抜戸岳(槍穂の大展望台)穴毛谷経由で
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- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,738m
- 下り
- 1,744m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
穴毛谷下部は沢靴で徒渉の連続 穴毛谷1450mから抜戸岳山頂まで雪は繋がっていた |
写真
感想
厳しくも素晴らしい一日だった.深夜0時に起きて兄ちゃんの待つ新穂高へ車を走らせる.出発は3時半の約束だったが、ぶっ飛ばして1時間半で新穂に着いてしまった.寝てる兄ちゃんを無理矢理起こして二時半スタートとなった.夕方から強い雨が降っていたようだが雨は小雨になって少し安堵して新穂を出た.
ガスと雨で気持ちはブルー、沢靴で林道を歩き終点から堰堤を右岸からいくつか越えてジャブジャブ入溪、しばらくで雪渓になりここで登山靴に変えた.
雨は断続的に降り続きもう寒くて仕方無い,特に手が冷たかった.こんな事なら防寒具持って来るべきだった.当初は久しぶりに五ノ沢を詰めて笠に向かう予定だったが雨とガスで視界の無い五ノ沢に入れるはずが無く、杓子平経由で抜戸岳に変更した.
猛烈な岩雪崩の箇所もありビビリが入る.雪は多く問題無く繋がっている.
ガスの中爆音響かせる穴毛大滝は不気味だった.ブルブル震えながらザイテンタールを登って行く.雪はこの上もずっと繋がっていた.風が吹くと凍傷になりそうなくらい辛かった.単独なら帰るところだが遥々横浜からやって来た兄ちゃんの為に行くしかない.山頂からの大展望を見せてあげよう.ガスの杓子平はルート取りが難しかった.GPSで確認しながら黙々と震えながら抜戸岳ピークを目指す.
もうそろそろか?山頂が見えた.山頂に着いてドンピシャで空が割れ青空がのぞいた.神は今日もお見捨てにならなかった.笠が見える.間も無くガスも晴れ槍が穂高が雲海上にそびえ立っていた.頑張って良かった.山に来て良かった.二人で写真を撮りまくり1時間以上もマッタリした。もうポカポカで手も暖かくなった.いつまでものんびりしていたい.
さあ帰りは足スキーですね.もう雪も緩み杓子平を快適に足スキーでガンガン滑る.楽しいです.スキーでなくても楽しめます.笠も素敵
ザイテンタールはまだガスの中で雪は緩んでないので慎重に足スキー、するといきなりの氷化斜面で滑落、ヤバー、、、、即座に右手ウィペットを突き刺すがやや減速するがドンドン落ちて行く,たまらず左手ウィペットも刺し両手で制動、50mほど落ちて辛うじて止まる.あのまま落ちたら穴毛大滝の餌食になるところだった.ウィペットに感謝!!
あとはガンガン穴毛谷を下り沢靴に履き替え新穂に午前中に帰還.兄ちゃん五時間半かけて横浜に帰った。お疲れさん.
今日も大満足、完全燃焼でした.
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