鬼ぶな＆山菜観察会

2015年06月06日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 740m
• 下り: 325m

コースタイム

鍋倉(゜゜)−信越トレイル(゜.゜)

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■徒歩の場合
JR戸狩駅より徒歩約2時間15分
鍋倉高原森の家より徒歩約1時間15分

○新宿→国道17号→国道18号
約300km　 6日8時間12分

コース状況／危険箇所等

熊出没注意
マダニ吸着注意

その他周辺情報

いろいろあり
温泉は戸狩温泉、飯山湯滝温泉、野沢温泉など
戸狩温泉（550円）
http://www.togari.jp/spa/
飯山湯滝温泉（510円：森の家宿泊者割引きで半額となります）
http://www.yutakionsen.net/
ほか、野沢温泉（無料〜寸志〜500円〜）
http://www.nozawakanko.jp/spa/sotoyu.php

鍋倉高原森の家
http://www.nabekura.net/index.html

写真

6/6 11:08

トレイル入口
これからの時期は更に場所を知らないとまずわからないでしょう

6/6 11:12

鬼ぶな
土砂降りの雨のため写真はほとんど撮れず
付近は他にもブナの巨木がたくさん。残雪期がベストとしても黄葉の頃も良さそうですね。

6/6 11:12

樹木は葉だけでなく、根でも呼吸しています。根元が踏み固められることで、根による呼吸が困難となります。樹木の根は土中の浅い所に張り出しており、踏んで傷つけてしまうことで、その傷口から腐朽菌が入ってしまいます。

6/6 11:13

ブナに限らず、樹木の張る根は意外に浅く根回りが踏み固められることは衰弱を早める原因となります。また、根を張る範囲も広く、伸ばした枝先と同じ位置まで根が張っています。鬼ぶなが少しでも長くその姿を保てるよう、柵を設け根回りへの立ち入りをご遠慮いただいています、皆様のご理解、ご協力をお願い致します。

6/6 11:19

コシアブラ

6/6 12:13

ブナの森

6/6 12:14

食物繊維たっぷり

6/6 12:49

西の沢の様子
手前の雪壁がまだ頑張っています

6/6 12:50

myこしあぶツリー
今まで私以外に誰にも摘まれた事がなかったマイツリーも、今年は何者かに摘まれてしまった様子。

6/6 13:03

関田峠付近のブナの森

6/6 13:04

コシアブラ

6/6 13:07

この辺りのコシアブラの摘み頃は更にもう1週間先が多い印象

6/6 13:10

風景
雨の日は虫が少ない

6/6 13:12

景色
関田峠付近の谷筋

6/6 13:12

風景
薄っすらとガスが立ち込めた雰囲気も悪くない

6/6 13:13

景色
今年は同じ山域でも極端なほど局地的な残雪量。関田峠に限れば残雪はかなり多く、また→

6/6 13:16

同様に、コシアブラの芽吹き具合も極端なほどの局地的。これは1週間後ではもう遅いでしょう。
鍋倉・信越トレイル近辺のコシアブラは、摘み頃が4割、2，3日〜1週間待ちのツボミが3割、既に大きくなってしまったのが3割の割合。信越トレイル界隈はだいたい1か月以上に渡って楽しめますね。

6/6 13:49

山菜観察会の結果
この辺りのコシアブラは基準値を超えるセシウムが含まれている可能性があります。ご注意ください。

飯山道の駅でのタケノコは行き帰りとも売り切れでした(゜-゜)セシウム問題の影響でコシアブラの販売もありません。

6/6 14:21

い〜い 湯だな あはん♪
こ〜こは 野沢温泉 十王堂の湯ぅ
まぁ本当はゲキアツでとても入っていられないけどね(゜.゜)
すげぇだろぉ！？
羨ましいだろぉ！？
ビッグだぜぇ〜い！！
湯船の大きさがな(゜-゜;)
かかってこいやぁ！
待っとるでぇ〜(゜゜;)

6/6 14:31

野沢温泉　十王堂の湯
1階が女湯で2階が男湯
白っぽい湯に湯花が混じった、13ある野沢温泉の外湯の中でも指折りのゲキアツ湯（野沢は総じて源泉激アツ）。男湯の湯船は広い（女湯は不明）。
また野沢温泉外湯は湯船と脱衣所が一緒になっているか、目の届く作りになっているので置き引きなどの心配は少ない（一応、全ての湯に小さめの貴重品ロッカー完備）
尚、a○by隊長（この湯の近くに定宿あり）によれば、この湯はぬるいんじゃいとの談。

撮影機器：

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

感想

13B

4週連続の鍋倉出撃。
今回は土砂降りの雨の中の鬼ぶな＆山菜観察会となりました。
関田峠付近はまだ残雪が豊富で、もう1週間は残雪とブナの森が楽しめそうです。
コシアブラはまだツボミのモノから大きくなって摘み頃を過ぎたモノまで様々。尚、信越トレイル一帯は山菜採取を目的とした入山は禁止となっております。
全身ずぶ濡れで寒かったですが、野沢温泉はゲキアツ過ぎました。

鬼ぶなは、近年、トレイルが新しく整備されたようです。今年はまだ雪解け後には誰も入っていないようで、鬼ぶな手前の合流点までのトレイルはヤブ化しており不明瞭（本日現在）。また、入口も鍋倉山西の沢登山口同様に目立たなくしてあるようで、たくさんの人に楽しんでもらいたい反面、オーバーユースによる懸念もあってなかなか難しい問題でもあるようです。管理する事務局（鍋倉高原森の家）としては、鬼ぶな散策はガイドをつけての入山が望ましいとの事でありました。

観察適期はtanigawaさんの記録の通り、根を痛める心配もなく、自由に動き回れる残雪のある時期が見通しも開けていちばん良いと思います。さらに理想を言えばヤブが煩くならない程度に自由に動ける残雪があって、ブナの新緑が重なった時でしょうか。
あるいは残雪が豊富な時期にスキーや、クロカンで楽しんでも良いですね。
tanigawaさんの記録（鬼ぶなについてもぜひご参照ください）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-628534.html
「鬼ぶな」の正確な場所は、保存と観察の手だてがまだ定まっていないようで、詳しい位置は公表はされていません（tanigawaさんの記録より抜粋）。
この記録のルートマップも適当です、計画でボスが勝手に作ってくれちゃったルートをそのまま適用。たとえ雨でなかったとしても行ったかどうかは微妙です(゜゜;)

今年も鍋倉の残雪とブナを十分楽しむ事が出来ました。
来年また待っとるでぇ〜(゜゜)
残雪に映えるブナの新緑とコシアブラ＋タケノコの奇跡の鍋倉でお会いしましょう！