記録ID: 6565242
全員に公開
アルパインクライミング
白馬・鹿島槍・五竜
【バリエーション】五竜岳G0尾根
2024年03月16日(土) ~
2024年03月17日(日)
富山県
長野県
TAKA10project
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 20:19
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,720m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 7:08
距離 5.3km
登り 786m
下り 290m
2日目
- 山行
- 13:04
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 13:12
距離 8.6km
登り 734m
下り 1,429m
今冬は後立山山域を精力的に登りたいなと思ってのですが、兵庫からの距離が遠いので中々行きにくい。
今回は、五竜岳G2尾根です。
五竜岳の入門ルートで比較的登りやすいらしい。
核心はG2尾根に上がるまでの3〜4ピッチらしく、尾根上に上がるルートはAルンゼ〜Cルンゼまであるそうです。
初日はリフトを乗り継いで幕営予定地に行くだけなので急ぐ必要はありません。
土曜の天気は超快晴、日曜は昼前から大荒れの天気予報です。
まずはテレキャビン(ゴンドラ)に乗りますが、乗車チケットはテレキャビンとおみ駅の乗り口で購入可能です。
なので、エスカルプラザのチケットセンターに並ぶ必要はありません。
テレキャビンとおみ駅の乗車列に並び、階段下でチケット購入列に並びかえればOKです。
アルプス平駅に到着後、徒歩でアルプス第一ペアリフトに乗り換え、地蔵の頭に到着したら登山開始(9:34)。
今日は天気がいいのでたくさんの人が登っていました。
小遠見を過ぎると目の前には、鹿島槍北壁と五竜岳が見えます。
鹿島槍北壁は翌週挑戦予定なので、歩いていてもついつい見てしまいます。
中遠見、大遠見と過ぎ、幕営予定地の西遠見池(12:54)に到着。
登山道から南に離れたところをテン場に決めました。
整地の為、ブロック切り出しを初めると、約5cmできれいに層が割れた明らかな弱層に不安がよぎるけど取り合えず、整地を進めました。
深さは約50cm、壁の高さは1mくらいの快適なテン場が出来たので、荷物を入れてトレース付けと取り付き確認に出発しました。
快晴の影響もあり雪が緩くて歩きにくいのですが、目の前にG0〜G2尾根が見え気分が良かったです。
谷底まで降りても登り返しがキツなのでルンゼのトラバースを選択しましたが、雪崩が怖いので交互行動としました。
翌日は2時起きなので、食事や寝る時間を考慮し、G0尾根の下で偵察を終了しました。
翌日、予定通り2時起き3時発で行動を開始しました。
前日のトレース付けが功を奏し、めちゃくちゃ歩きやすいです。
あっという間にトレース末端に到着、そのままG2取り付きに向けて進んだのですが、軽いもなか雪で歩きにくく時間が掛かりそうなことと、本日は天候が悪いので時間的に早く抜けれそうなG0尾根に変更しました。
正しいルートなのか不明ですが、まずはG0尾根に向って直登し、尾根末端の灌木でセルフを取り、登攀の支度を整えました。
今回から導入した新しいロープは7.1mmです。
まずは草付き交じりの雪面を灌木で支点を取りながら登攀しました。
登攀を続ける中で支点が取れない箇所がありましたがスノーバーで対応できたので、G0を予定している方は2本ほどあった方がいいと思います。
また、ルンゼのトラバースで、足元のシュルンドが大きく崩れ、デカくて深い穴が開きました。
雪質にもよりますが、この日の雪質であれば一度落ちると中々出てこれないのではないか?と思いました。
灌木が立ち並ぶ箇所は、コンテ(同時行動)で進み、10時過ぎにG0の頭に到着しました。
到着する頃には爆風でロープが風に流され引っ張られるくらいでした。
あとは、一般道を下るだけです。
五竜岳に向かうトレースはありませんでしたが、五竜山荘付近にはトレースがありました。
昨日、登ってこられた方々は五竜山荘付近で引き返したのかもしれません。
テントに戻る道中は度々、ホワイトアウトしましたが、冬季に何度か登った五竜なので見誤ることなく無事戻れました。
詳しくは、後に公開する動画でご覧ください。
今回は、五竜岳G2尾根です。
五竜岳の入門ルートで比較的登りやすいらしい。
核心はG2尾根に上がるまでの3〜4ピッチらしく、尾根上に上がるルートはAルンゼ〜Cルンゼまであるそうです。
初日はリフトを乗り継いで幕営予定地に行くだけなので急ぐ必要はありません。
土曜の天気は超快晴、日曜は昼前から大荒れの天気予報です。
まずはテレキャビン(ゴンドラ)に乗りますが、乗車チケットはテレキャビンとおみ駅の乗り口で購入可能です。
なので、エスカルプラザのチケットセンターに並ぶ必要はありません。
テレキャビンとおみ駅の乗車列に並び、階段下でチケット購入列に並びかえればOKです。
アルプス平駅に到着後、徒歩でアルプス第一ペアリフトに乗り換え、地蔵の頭に到着したら登山開始(9:34)。
今日は天気がいいのでたくさんの人が登っていました。
小遠見を過ぎると目の前には、鹿島槍北壁と五竜岳が見えます。
鹿島槍北壁は翌週挑戦予定なので、歩いていてもついつい見てしまいます。
中遠見、大遠見と過ぎ、幕営予定地の西遠見池(12:54)に到着。
登山道から南に離れたところをテン場に決めました。
整地の為、ブロック切り出しを初めると、約5cmできれいに層が割れた明らかな弱層に不安がよぎるけど取り合えず、整地を進めました。
深さは約50cm、壁の高さは1mくらいの快適なテン場が出来たので、荷物を入れてトレース付けと取り付き確認に出発しました。
快晴の影響もあり雪が緩くて歩きにくいのですが、目の前にG0〜G2尾根が見え気分が良かったです。
谷底まで降りても登り返しがキツなのでルンゼのトラバースを選択しましたが、雪崩が怖いので交互行動としました。
翌日は2時起きなので、食事や寝る時間を考慮し、G0尾根の下で偵察を終了しました。
翌日、予定通り2時起き3時発で行動を開始しました。
前日のトレース付けが功を奏し、めちゃくちゃ歩きやすいです。
あっという間にトレース末端に到着、そのままG2取り付きに向けて進んだのですが、軽いもなか雪で歩きにくく時間が掛かりそうなことと、本日は天候が悪いので時間的に早く抜けれそうなG0尾根に変更しました。
正しいルートなのか不明ですが、まずはG0尾根に向って直登し、尾根末端の灌木でセルフを取り、登攀の支度を整えました。
今回から導入した新しいロープは7.1mmです。
まずは草付き交じりの雪面を灌木で支点を取りながら登攀しました。
登攀を続ける中で支点が取れない箇所がありましたがスノーバーで対応できたので、G0を予定している方は2本ほどあった方がいいと思います。
また、ルンゼのトラバースで、足元のシュルンドが大きく崩れ、デカくて深い穴が開きました。
雪質にもよりますが、この日の雪質であれば一度落ちると中々出てこれないのではないか?と思いました。
灌木が立ち並ぶ箇所は、コンテ(同時行動)で進み、10時過ぎにG0の頭に到着しました。
到着する頃には爆風でロープが風に流され引っ張られるくらいでした。
あとは、一般道を下るだけです。
五竜岳に向かうトレースはありませんでしたが、五竜山荘付近にはトレースがありました。
昨日、登ってこられた方々は五竜山荘付近で引き返したのかもしれません。
テントに戻る道中は度々、ホワイトアウトしましたが、冬季に何度か登った五竜なので見誤ることなく無事戻れました。
詳しくは、後に公開する動画でご覧ください。
天候 | 初日:超快晴時折強風 2日目:悪天候(雪と爆風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
凍結なし。快適に走れます。 |
その他周辺情報 | エスカルプラザ前のクレープ屋が気になります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
着替え
靴
ザック
サブザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
飲料
水筒(保温性)
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ナイフ
カメラ
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
調理器具
ポール
テント
テントマット
ロープ
|
感想
テン場に戻るとテント等装備が無くなっていました。
あまり考えたくはないですが、本当に盗難であれば命に関わります。
土曜日は超晴天でしたが、日曜は大荒れの悪天候。
私たちの登攀が遅く、夜着でテン場に戻っていたら私たちは死んでいました。
逆に、強風で飛ばされたのであれば、自分で自分の命を奪う大事になるので建て方を改めないとダメだなと思いました。
いずれにせよ、何か策を練る必要があります。
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