小日向山
- GPS
- 05:52
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 882m
- 下り
- 901m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:51
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
ドライブステーション泊から小日向山へ。
(今回は二日酔いなく万全の書き出し)
毎度のことながらtartletさんに場所やルートを選定いただく。
前日に飲みながら話したが積雪や天候を考慮しての総合的判断は本当に難しいなぁ…
今回はtartletさんの山仲間のOさんとKさんも加わっての5人パーティ。
事前にお二人とも滑走はもちろんルート開拓等すごいお方と聞いていたので、こんなペーペーと一緒だと退屈な山行になってしまうのではと少し不安だったが、お二人ともそんな次元にはいないのか締めるところは締め楽しむところは楽しんでいるようでとても懐が深い印象を受けた。
とは言え事前情報通りお二人ともスキー技術はとんでもなく高く、特に序盤の急登は難しいルーファイをノータイムで行いあっという間に登っていった。
我々はついていくのがやっと…というか一箇所急斜面を登れずつぼ足で登ることに。
もはや何に差があるのかも分からない。
また、キックステップ1つとっても極限まで無駄を排除しているような動きで、最近うまくなったと思っていた自分の動きは無駄が多いと気付かされる。
中盤以降は、ラッセル要員と冗談めかしつつ僕とzangutsunootoさんにルーファイトレの機会を与えてもらった。
目指す方角や目印が明確だったし要所でのアドバイスもあったとは言えそこそこ良い感じのトレースだったのではなかろうか!
ただ、雪質は体重をかけていくに従いズルズルと沈んでいくような不思議な感じで体力を吸われる系。
tartletさんのラッセル時に後ろから見ていたら、乗り込んだ足を伸ばす時に伸ばした距離の半分近く沈む様子で蟻地獄感がある。
一踏み目を固めるように叩いてから踏み込むと沈みにくくなる様子だが、それはそれで疲れるので結局沈みと戦いつつ登る。
面倒なのは数歩ごとに沈み方が変わるところで、沈まない箇所から沈む箇所に入った一歩目は絶望感で皆うめき声が出ていた。
主稜線に乗ったところで北方面はガスが濃いことが判明、引き返す形でドロップすることになった。
少し降りてからの最初の滑走は最高に気持ちよかった!
何よりも滑走のコツを掴めたことで自由に滑れている感覚が楽しくて仕方がない!
軽すぎずクリーミーで均一な雪を踏む感覚も、雪から返ってくる圧力をちゃんと足で受けられている感覚もとても心地よい。
今まで頑張ってこなしている感が強かったがちゃんと滑れるとここまで楽しいものなんだなぁ
もう少し滑りたい気持ちはあったが帰る時間もあり1本で終了。
パウダーの楽しさと比べてしまうと後半のボブスレーはどうしても退屈で、ちょいちょいトレースのない雪を踏んで気を紛らわしつつゲートまで。
天候は難しかったと思うが両日ともとても良い思いをさせてもらった。
自分で計画や判断をする能力はまだまだ全然足りないが、ある程度ついていける自信がついた山行だった。
皆様ありがとうございました!
日曜日も状況的に里山の方がベターだと踏み、小日向山を予定。と、急遽強力な助っ人二人が合流することに。あわせて5人のパーティー。
いつもどおりのルートで林道から取り付いたものの、なんだか明らかに雪が少なくて、地形が出ている。先行した2人が上手くルートを作ってくれたけど、私のルーファイだとかなり厳しかったはず。。一か所は先行二人が越えられた急な箇所、zangutsunootoが苦戦してたので私が代わりに先頭で登ってポールを手掛かりに登ってもらおうとしたら、なんと私も登れない。ザックを先に送って空身にしても、登れない。結局板を片方だけ外して無理くり登り、後続は板を両方外して登ることになった。その後も斜面を登ったり下ったり、急登を抜けるまでは大変だった。
そこから先は概ね素直な斜面ではあるものの、踏むと異常に沈み込む雪で、なんだかすごく体力を持っていかれる。。尾根に乗り上げるまでの急登まで自分でラッセルしようと思ってたけど、力尽きました。すみません。。
それにしても、「このほうが楽に行けるはず」ということで登りのルートも自分たちで最適化していっている二人はさすが。いつもルート本の通りにしか登ったことがなかった。今回は地形が出ていて進みにくい個所もあったけど、普段はもう少し楽なんじゃなかろうか。
滑走ルートはメンバー的に北東面かなと思っていたけど、どうにも北東面方面がガスってしまって見通しが良くない。そのまま、来た道を戻ることした。しばらくは平らで時折歩きも混じる状況だったけど、途中からはパウダー満喫!この時期にここまで良い雪が楽しめたのは嬉しい限り。他に入山者もいなかったので、貸し切りで楽しめた。(猿倉方面にトレースが続いてたのは、もっと奥に滑りに行ってる人がいるのかな?)
前日も一緒に行ったutagは、前日は二人だったのであまり気が付かなかったけど、急に滑走の質が変わっていてびっくりした。この新雪でこれだけ滑れるのであれば、行ける場所の選択肢がぐっと広がりそう。zangutsunootoは、新雪に苦労していた模様。新雪はパラレル(もしくはパラレルに限りなく近いボーゲンでもOK)で滑れるようにならないと、雪の抵抗をそのまま受けるので、かなり筋力が必要になったからかと。いずれにせよ二人とも体力がかなりあるので、これからがますます楽しみ。(utagのラッセルは、かなり早かった・・・)
小日向山BC。
僕は山行日の前日まで仕事だったためこの日のみ参加。なんとか山行日白馬まで到達するも諸事情で前日昼まで帰れなかったこともあり眠い眠すぎる。
今回は山岳会の先輩+先輩の友人でのパーティ。話を伺うにエキスパートな方々で初心者の自分が参加して大丈夫なのだろうかと心配しながらスタートした。
しっかりシール歩行は今回で3回目。自身のコンディションが良くないのもあったと思うが皆歩くのが早い、今まで楽させてもらってた事に早々に気付く。
林道から尾根への取り付きは中々に急で途中どうやってもシールが噛まず登れない箇所があった。何度か挑戦し接地面を舐めしてしまったのも敗因の一つ。諦めてパーティメンバーに助力を求めるのも必要と感じた。引き際の加減は今後学ばないといけない。
前々日からの降雪もあり雪質はパウダー。BCでお目にかかるのは歩くのも滑るのも初。
歩くとワカンやツボ足よりは楽だがやはり沈む。2番手でも中々沈み、深山に踏み入れてる感があり心地よい(疲れるけど)。途中先頭でルーファイのプチ訓練もさせて頂き楽しめた。
稜線に出てから山頂手前でガスが濃くなって来たため残念ながら山頂は踏めずに滑走開始。さてパウダーの滑り、ちゃんとしたパウダーを滑れたのは今年1月のスキー場が初めて。案の定無理のある降り方だったがずっと続くふかふか雪はとても楽しかった!早く自分もパーティメンバーのように、より楽しくカッコよく滑りたいと強く感じた。
そんなこんなで筋力を使っていたのもあり途中雪にスキー板が刺さり転倒。雪が軽いこともあり雪を押せど押せど起き上がれない。のに埋没した脚はしっかりと雪の質量を感じ抜けず、雪の怖さが身に染みた。
天気や積雪の読みと山の選定、歩き方滑り方、学ばなきゃいけない事がたくさんあるけどスキーの機動力はやはり素晴らしい。
今回も下手なりに楽しかった、今後も頑張っていきたい。
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