大熊山（富山百山 51座目）

2015年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 7.5km
• 登り: 959m
• 下り: 957m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:24
• 合計: 5:47

4:30 スタート地点
4:43 尾根取りつき
7:36 8:00 大熊山
10:06 尾根取りつき
10:17 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県道馬場島公園線を馬場島方面へ向かいます。小又川を渡る水色のトラス橋を渡る直前に右折して建設会社のプレハブ事務所を左に見て小又林道に入ります（事務所付近に百葉箱があります）。
林道を道なりに行くと鎖のバリケードがありますので付近に駐車します（バリケード前が満車なら少し下の堰堤前広場に駐車します）。

コース状況／危険箇所等

スタート地点〜1264m地点
林道をそのまま行きます。1キロほど先の、林道が左へヘアピンカーブを切っている個所でそのまま直進する踏み跡がありますのでそこへ入ります。3分ほど歩くと尾根の取りつきに到着しますので尾根を登ります（左折です）。
尾根は急登ですが要所要所にロープが設置されています。
この区間は杉木立の中を行く感じで巨大な杉も所々にあります。
1264m地点は尾根が右に曲がる個所ですが尾根通しではなくて右トラバース気味に道がつけられています。

1264m地点〜大熊山
ここから周りの木々が杉から落葉広葉樹に変化します。
登山道の勾配もゆるくなる感じです。
かなり上部に注意すべき長めの雪上歩行が1箇所ありました。地形がややこしいのですがマーキングをしっかり確認していれば大丈夫です。あとこの辺りは帰りのことも考えてコースを記憶すると良いかと思います（再来週あたりには完全に夏道になっていると思いますが）。
長めの雪上歩行はもう1箇所ありましたがこちらは直進なので大丈夫かと思います。
あと、この区間は藪っぽいです。

その他周辺情報

立ち寄り湯はアルプスの湯を利用しました。

写真

6/7 7:38

山頂標です。熊さんの山頂標がイイ味出しています。

6/7 7:39

右が大日岳、真ん中辺が奥大日岳、左奥が剣御前です。

6/7 7:40

左側の山塊は手前の稜線が大猫山。右方向へぐるりとまわりこんで今度は右から左へ猫又山、釜谷山、毛勝山です。写真真ん中あたりにブナクラ峠がありその向こうに白馬三山がのぞいています。ブナクラ峠から右にすっと上がって赤谷山、白萩山、赤ハゲ、白ハゲと続き、大窓へ切れ落ちています。写真真ん中あたりの低い（といっても1255mありますが）ピークは中山です。

6/7 7:40

逆光ですが剱岳を中心に。剱岳の真下にクズバ山です。

6/7 7:42

大辻山です。大辻山の少し左の高い位置に月がかかっています。
ちなみに杓子岳からこちら眺めるとブナクラ峠と大熊山と大辻山がほぼ一直線になります。

6/7 7:44

ブナクラ峠アップ、峠越しに（左から）旭岳、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳です。

撮影機器：

N01F DoCoMo

装備

備考

ピッケル・ストック・アイゼン
ピッケルのみ持参しましたが使いませんでした。
雪山登攀具はもう不要と思います。

服装
半袖で登りましたが上部の方は藪っぽいので長袖推奨です（下りは途中で長袖に着替えました）。自分の場合、長袖だと給水量が多くなるのと疲労が早くなる傾向があるので痛し痒しですが。

スパッツ
持っていきませんでしたが今回はつけても良かったかなと思います（靴に木くずのようなものが侵入）。

感想

fiddlerzen

本日は大猫山、猫又山、釜谷山のロングコースを狙っていましたがブナクラ谷を渡る作業道の橋（鉄板が敷いてある橋）がまだ架けられていませんでした。
夜明け前の薄暗い中、歩行者用の橋がないか探しましたが見つからず、また水量が多くて渡渉など「もってのほか」状態でしたのであきらめてセカンドプランの大熊山にしました。

スタート地点〜1264m地点
この山に登るのは3回目なのですがここの急登はいかにも「剱岳周辺の山」という感じです。
毎回「きついなあ」と思いながらも山頂からの眺めを味わいたくてこの急登に挑みます。

1264m地点〜大熊山
藪っぽくて閉口しました。ルートが切れているように見えて、あれ？と思うようなところもありましたが落ち着いて周囲を眺めればちゃんとわかりましたので難易度としては高くない部類と思います。
今回は淡々と山頂に到達した感じです。

帰路
沢山の登山者とすれ違いました。人気の山なんだな、と思います。