五竜岳(登りゴンドラ未使用、遠見尾根日帰り往復・2週間前のリベンジ達成)
- GPS
- 14:45
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,969m
- 下り
- 2,969m
コースタイム
- 山行
- 10:43
- 休憩
- 3:56
- 合計
- 14:39
天候 | 終始、標高約2200m以上は快晴。標高2200m以下はガスに沈む。ずっと雲海が出来ていた。ヤマテンの予報通りだった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜間はトイレがないのですぐ近くの道の駅(道の駅白馬)で車中泊。 ゴンドラ営業時間は今月は土日は7:30から16:30まで。 ゴンドラ 往復2200円、片道1400円。 ゴンドラ・リフト併用 往復2600円、片道1600円。 夏季営業は本日(10/20)まで営業終了。明日(10/21)からやっていないので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に良く整備されている。整備されているので階段が多いです。 全体を通してアップダウンが結構激しい。特に帰りの大遠見山から中遠見山の登り返しがかなりきつい。 復路で小遠見山通過時刻を15時に通過しないと、最終ゴンドラ間に合わないと看板に書かれていた。 最終便の16:30に間に合わない場合は、「0261-75-2101」に電話すればある程度時間を伸ばしてくれるが片道料金が割増しになる。他の人の記事で3000円というのを見た。 ※自分のペース的にゴンドラの営業開始時間だと全然間に合わないので駐車場からブルドーザー道を使いゴンドラ到着駅のアルプス平まで歩いています。 □駐車場からアルプス平 ひたすら整備されたつづら折りの砂利道を登る。 ここはコースタイムが書かれていないが、標高約800mからアルプス平がある標高約1,500mを駆け上がる。 自分のペースはほぼヤマレコの標準コース時間と同じなので、平均1時間半かかると思ってもらえばいいかもしれない。自分は1時間半かかった。 今回は一番乗りで夜中出発なのもあり、終始何かの動物の鳴き声がしたり(聞いた話では鹿)、夜の暗い中な上、ガスってる中で草むらが思いっきり揺れて何かが逃げて行ったので、完全にビビりまくって、明るくなるまで見通しが良いところで待機していた。 □アルプス平から小遠見山 小遠見山までならトレッキングコースにもなっているので危ない所は特にない。木道、階段など。 ここまではウォーミングアップ感覚。ここまでで疲れるようならこの先思いやられる。 強いて言うなら、目的が無ければ地蔵の頭に行くコースは登るのに体力の無駄だと思う。いちいち登らないで地蔵の沼を通る巻き道があるのでそっちがオススメ。 □小遠見山直下、五竜岳登山口から中遠見山〜大遠見山〜西遠見池〜西遠見山 ここからが辛いと噂の遠見尾根の本番になる。中遠見山近辺から西遠見山までアップダウンの繰り返しが続く。 途中、切り落ちた所があるので注意。所々で泥グチャな場所が多数ある。 西遠見池は運が良ければ逆さ五竜岳が見れる。 特に疲れ切った中での、復路の大遠見山から中遠見山間の登り返しがかなりきつく感じる。 □西遠見山から白岳〜五竜岳山荘 西遠見からのやせ尾根はすれ違い、滑落に注意。白岳まで急な階段、岩場と鎖場の連続であるが鎖は使わなくても登り降りできる。ここまで来ると、ここの登りが結構つらい。 □五竜岳山荘から五竜岳山頂 小屋から途中まで砂利道の普通の登山道。だいたい標高約2700m辺りから最後の難関の岩場のよじ登り系になる。所々鎖もある。 難易度は高くありませんが、下見ると切り立っている。 これでもかと〇や×が書いてあるので、印に従い山頂へ。 季節的なものもあり、途中の日陰な所で凍っている所が何ヶ所もあった。 |
その他周辺情報 | ・エスカルプラザ内竜神の湯 大人1人700円 バスタオルレンタル300円 ロゴ入りフェイスタオル200円 最終受付16:30で17:00閉店。17時に完全にお店が閉まるのでそれまでに出ないと怒られるかも。 エスカルプラザ内で色々なお土産も販売 ・道の駅白馬 エスカルプラザから約5分 |
写真
感想
先週の三連休は裏銀座周辺に行ってしまったので、今週こそは五竜岳にリベンジを果たす為に、再びここを選択。
天気的には土曜日には雨が止んで、朝方には晴れる予報だったのでここにして正解ではあった。もういつ雪が積もって登れなくなるかもしれないし。でも今年は未だに雪が降り積もらないみたいだが(去年はもう積もっていた)。
登り始めて、天気予報では快晴予報だったのにいつになったら晴れるのだろうと思っていたが、ヤマテンの予報通りに上部(標高2200m以上)では本当に晴れて、下部(標高2200m以下)は雲海にのまれていたようだ。
前回は体力と時間的に限界を迎えて山小屋まで来て徹底するという情けない結果になったので、今回はさらに早く夜中の1時から登り始めた。
登り始める為に行動を開始したはいいが、エスカルプラザの駐車場辺りからいきなり何か動物の鳴き声が聞こえてきて完全にビビってしまい出発が遅れ、登っている最中も聞こえてきてさらに、真っ暗な草むら&霧で視界が最悪な所に、ガサガサと音がして何かが逃げて行ったので完全に心が折れてしまい、周りが明るくなるまで見晴らしが良い所で待機することを選んでしまった。
後から登ってきた登山者やYouTubeで調べた感じに鹿の鳴き声だったみたいで、熊でなくて本当に良かったが出鼻を挫かれて、さらに明るくなった後も鳴き声が聞こえてきて、前回より進む時間が大幅に遅れることになってしまった。
まあ、結果的に山小屋に到着する時間が前回より30分早く着けたので良かったが、また今回も徹底が頭にチラついたのは言うまでもない。精神的にかなり疲れた。
今回は無事に山頂まで登れて、景色的に雲海とのセットが最高な見晴らしで山頂で長居してしまい、下山開始が13時を過ぎて少し焦ったがこれは仕方ないと諦めて、ゴンドラ運営会社に連絡をすることも視野にも入れた。遠見尾根で無理にペースを上げて怪我でもしたら意味がないからね。
計画的に下山用に体力をかなり残していたので、小遠見山を過ぎた時間が15時半を過ぎていたが、ここを元々ハイペースで降りて時間を短縮するつもりでいたので、それで無事に間に合う事が出来たので一安心であった。
なんとか今年の目標だった五竜岳日帰り登山を達成することが出来てとても良かったが、もう1つの目標の皇海山は時期的に無理かなと思うので来年チャレンジしてみたい。
とりあえずしばらくは五竜岳日帰りは勘弁だなと思った。
唯一の心残りは、今回はホシガラスや雷鳥に1回も会えなかったこと。
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