前穂高岳〜奥明神沢から重太郎新道へ
- GPS
- 25:46
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,827m
- 下り
- 1,824m
コースタイム
天候 | 快晴〜曇り〜雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
奥明神沢から重太郎新道へのトラバースや所々に現れる雪渓は非常に危険でした。無事に帰り着きましたが、危険すぎなのでこの時期は二度と行きません(笑) |
写真
装備
備考 | 登りは快晴で、雪渓もあったので日焼けがすごく、日焼け止めは必須でした。 |
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感想
夜勤明け翌日、自宅を午前2時に出発。圧倒的寝不足のうえ、仮眠なしなので、バテバテでした。本当は前穂〜奥穂と縦走を考えていて、装備一式を担いで登ったためペースも遅く、結局時間切れで断念。
今回の反省点は、
●時間的・体力的に余裕の無いスケジュール
●無駄に装備を背負って登ってしまったこと
●コース状況の見極め失敗による時間のロス
でした。
岳沢小屋のホームページには、「奥明神沢〜重太郎新道へトラバースする」とあったのですが、重太郎新道も夏道が現れていたので、行けるかと。しかし、残雪がたくさんあり急登なのであきらめて、重太郎新道〜奥明神沢へと強引に行き、さらに重太郎新道へ戻るというムダをしてしまいました。
奥明神沢〜重太郎新道へトラバースする道は急登でかなり怖かったです。帰り道、普通に正面を向いて降りようとしたら滑落し、あわててピッケルを打ち込みました。結局、登るときと同じ姿勢でダガーポジションをとり、前爪を蹴りこんで一歩一歩降りてきましたが、かなり時間が掛かりました。時間が無いからとあわてて降りるのは事故の元ですね。
※岳沢小屋のスタッフブログ(6/2)を見ると「通行できない」となっていますが、確かに危険すぎでした。この時期に登る人は滑落注意です。
http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/2015/06/post-741.html
しかし、危険とわかっているのに、雪渓があるって知っているのに、行くとワクワクしてしまうのは何故なんでしょう。途中、登っている間にもガラガラという落石の音が何度もしていましたし、命の危険すらあるのに、あの絶景を見てしまうと、また行きたくなるんですよね。
前穂の山頂は誰もいないし、途中でであったのは、奥穂から降りてきた人だけでした。天気がいいとはいえ、こんなところに一人でいて大丈夫なものかと、逆に不安になります…頂上で写真を撮ってくれる人もいないし(笑) 人が大勢いても困りますが、全くいないのも寂しいし、次回は素直に横尾〜奥穂を目指そうと思います。
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