早春の八丁平・峰床山(久多ルート)
- GPS
- 05:34
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 838m
- 下り
- 815m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
*久多〜オグロ坂峠 通行困難な場所はないが、オグロ坂峠の手前は、ルートが不明瞭 *峰床山北斜面〜林道:林道への着地点に注意 *林道分かれ〜寺谷峠 歩かれていないようで、少々荒れている *寺谷峠〜久多への林道まで: 峠からのトラバースルートは踏まれておらず、不明瞭。斜面に注意。 *林道から久多集落着地点まで 今回下った尾根は歩きやすかった。 |
写真
感想
八丁平へ、今回は久多登山口から入りました。平日の仕事の疲れが取れず、この日も遅いスタートでした。
時間も遅いので鎌倉山の方へは登らず、「鯖街道」ルートを八丁平へ向かってまっすぐ南下しました。林道はぬかるんでいたものの残雪はなく一気に通り過ぎました。
林道終点から登山道の登りに入りました。つづら折りの登りのため、急登はなく、足に優しいルートです。
オグロ坂峠に近づくと、北斜面のためか残雪が見られました。峠に向かって、ルートが過去何度か変わったためか、道ははっきりしません。ところどころ、適当に登って進み、見慣れた峠に着きました。
オグロ坂峠から見て北側は今登ってきた急斜面で、東西には峰床山からの尾根が続いています。南側には、八丁平に向かって800mの高層地帯が広がっています。
峠のお地蔵さんを通過し緩やかな下り道へ進みました。
雪がちらほら残っていますが、雪解け水が流れる音が耳に優しく、八丁平は早春の穏やかさに包まれていました。葉も花もない茶色の世界ですが、私にとっては心落ち着く場所です。
静かで誰もいないベンチに一人座っていると、春を歌う鳥の声、まだ葉をつけていないがらんとした森にキツツキの音がこだましています。
短い食事を取り、湿原の南へ向かいました。
一部、ササが再生しています。八丁平を自分の庭のような顔をして歩いている自分ですが、湿原いっぱいにササが広がっていた頃の風景を知りません。
湿地帯から流れ出る穏やかな水の流れに沿ってしばらく南へ歩きました。優しい春の雰囲気を楽しんでから引き返し、湿原の西側へまわりました。クラガリ谷分岐を過ぎ、トチノキのある斜面から尾根に上がり、峰床山まで行きました。
山頂には雪が残っていました。静かな山頂でした。訓練のためかよくヘリコプターが付近を旋回しているのですがこの日はとても静かでした。
峰床山からは北へまっすぐ下りました。林道を歩いたり横切ったりしながら、登山口までまっすぐ下れる尾根を行くのが近いのですが、今回は寺谷峠に立ち寄ることにしました。寺谷峠への道はあまり歩かれていないようでした。
寺谷峠から、北側斜面を横切るルートは踏まれておらず、少し危なっかしい上に不明瞭でした。尾根を北向きに下るところに辿り着くと道ははっきりしました。
林道に出て、久多の登山口までまっすぐ下る尾根に合流するつもりでしたが、その少し手前に下れそうな尾根があり、進んでみることにしました。
途中で尾根が左右に分かれるところがあり、右へ下った方が出発地に近かったのですが、念のため地図上で尾根の下りが緩やかな方を選んで下りました。
集落へ下りてから後は、耕作地跡地を歩いて出発地まで戻りました。
最後まで誰ともお会いしない、静かな登山でした。まだ花も葉もない殺風景な季節で、何もない八丁平ですが、私にとっては早春の理想郷を訪れたような、心が満たされる1日でした。
コメント
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八丁平は笹が似合うと思います
私が始めて八丁平を訪れた時は笹原でした
二回目はのっぺらぼうで、ここは八丁平ではないと同行のdpさんに言い張りました
でも標識を見て無理やり納得しました
九州転勤の間に笹は花が咲いて枯れてしまったようでした
シカの食害で再生が妨げられているようですね
笹なんて、簡単に繁殖するものと思ったりするのですが、そうではないのですね...
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