門前 - 猿山 - 皆月

2024年03月10日(日) [日帰り]

• GPS: 07:13
• 距離: 30.2km
• 登り: 842m
• 下り: 831m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:32
• 合計: 7:13

距離 30.2km 登り 843m 下り 844m

9:37 スタート地点
10:10 10:12 深見
11:02 11:07 K地点
11:14 11:23 猿山
11:34 11:39 猿山口（娑婆捨峠）
11:40 11:45 猿山岬駐車場
13:12 13:14 よりみち七浦Ｐ
13:51 13:55 皆月キャンプ場
14:28 よりみち七浦Ｐ
16:50 ゴール地点

天候

曇ときどき雪

アクセス

奥能登の各集落への車両での通行情報については、国交省管轄のこの辺りが最新かな。 https://www.mlit.go.jp/road/r6noto/index2.html
石川県管轄の石川みち情報ネットはそのまま信用しないほうが良い。

コース状況／危険箇所等

歩く分にはそれほど危険はないが、いつ通行止め、崩落があっても不思議はない。

写真

3/10 9:37

3/10 9:42

3/10 9:51

事前の情報では何も書いてなかったけど、門前から皆月までは車両通行止めになっている。

3/10 9:52

3/10 9:53

3/10 9:55

国道から深見集落まで規制は張ってあるものの開通までもう少しというところだった。 (3/12 に開通したらしい)

3/10 9:56

3/10 9:58

工事はかなり進んでいる。

3/10 10:02

造花だった。

3/10 10:04

3/10 10:04

3/10 10:09

深見集落に到着。このときは半寸断状態だと知らなかった。車は工事区間をギリギリ通れるぐらいだとは思う。

3/10 10:09

3/10 10:11

発電機は動いてるので住んでる人はいる。

3/10 10:12

この日、深見集落で見えた人影は二人か三人ぐらい。

3/10 10:13

3/10 10:14

3/10 10:14

3/10 10:21

今にも土砂崩れしそう。

3/10 10:21

3/10 10:30

3/10 10:35

3/10 10:45

3/10 11:04

3/10 11:09

3/10 11:13

3/10 11:16

3/10 11:16

3/10 11:25

登山道に大きな段差がある。

3/10 11:26

3/10 11:26

3/10 11:26

破断面は 1.5m ほど。

3/10 11:31

3/10 11:35

3/10 11:36

3/10 11:36

3/10 11:36

猿山灯台へは立入禁止に指定されていた。

3/10 11:36

入り口からみると大きな崩落があるように見える。怖いので踏まないで離脱する。

3/10 11:40

土砂による泥濘

3/10 11:44

3/10 11:54

ここから六郎木（ろくろぎ）集落を経て、深見地区に至ることはできるかもしれない。

3/10 12:06

3/10 12:15

遠くに石製の鳥居が見える。今の地震で石製の鳥居はほとんど崩落してるのだけど、珍しい。

3/10 12:19

3/10 12:21

3/10 12:21

3/10 12:21

3/10 12:22

吉浦集落。

3/10 12:25

この様子だと、現状で住んでる人はいない。

3/10 12:26

3/10 12:40

3/10 12:43

この道は巨大な落石多数。通過にそれなりに神経を使った。

3/10 12:44

3/10 12:44

3/10 12:45

巨石。車は絶対に通れない。

3/10 12:46

3/10 12:47

3/10 12:48

3/10 12:49

3/10 12:55

3/10 12:58

以前の海水面がはっきりわかる。

3/10 13:03

3/10 13:12

七浦 (しつら）地区

3/10 13:13

3/10 13:14

シャワーは使えるようになってるらしい。

3/10 13:19

トイレは中学校跡地である公民館にある。

3/10 13:23

3/10 13:28

3/10 13:31

3/10 13:32

河が流れてるから水は取れるのに、飲料水は集落で取りづらいというのは不思議なものだ。

3/10 13:37

3/10 13:42

港の隆起

3/10 13:46

3/10 14:01

重厚な社号標は微動だにしていなかった。

3/10 14:04

2007 年の地震から復旧したばかりの鳥居も崩落していた。鉄筋は入ってないな。

3/10 14:10

3/10 14:20

皆月の地域に自衛隊の災害車両も見あたらなかった。見えないところにいたのかもしれないけども。

3/10 14:26

3/10 14:34

ここでも予定外の通行止め。

3/10 15:00

先程の通行止めから啓開した痕跡は多数あるもののこれといった崩落もなく、おさよトンネルまではたどり着けた。もしトンネル内に致命的な通行不可能箇所があった場合は、元来た猿山経由でダッシュで戻ることになる。

3/10 15:13

トンネル内の壁面剥離は多数だけど、電気も点いてるし、普通に通過できた。これだけ便利なはずのトンネルがこの程度の状況で通行止めになってるということは、見えないところに大きな危険が潜んでるということか。いつ大規模に崩落しても不思議がない状況ってことかな？

3/10 15:14

3/10 15:15

3/10 15:16

3/10 15:20

3/10 15:25

3/10 15:36

3/10 15:46

3/10 15:51

3/10 15:53

3/10 15:55

3/10 16:07

自衛隊車両が取水中。

3/10 16:50

撮影機器：

motorola edge 20 fusion motorola

感想

kagura2718

この時期は例年、猿山を登りに行くことが多い。今年はどうなってるか気になっていたので見てきた。隆起した海岸線の様子も見てみたい。猿山岬の海岸線側は大規模に崩落してるらしいので、この日は通らないようにした。

しばらくしてからひっそりと公開する予定だったのだけど、私が把握できた奥能登の車両通行可否の道路事情について、位置情報と地図つきで公開できる yamareco で記しておく。通った集落は深見地区（とおそらく六郎木) と皆月地区が該当する。なお、この日は日曜なので、業者の工事は止まっていたので、いくつかの工事による通行止めを突破している。

県の道路情報 (https://douro.pref.ishikawa.lg.jp/) にも現在の状態が反映されておらず、まだボランティアどころではなさそうだなと思った。半寸断状態でほぼ全員避難中の深見地区はおいといて、皆月地区にも外部のボランティア、作業してる人の姿はほとんど見えなかった。ほぼ地元の人の姿しか確認できなかった。

門前から皆月へ至る車両通行可能なルートは県道 38 号 - 県道 266 号が生きてるんじゃないだろうか。(未確認) 皆月集落内のアナウンスでは何事でもないように、「赤神で入浴支援をやってます」と言ってたけど、赤神までは山道や峠を経由するのでかなり遠い。これは辛い…　ただ、この日通った周回ルートである、深見集落への道路とおさよトンネル は復旧が進んでいて車両が通行できる日はそれほど遠くない気もする。

毎年恒例の雪割草シーズンの一般的な猿山登山、今年はかなり難しいのは間違いない。