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Yamareco

記録ID: 653592
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

前穂高岳〜奥明神沢から重太郎新道へ

2015年05月30日(土) ~ 2015年05月31日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
25:46
距離
15.4km
登り
1,827m
下り
1,824m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:53
休憩
0:21
合計
11:14
距離 9.9km 登り 1,786m 下り 1,120m
6:26
4
スタート地点
6:30
6:34
150
9:04
9:21
499
17:40
2日目
山行
2:00
休憩
0:17
合計
2:17
距離 5.5km 登り 37m 下り 710m
5:55
115
7:50
8:07
5
8:12
ゴール地点
天候 快晴〜曇り〜雨
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡第3駐車場へ駐車し、沢渡バスターミナルからシャトルバスで上高地バスターミナルへ。
コース状況/
危険箇所等
奥明神沢から重太郎新道へのトラバースや所々に現れる雪渓は非常に危険でした。無事に帰り着きましたが、危険すぎなのでこの時期は二度と行きません(笑)
いざ、でっぱつ!
2015年05月30日 06:36撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 6:36
いざ、でっぱつ!
焼岳もクッキリハッキリ見えます。
2015年05月30日 06:36撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 6:36
焼岳もクッキリハッキリ見えます。
早朝の上高地。登山じゃなくハイキングでも楽しめますね。
2015年05月30日 06:48撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 6:48
早朝の上高地。登山じゃなくハイキングでも楽しめますね。
新緑萌える季節になりました。
2015年05月30日 06:49撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 6:49
新緑萌える季節になりました。
天然のクーラーは営業停止中。
2015年05月30日 07:24撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 7:24
天然のクーラーは営業停止中。
森林に囲まれた登山道を1時間ほど進むと、この景色に出会えます。やっぱりテンションあがります(笑)
2015年05月30日 07:32撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 7:32
森林に囲まれた登山道を1時間ほど進むと、この景色に出会えます。やっぱりテンションあがります(笑)
西穂高方面。
2015年05月30日 08:07撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 8:07
西穂高方面。
岳沢小屋までの途中、残雪がありますが大したことはありません。
2015年05月30日 08:54撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 8:54
岳沢小屋までの途中、残雪がありますが大したことはありません。
やっと岳沢小屋が見えてきました。
2015年05月30日 08:57撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 8:57
やっと岳沢小屋が見えてきました。
岳沢小屋直前の雪渓、滑らないよう渡ります。
2015年05月30日 08:58撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 8:58
岳沢小屋直前の雪渓、滑らないよう渡ります。
雪渓上はキケン、立ち止まってはいけません(笑)
2015年05月30日 09:00撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 9:00
雪渓上はキケン、立ち止まってはいけません(笑)
小屋に到着。綺麗で居心地の良い小屋でした。
2015年05月30日 09:24撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 9:24
小屋に到着。綺麗で居心地の良い小屋でした。
この時期、奥明神沢が正しいコースですが…重太郎新道の夏道が見えたので行ってみました。
2015年05月30日 09:43撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 9:43
この時期、奥明神沢が正しいコースですが…重太郎新道の夏道が見えたので行ってみました。
重太郎新道の夏道、あとちょっとで開通しそう。
2015年05月30日 10:05撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 10:05
重太郎新道の夏道、あとちょっとで開通しそう。
重太郎新道は残雪があり、とても進めなそうなので、奥明神沢の雪渓へ強引にトラバース。
2015年05月30日 10:35撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 10:35
重太郎新道は残雪があり、とても進めなそうなので、奥明神沢の雪渓へ強引にトラバース。
奥明神沢の雪渓から、重太郎新道への再トラバース。岳沢小屋の推奨ルート??のはずですが…。
2015年05月30日 11:04撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 11:04
奥明神沢の雪渓から、重太郎新道への再トラバース。岳沢小屋の推奨ルート??のはずですが…。
このルート、こんな急斜面。画像でみると45度はありそう。
2015年05月30日 11:09撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 11:09
このルート、こんな急斜面。画像でみると45度はありそう。
当然、ピッケルはダガーポジションで登ります。
2015年05月30日 11:16撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 11:16
当然、ピッケルはダガーポジションで登ります。
トラバースを登りきったところでハシゴにたどり着きます。
2015年05月30日 11:38撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 11:38
トラバースを登りきったところでハシゴにたどり着きます。
乗鞍・河童橋もはっきり見えるいい天気。
2015年05月30日 11:51撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 11:51
乗鞍・河童橋もはっきり見えるいい天気。
クサリ場。先日の黒戸尾根でだいぶ慣れました(笑)
2015年05月30日 12:00撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 12:00
クサリ場。先日の黒戸尾根でだいぶ慣れました(笑)
明神岳。こんなところ登る人いるのか?と思って眺めてましたが、登山道はあるんですね。
2015年05月30日 13:10撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 13:10
明神岳。こんなところ登る人いるのか?と思って眺めてましたが、登山道はあるんですね。
紀美子平直前の最後の雪渓。アイゼンは使いませんが、慎重に渡ります。
2015年05月30日 13:37撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 13:37
紀美子平直前の最後の雪渓。アイゼンは使いませんが、慎重に渡ります。
やっと紀美子平に到着。この時点でヘロヘロ。
2015年05月30日 13:56撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 13:56
やっと紀美子平に到着。この時点でヘロヘロ。
奥穂高方面。ここまで登るのに時間掛かりすぎ、天気も怪しいので泣く泣く断念。
2015年05月30日 14:07撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 14:07
奥穂高方面。ここまで登るのに時間掛かりすぎ、天気も怪しいので泣く泣く断念。
前穂の頂上を目指しますが、もう岩だらけ。さすがホタカ。
2015年05月30日 14:27撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 14:27
前穂の頂上を目指しますが、もう岩だらけ。さすがホタカ。
2015年05月30日 14:46撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 14:46
どんな状況でも、記念写真だけは忘れずに撮ります。
2015年05月30日 14:51撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 14:51
どんな状況でも、記念写真だけは忘れずに撮ります。
奥穂〜槍まで良く見えます。
2015年05月30日 14:54撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 14:54
奥穂〜槍まで良く見えます。
お決まりの写真。
2015年05月30日 15:00撮影 by  NEX-5N, SONY
1
5/30 15:00
お決まりの写真。
いよいよ天気が悪くなってきました。縦走は断念して正解だったかも。ていうか、早く下山しないと。
2015年05月30日 15:33撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 15:33
いよいよ天気が悪くなってきました。縦走は断念して正解だったかも。ていうか、早く下山しないと。
買って初めて張るテント。いきなり暴風雨の洗礼を受けましたが、なんとか持ちこたえてくれました(笑)
2015年05月30日 18:25撮影 by  NEX-5N, SONY
5/30 18:25
買って初めて張るテント。いきなり暴風雨の洗礼を受けましたが、なんとか持ちこたえてくれました(笑)
朝起きたら、ガスガス。
2015年05月31日 05:55撮影 by  NEX-5N, SONY
5/31 5:55
朝起きたら、ガスガス。
ガスの合間から見える上高地も神秘的。
2015年05月31日 06:33撮影 by  NEX-5N, SONY
5/31 6:33
ガスの合間から見える上高地も神秘的。
やっと上高地に到着。
2015年05月31日 07:42撮影 by  NEX-5N, SONY
5/31 7:42
やっと上高地に到着。
ふもとから見ると、よくもまぁあんな高い山に登る気になるもんだ、と思います。
2015年05月31日 07:52撮影 by  NEX-5N, SONY
5/31 7:52
ふもとから見ると、よくもまぁあんな高い山に登る気になるもんだ、と思います。
撮影機器:

装備

備考 登りは快晴で、雪渓もあったので日焼けがすごく、日焼け止めは必須でした。

感想

夜勤明け翌日、自宅を午前2時に出発。圧倒的寝不足のうえ、仮眠なしなので、バテバテでした。本当は前穂〜奥穂と縦走を考えていて、装備一式を担いで登ったためペースも遅く、結局時間切れで断念。

今回の反省点は、
●時間的・体力的に余裕の無いスケジュール
●無駄に装備を背負って登ってしまったこと
●コース状況の見極め失敗による時間のロス
でした。

岳沢小屋のホームページには、「奥明神沢〜重太郎新道へトラバースする」とあったのですが、重太郎新道も夏道が現れていたので、行けるかと。しかし、残雪がたくさんあり急登なのであきらめて、重太郎新道〜奥明神沢へと強引に行き、さらに重太郎新道へ戻るというムダをしてしまいました。

奥明神沢〜重太郎新道へトラバースする道は急登でかなり怖かったです。帰り道、普通に正面を向いて降りようとしたら滑落し、あわててピッケルを打ち込みました。結局、登るときと同じ姿勢でダガーポジションをとり、前爪を蹴りこんで一歩一歩降りてきましたが、かなり時間が掛かりました。時間が無いからとあわてて降りるのは事故の元ですね。

※岳沢小屋のスタッフブログ(6/2)を見ると「通行できない」となっていますが、確かに危険すぎでした。この時期に登る人は滑落注意です。
http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/2015/06/post-741.html

しかし、危険とわかっているのに、雪渓があるって知っているのに、行くとワクワクしてしまうのは何故なんでしょう。途中、登っている間にもガラガラという落石の音が何度もしていましたし、命の危険すらあるのに、あの絶景を見てしまうと、また行きたくなるんですよね。

前穂の山頂は誰もいないし、途中でであったのは、奥穂から降りてきた人だけでした。天気がいいとはいえ、こんなところに一人でいて大丈夫なものかと、逆に不安になります…頂上で写真を撮ってくれる人もいないし(笑) 人が大勢いても困りますが、全くいないのも寂しいし、次回は素直に横尾〜奥穂を目指そうと思います。

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奥穂高岳南稜(重太郎新道から下山)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
5/5
体力レベル
4/5

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