【過去レコ】僧ヶ岳・駒ヶ岳(烏帽子尾根登山口から)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,034m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 宇奈月グランドホテル https://yukai-r.jp/unazuki-gh/ |
写真
感想
9月18日(日)が祖母の1周忌,伯父の7周忌であるので富山に帰省.その前日に僧ヶ岳・駒ヶ岳に登ることにした.朝4時半に実家を出発し,立山ICから北陸道に入る.黒部ICで高速を降り,宇奈月の温泉街へ入ると,「僧ヶ岳登山道」の看板があるので,これに従う.
林道を少し上がると,高さ21mの巨大な「平和の像」が姿を現す.写真を撮るために車を降りると,半袖では少し肌寒く,秋の気配が感じられる.ここからは宇奈月の温泉街や宇奈月ダムも見下ろすことができる.林道をさらに進むと,標高1050mの宇奈月尾根第二登山口に達する.ここに,後立山連峰展望図があったので,同定を試みると,鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳・朝日岳等がくっきり見える.しかも,ちょうど日の出の時間なので,朝日に輝いて美しい.思ってもいなかった素晴らしい展望に大満足.
それにしても,小さな落石や路肩がスッパリ切れ落ちている箇所も多く,実にストレスがかかる林道である.林道が烏帽子尾根上に出たところが,1280m登山口であり,林道別又僧ヶ岳線の最高地点で,ここで通行止めになっていた.駐車スペースは広く,魚津の街並みから富山湾まで見渡せる展望地でもある.女性二人組が準備をしておられ,本日の2台目であった.
烏帽子尾根上部はよく整備されていて歩きやすいが,展望は得られず単調な感は否めない.1時間弱で宇奈月尾根コースとの合流点に着き,ここで先ほどの二人組の女性を追い越した.前僧ヶ岳までは右手に富山湾を見下ろす気持ちの良い尾根で,まさに海と山が接している様子が手に取るように分かる.
御前とも呼ばれる前僧ヶ岳のすぐ先は仏ヶ平の風衝草原となっている.7月はニッコウキスゲ,8月はシモツケソウで埋まるお花畑は,紫色のオヤマリンドウが咲き誇っている.僧ヶ岳の山頂へはもうひと踏ん張り.頂上へは今日の一番乗りであった.これから登る駒ヶ岳と毛勝山の展望が良い.
駒ヶ岳へは道標に従って東へ派生する尾根へと進む.新しい道とあって刈られたササが道を覆っている.1750mのコルまでは下り,そこから北駒ヶ岳へは登り,再び下ってから登り返して駒ヶ岳山頂とアップダウンが激しいので体力を奪われる.最後のほうは疲労と空腹,睡魔でバテバテとなってしまった.北駒ヶ岳と駒ヶ岳の間に1ヶ所岩場を巻くロープがあり,神経を使うが,あとは尾根を忠実にたどれば問題ないコースである.
駒ヶ岳山頂からは毛勝山とその左に剱岳,さらに後立山連峰と申し分のない展望を楽しめる.
展望を満喫した後は往路をたどって下山する.僧ヶ岳までは当然のことながら再びアップダウンの繰り返しなのでクタクタ・・・仏ヶ平ではリンドウの花が朝よりも開いている.今回は水を計2L持参したが,ギリギリであった.水場のない山なので,もう500mL1本あった方が気分に余裕ができただろう.
帰りに宇奈月グランドホテルに立ち寄った.1000円と少し高めだが,タオル付き,仲居さんのお迎え付き,風呂もほぼ貸切りだった.
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