鹿倉山(京都府福知山市の分県地図の山)〜鹿狼の気配を愉しむ
- GPS
- 02:18
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 416m
- 下り
- 414m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●駐車場にある案内地図に、轟水満宮参道が、ひる谷林道の先で深山林道から分岐しているように記載されています。深山林道から分岐している参道らしきものは、見当たりませんでした。急なところを、適当に少し登ると、立派な参道らしきものと合流しました。参道といっても、石畳などがあるわけではありません。道幅はそれなりに広く、車が通ることのできるぐらいですが、所々に倒木があります。 ●轟水満宮から少し進むと深山林道に合流します。ここからは熊野権現神社まで舗装路です。熊野権現神社の左手から、つづら折れの山道となります。案内表示はありませんが、それなりに明瞭で、迷うような分岐はありません。烏帽子岩の手前が、少し急斜面で、這いつくばるように登りますが、それほど距離はありません。烏帽子岩の先の右手に、天狗岩への案内表示があり、往復で10分もかかりません。この分岐に戻ってからは、山頂までも5分ぐらいで、まったく問題ありません。 ●山頂から西側の鉤掛越コースは6年前に、下山路として利用しましたが、急な斜面と不明瞭な谷筋で苦労した記憶があります。今回は、時間も遅かったので、東側の尾根を下りて行きました。緩やかで広々とした所を過ぎると、急な下りとなりますが、木に掴まりながら下りて行くことができ危険ではありません。。桑原との分岐には案内表示があり、分岐の後すぐに深山林道と合流します。 |
その他周辺情報 | ●駐車場には、トイレも自動販売機もありません。周辺にもありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
---|
感想
実家で午前中に所用があり、午後からの山行きに。
帰宅途中にある山で手頃なところということで、鹿倉山へ行くことにしました。私にとっては6年ぶりで、相棒のkumakumoにとっては初めての鹿倉山でした。
なんとなく、岩からの眺めが良かったのと、下山で苦労した記憶があるものの、下調べなしでした。駐車場にある案内表示を見た上で、轟水満宮への参道を辿ることにしたものの、それらしきものが見当たらないというスタートでした。轟水満宮からは順調で、明るいうちに下山できました。
烏帽子岩と天狗岩からの展望が開けていたものの、遠方が少しかすんでいたのと、山の同定ができなかったのが少し残念でしたが、短い時間の割に密度の濃い山行きとなりました。
鹿倉山の三等三角点は、その名を「四村山(しむらやま)」という。
麓に田の谷、中出、菟原、桑原の四つの村があり、四ヶ村山(しか
むらやま)と呼ばれていたところから「鹿倉山」の名前になったよう
だ。
それはさておき、鹿倉山の山頂に向かっている頃、高いところで鹿
と思われる声が聞こえてきた。「鹿はいます!」と言っていたのか
も。
烏帽子岩は、烏帽子の形をしているからその名が付いたと一目瞭然。
いっぽう、天狗岩は特に天狗の形をしているわけではない。その岩
の上に乗ると大変眺めが良く、麓の村から遠くの山まで見通せる。
天狗がそこに立って界隈を見据えるのが、大変似つかわしい岩であ
る。岩表面の天狗が立っていたであろうところは少し赤くなってお
り、石英でも混じっているのか、ところどころでキラキラと輝いて
いた。
帰りは狼谷を回る。日本の野生狼は絶滅したといわれて100年以
上になるが、谷の方にふと目をやると犬と猿の姿。苔の生えた切り
株を装い、微動だにしなかったが怪しい。
ずいぶん日が長くなり、まだまだ明るい午後4時過ぎ。かすかに聞
こえる川の水と春の風。
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