毛洲浜草を訪ねて雌岡山(雪割草見比べ)
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 193m
- 下り
- 190m
コースタイム
- 山行
- 1:33
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 1:53
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
写真
感想
今日は、雌岡山にケスハマソウを見に行き、ついでに神戸市立森林植物園でスハマソウを、そして森林植物園に近い某所でもスハマソウ(ミスミソウ?)を観察し、それぞれの雪割草がどう違うのか、見比べることとしました。
なお、雪割草とは、ミスミソウ、オオミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウの4種の総称でどれも近縁でほとんど違いはありません。
雌岡山では、カタクリ園ともう一か所でケスハマソウを観察しました。今まで雌岡山には「ミスミソウ」が咲くと思っていましたが、最近のヤマレコを見て「ケスハマソウ」であることを初めて知りました。なお、ケスマハソウは葉や花茎に毛があるのが特徴ということです。
雌岡山のケスハマソウは、縁がピンクでとても愛らしい花色で、丁度良いタイミングだったのか、いっぱい咲いていました。毛は多い個体も少ない個体もありました。そのほか、カタクリ園では、カタクリが数株咲いており、登山道脇の林床では、ミヤマカタバミも見つけました。
次に神戸市立森林植物園のロックガーデンでスハマソウを観察しました。なお、スハマソウとミスミソウの違いは、スハマソウの葉の先が丸く、三枚の葉が合わさるとミッキーマウスのような形をしているのに対し、ミスミソウの葉の先は多少とんがっており、三角形のかたちということです。ここのスハマソウは、紫色の花が多っかったですが、中にはピンクの個体もありました。花茎に少し毛の生えたケスハマソウに近い個体もありました。
ロックガーデンのセツブンソウやバイカオウレンは既に終了しており、フクジュソウは終わりかけ、ユキワリイチゲ、キクザキイチゲが見ごろ、カタクリはこれから見ごろといった感じです。他にミヤマカタバミ、セリバオウレン、コチャルメルソウなどを見ました。あと、樹木では、ウチワノキ、カワヅザクラ、ヤマウグイスカグラ、コショウノキ、アセビなどの花がとても綺麗でした。
最後に、神戸市立森林植物園に近い某所で白いスハマソウ(ミスミソウ?)を観察しました。約1月前(2月17日のレコ参照)に来たときは、数輪しかさいていなかったのが、今日は斜面一面、花ざかりとなっていました。葉の先が尖った三角をしているミスミソウらしき個体もありました。このほか、アマナ、アズマイチゲなど色々な花の妖精に出会うことができました。なお、セリバオウレンは、みずみずしさがなく終わりかけという感じでした。
以上、3か所で雪割草を観察しましたが、結論として雪割草の種の違いは、見てもほとんどわからない、そして相対的。種の違いよりも、色の違いや、大きさ、形の個体差の方が大きいということがわかりました。
今日はとても天気が良く、それに応えて春の妖精たちも精一杯、花を開いてくれました。花三昧の一日でとても満足しました。
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