉 下山後にすぐに入れて最高 |
写真
感想
100名山50座目の記念として五竜岳にリベンジ
3年前は初冬の五竜岳で初めての冬季登山テント泊を師匠に連れて行ってもらったが、初冬で雪も不十分で岩と雪と藪漕ぎで翌日の天気も悪く撤退となった
今回は両日好天を狙ってもつまらないので、積雪後でラッセルができ、登頂は晴天を狙って山行をする
■1日目
今日は文明の力(ゴンドラとリフト)を使いゲレンデトップから開始
登山口でアイゼンをつけようと思いリフトから向かったが、登山口までのトラバースがアイゼンがないと微妙だった
今日は雪のため人はほとんどおらず、五竜を目指しているのは先行する1パーティだったがラッセル道は完璧だった。まじで感謝!
中遠見付近で先行パーティに追いつきラッセル交代、とりあえず西遠見を目指す
お昼頃に西遠見について、五竜小屋を今日目指すか、考えたが、天気は雪がチラつくが、風も時折強く吹く程度なので五竜小屋を今日中に目指すことにする。これで明日は朝寝坊の僕も朝まったりできるはずだ
先行パーティのかたは西遠見でテント泊とのことなのでここからは完全に単独で進む
白岳に進むにつれて雪が強くなり、ホワイトアウトしていく。尾根を上がればいいだけだが雪崩ゾーンに入らないように上へ上へ進む。
白岳までは微風だったのだが、、白岳に着いた瞬間いきなり暴風に襲われた。
白岳から五竜小屋はすぐのはずだが暴風に加えて、ホワイトアウト状態で方角が分からない
プチパニックになったが、ダウン、バラクバラ、ゴーグル、フライキャップ、ラックナーグローブを足して寒さに耐えれるようにする
方角を確かめながら進むと分岐の看板が見つかり安心し、五竜小屋に到着する
暴風の中、五竜小屋でテント適地を探していると、イグルーを発見!
寒さがやばいので靴で適当に整地を行い、何も考えずとりあえずテントを貼って逃げ込んだ
素手で10秒いるだけで、手が痛くなるヤバさだったのでマジでこのイグルーを立てた人に感謝したい
※五竜小屋まで行くのは天気が確約されたときにしたほうがいいですね
■2日目
翌朝、暴風の音で目覚める。設営が適当だったため、テントも傾いてる、、今日もダメなのか。。
と思っていたが日の出前に昨日のパーティが五竜小屋に到着!のんびり飯を食っていたがここまで早く登ってくると思っていなかったw
昨日の暴風でビビっていたが、人の声を聞いて元気をもらえたので出発の準備に取り掛かる。
テントから出ると風はあるが超快晴!朝日も五竜もバッチリ見える!これは行くしかない
出発すると先行パーティが最後の垂直壁付近まで登っている。俺も早くあそこに行きたい!ワクワクが止まらなくなってくる
垂直壁の前に、夏道を通りトラバース帯を進むがこの付近が一番ビクビクした。岩と氷になっていてなかなかピッケルがささらなくて怖い
ピッケルを研ぎたいなと初めて感じた
今日の垂直壁は雪も安定していて不安なく登れた
垂直壁を登り終えるとそこには天国が待っていた
鹿島槍、槍ヶ岳、そして、剣岳がそびえたっている
うーん。たまりません。この快晴でここにこれたことに感謝しよう
今回の山行は山の厳しさと最高の景色を思い出させてくれるいい山行になった
次はどの山に行こうかなぁー
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